吉崎文香(板谷由夏)が食い逃げ

小松美月が出演する日本テレビのドラマ「高校生レストラン」の第6話「レシピVS母親の味」の感想です。


第6話のあらすじは「高校生レストラン-第6話のあらすじ」をご覧下さい。
ドラマ「高校生レストラン」の第6話は面白かった。第6話だけを観ると面白いのだが、第6話までを通じて観ると、やはりつまらない。
さて、第6話の料理は、味噌汁だった。村木新吾(松岡昌宏)が、米本真衣(川島海荷)が作った味噌汁を注意したため、米本真衣は部活動へ来なくなってしまった。
米本真衣(川島海荷)が母親の味噌汁を作った経緯は分からない。レシピが無く自由に味噌汁を作っていたのか、レシピが与えられていたのかで、解釈は大きく変わる。
第6話を見た感じでは、米本真衣(川島海荷)がレシピを無視して、勝手に母親の味を作ったように思えた。だから、第1話で発生したサバ節混入事件と同じように、味噌汁を作った米本真衣が悪いと思った。
また、米本真衣が作った味噌汁に母親だけのオリジナル要素がみえなかった。米本真衣は相河町で作る味噌を使っていたが、相河町では相河町の味噌を使った味噌汁は一般的ではないのかという疑問が生じた。
だから、米本真衣(川島海荷)の母親の味噌汁は、相河町の特産物を使っているが、一般的には味噌汁には入れない物の方が良かったと思った。
たとえば、母親が味噌汁の隠し味にリンゴや梨を加えていたのならば、米本真衣の母親の味噌汁にオリジナリティーを感じたと思う。
最後に村木新吾(松岡昌宏)は、米本真衣(川島海荷)が作った味噌汁をベースに新しい味噌汁を作るのだが、それなら鯖節混入事件の犯人・中村幸一(野村周平)の鯖節も足してやるべきだと思った。
一方、村木新吾(松岡昌宏)は、厨房係の1部と配膳係(ホール係)の1部とを入れ替える配置換えを実地した。
この配置換えで坂本陽介(神木隆之介)は配膳係へと移動になったのだが、坂本陽介が反発せずに大人しく従っていることに違和を覚えた。
坂本陽介(神木隆之介)は第5話で、祖母が経営する実家の定食屋の経営が悪化しているため、「おばあちゃんの店が潰れてしまう。時間が無い」と言って遠足へは行かずに、村木新吾(松岡昌宏)を手伝った。
このような背景を考えると、坂本陽介(神木隆之介)は調理係に固執するのではないかと考えたが、坂本陽介は大人しく配膳係になった。
坂本陽介(神木隆之介)が村木シンパなのは、あくまでも料理人として自分を成長させてくれると考えているからだと思う。
第6話では、厨房係が配膳係になった場合は客に調理の説明ができるというメリットを説明していたが、配膳係が厨房係になった時のメリットは描かれていない。
だから、今後、配膳係で得た知識が厨房で役立つシーンがあるはずだ。
坂本陽介(神木隆之介)が配膳係で得た知識を厨房で活かすのか、配膳係から厨房係になった長江彩那(村上友梨)が厨房で活躍するのかは、分からない。
さて、吉崎文香(板谷由夏)がラーメン屋で食い逃げ未遂を犯した。吉崎文香はお金を払わずにラーメン店を出たのだが、直ぐに戻って、お金を払ったので、食い逃げ事件には発展しなかった。
おそらく、吉崎文香(板谷由夏)の食い逃げは笑うところなのだろうが、街の全ての飲食店は高校生レストランを敵だと考えている、と思ったていたので、吉崎文香がラーメン店に居たこと自体に驚いてしまい、全然、面白いとは思えなかった。
吉崎文香(板谷由夏)は、魚と授業には「お」を付けて「お魚」や「お授業」と呼ぶのだが、レストランには「お」を付けないので、未だに高校生レストランを軽視しているようである。
さて、第6話のオープニングで村木新吾(松岡昌宏)が授業を行っていると、男子生徒が突然、「よっしゃー」と奇声を上げた。
最近の小学生は授業中にじっと座っていられず、歩き回ったり、奇声を上げたりするらしい。奇声を上げた生徒を観て、相河高校の教師も大変なのだろうと思った。
さて、前回の第5話で相河高校調理クラブの一部の部員が修学旅行を切り上げて、高校レストランに戻った不祥事にたいする処分は、第69話では下らなかった。この伏線は次回への持ち越しである。
ドラマ「高校生レストラン」の第6話は味噌汁の話しだっただけに、糞味噌な感想を書こうと思ったのだが、あっさりとした感想にした。味噌汁というのは、薄味の方が主役が引き立つらしい。
ドラマ「高校生レストラン」の原作と主題歌は、「高校生レストランの原作と主題歌」をご覧ください。

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