霧に棲む悪魔-第40話のあらすじ-戸籍の復活
入山法子が出演するフジテレビ系のミステリードラマ「霧に棲む悪魔」の第40話のあらすじとネタバレです。
第39話のあらすじは「霧に棲む悪魔-第39話のあらすじ」をご覧下さい。原作や主題歌については、「霧に棲む悪魔の原作や主題歌」をご覧ください。
白衣の女・安原霧子(入山法子)は「食う?」と言って、拾い上げたリンゴを北川弓月(姜暢雄)に差し出した。
北川弓月は「間違いない。君は圭以(けい)だ。龍村圭以に間違いない」と言って安原霧子に抱きついた。
リンゴは龍村ファーム時代の2人だけの思い出で、「食う?」は龍村圭以でなければ知り得ない台詞だった。
ある日、精神病院「デヴァルト・メンタルクリニック」に入院している患者・乃中花恵(松田沙紀)の元に手紙が届く。北川弓月(姜暢雄)からの手紙だった。
手紙には、「花恵さんのおかげで大切な人を見つけ出すことができた」と書いてあった。乃中花恵(松田沙紀)は手紙を握りしめ、自分が他人の役に立ったことを喜んだ。
北川弓月(姜暢雄)は、龍村圭以(入山法子)と自然の中で遊ぶことで龍村ファーム時代を思い出させようととたり、龍村圭以が幼少時代に遊んだトランプをして記憶を呼び戻そうとしたりして、日々を過ごした。
ある日、日浦晴香(京野ことみ)の携帯電話が鳴る。影山仁(大沢樹生)は電話で、「陽一氏がOKしました。龍村ファームを渡します。ただし、あの女と引き替えです。断れば略取誘拐で訴えます」と告げた。
日浦晴香(京野ことみ)は「圭以は死んでなんていない。貴方は圭以が死んだことにして、圭以の財産も未来も奪い取った。圭以は生きている。証拠は彼女自身よ」と答える。
影山仁(大沢樹生)は「貴方は騙されています。北川弓月に。彼の狙いは財産だ。彼に騙されてはいけません。彼女を返せば貴方は龍村ファームの女主人だ。その後で北川弓月とどうなろうと貴方次第だ」と告げて電話を切った。
翌日、日浦晴香(京野ことみ)は弁護士の木島誠吾(鶴田忍)に会って、「死んだ人間が生きていたとしたら、それを認めさせるにはどのようにすれば良いでしょうか」と尋ねる。
木島誠吾(鶴田忍)は「裁判所に届け出て、抹消した戸籍を復活する手続きを取ります。しかし、合理的な証拠が必要です。たとえば、DNA鑑定のように誰もが納得する証拠です」と告げた。
木島誠吾(鶴田忍)が理由を聞くと、日浦晴香(京野ことみ)は「今は申し上げられません。でも先生のお力をお借りする時が来るかもしれません」と答えた。
部下の弁護士が唐木田翔(石井智也)が部屋に入ってきて、木島誠吾(鶴田忍)に電話を知らせる。
木島誠吾が退室すると、唐木田翔(石井智也)は日浦晴香(京野ことみ)に、龍村ファームに抵当権を付けられた不手際を謝罪し、「僕に出来ることがあれば何でも言ってください」と頭を下げた。
ある日、日浦晴香(京野ことみ)は弁護士・唐木田翔(石井智也)と一緒に龍村ファームを訪れ、龍村玄洋(榎木孝明)の部屋へと向かった。
そのころ、東京にある隠れ家でトランプをしていた龍村圭以(入山法子)は、ジョーカーを見て「悪魔!」と怯えていた。
北川弓月(姜暢雄)が落ち着かせようとして龍村圭以(入山法子)を抱きしめると、龍村圭以は「ゴシュは死んだ。ゴシュは死んだ」とつぶやくのであった。「霧に棲む悪魔-第40話の感想」へ続く。