澤本羽雲(加部亜門)の夢
わっくんが登場するフジテレビ系のドラマ「グッドライフ」の第8話の視聴率と感想です。第8話の視聴率は9.0%でした。
グッドライフ第8話のあらすじは「グッドライフ-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。
第8話で澤本羽雲(わっくん=加部亜門)が退院して、学校へ登校するようになった。
登校するようになった澤本羽雲の髪型は、前髪が目にかかっていたので、髪の毛の長さは推定8cmはある。
髪の毛の伸びるスピードを1ヶ月で1cmと仮定すると、退院から登校まで8ヶ月は過ぎている事になる。
そうすると、膵臓癌(すいぞうがん)で余命半年の父親・澤本大地(反町隆史)は死んでいても不思議ではないが、父親はまだ生きているし、それなりに元気だった。
だから、グッドライフの第8話は時間の流れが分からなかった。澤本羽雲(加部亜門)の髪が長かったので、「髪を切るのがNGだったのかな」などと考えてしまい、第8話は感動するところまで感情移入ができなかった。
さて、澤本羽雲(加部亜門)が作文を読むシーンは良かった。それは「将来の夢」という作文で、澤本羽雲の将来の夢は、父親のような敏腕記者になることだった。
なかなか感動するシーンなのだが、澤本大地(反町隆史)は産和新聞社時代に、部下の児島を自殺未遂に追い込んでいるし、妻の澤本華織(井川遥)にも逃げられているので、すんなりとは感動できない。
入院中に記者(父親)のマネごとをしていた澤本羽雲(加部亜門)は、おもちゃの携帯電話で部下に指示を出すマネをして、「ネタを取ってくるまで帰るな」などと言っていた。
だから、澤本羽雲(加部亜門)が敏腕記者になったら、澤本大地(反町隆史)と同じように部下を自殺未遂に追い込んでしまう可能性が大きい。
そう考えると、澤本羽雲(加部亜門)は、敏腕記者ではなく、別の道を目指して欲しいと思った。
一方、小児科CLSの紺野七海(榮倉奈々)が澤本大地(反町隆史)の為に、病気を調べたり、円山湊人(伊原剛志)に頼んだりしていた。しかし、その動機が理解できなかった。
紺野七海は澤本大地のことが好きなのだろうか。好きでなければ、退院した子供の親の体を心配しないと思うが、そういう伏線が無かったと思う。
それに、母親・澤本華織(井川遥)と東京美術大学の教授・雪村慎平(鹿賀丈史)との関係も今ひとつ理解できない。2人が不倫でもしていた方が、もっと分かりやすかったと思う。
最終回までにきちんと澤本大地(反町隆史)が死ぬステージを整え、澤本大地は最終回で格好良く死んで欲しい。
ドラマ「グッドライフ」の原作や主題歌は、「グッドライフの原作や主題歌」をご覧ください。