逃亡弁護士・第10話のあらすじとネタバレ
上地雄輔の主演ドラマ「逃亡弁護士」第10話「真相・陰謀暴く…真相へ」のあらすじとネタバレです。成田誠がついに柏田事件(カシワダケース)にたどり着き、事件の核心へと迫ります。
警察へ出頭しようとした小早川美由紀(村川絵梨)が何者かに連れ去られた。二ノ宮絵美(石原さとみ)から知らせを受けた成田誠(上地雄輔)は「探しに行こう」と言って走り出す。成田誠は謎の人物・黒川(鈴木亮平)に常に監視されていた。
小早川美由紀が拉致された現場では警察が聞き込みをしていた。二ノ宮絵美は三枝亮子(さえぐさりょうこ=矢田亜希子)に電話をかけ、小早川美由紀が拉致されたので探してほしいと頼む。
警察に見つかり、成田誠は二ノ宮絵美を連れて逃走する。二ノ宮絵美が転倒して絶体絶命の状態に陥るが、工事現場の従業員・大沢敏雄(田中哲司)にかくまってもらい、警察の追っ手をやり過ごす。
大沢敏雄は前科があった。大沢敏雄は強姦事件の冤罪で6年間も服役しており、現在は仮出所中だった。
二ノ宮絵美が三枝亮子に電話して捜査状況を聞くと、父親の遺品のかから「柏田事件(カシワダケース)」についての資料を探して欲しいと交換条件を出された。三枝亮子は、真舟検事に気づかれないようにカシワダケースについて調べていた。
柏田事件(かしわだじけん)とは、法務大臣の柏田英輔(藤木孝)を巡る闇献金疑惑が浮上した事件で、法曹界では「カシワダケース」と呼ばれている。柏田英輔は不起訴になった。柏田英輔は大臣を辞任し、カシワダケースは闇に葬り去られた。
成田誠は大沢敏雄の自宅を訪れて、冤罪事件の再審請求を行うように進めたが、大沢敏雄は「出所を待つ人間も居ないのに再審請求をしても意味が無い。もう過去のことだ」と言って拒否した。
10年前、大沢敏雄がクリーニングの集配の仕事をしていた時のこと。決まったルートを巡回していると、アパートから男が飛び出してきた。泥棒かと思って車を降りてアパートを見に行くと、女がドアを閉めるのが見えた。大沢敏雄は夫婦喧嘩と思って立ち去った。
その後、それは強姦事件だったことを知り、怪しい人物を見たと通報した。しかし、警察に疑われ、取調べから3日後に逮捕された。金が無かったから国選弁護士になったが、国選弁護士はまともに話を聞いてくれなかった。検察は昔、大沢敏雄が起こした傷害事件まで持ち出し、大沢敏雄を有罪にしたのだった。
成田誠は二ノ宮絵美と2人で強姦事件の目撃者を訪ね歩いて情報を集めていると、ある目撃者が「いつもの人と違うね」と言った。成田誠は自分たちの他にも、大沢敏雄の冤罪を信じている者がいることを知る。
成田誠は大沢敏雄をある場所へ連れて行く。元妻の美恵子(遊井亮子)が大沢敏雄の無実を信じて街頭でビラを配り、強姦事件の目撃者を探していた。大沢敏雄は大事に持ち歩いていた結婚指輪をはめて元妻の前に出た。元妻の美恵子も結婚指輪をはめていた。
「逃亡弁護士が柏田事件(カシワダケース)の真相に迫るネタバレ」へつづく。