安原浅子が蓮見依子に宣戦布告
蓮見依子が登場するフジテレビ系の昼ドラマ「霧に棲む悪魔」の第47話の感想です。第47話のあらすじは「霧に棲む悪魔-第47話のあらすじ」をご覧下さい。
第47話で、娘・安原霧子と会うために教えられたアパートへ向かった安原浅子(岡まゆみ)が、龍村圭以(入山法子)と会った。
少し分かり難かったが、安原浅子(岡まゆみ)は龍村圭以が娘ではないと気づいたようである。
タクシーに乗った安原浅子(岡まゆみ)が電話で蓮見依子(中田喜子)に、「よくも騙したわね。何を企んでいるのかはしらないけど、娘の居場所はきっと突き止める」と言っていたシーンがその証拠である。
久しく会っていなかったにも関わらず、安原霧子と龍村圭以との違いを1目で見抜くことは、実の母親でなければ難しいだろう。そうすると、安原浅子(岡まゆみ)は安原霧子を産んだ可能性が大きい。
安原浅子(岡まゆみ)が龍村圭以(入山法子)も産んだのであれば、さすがに、龍村圭以だと気付くだろうから、安原浅子が龍村圭以を産んだ可能性は小さい。
一方、16年前の火災で死んだ龍村稀世は、妊娠中は東京で過ごし、東京で出産していたことが明らかとなった。龍村稀世が流産していなければ、最低1人以上を出産したことになる。
こう考えると、現時点では、安原霧子と龍村圭以の2人は双子(一卵性双生児)ではなく、異母姉妹である可能性が大きいように思える。
それと、ドラマ「霧に棲む悪魔」には、他にも兄弟・姉妹が存在すると思う。
死んだ龍村稀世と安原浅子(岡まゆみ)の2人は双子か姉妹の可能性があり、御田園陽一(戸次重幸)と日浦晴香(京野ことみ)の2人も兄弟の可能性がある。
日浦晴香(京野ことみ)の父親は売れない作曲家だし、本物の御田園陽一はチェロ奏者だった。死んだ龍村稀世はハープ奏者だったので、みんなは音楽を通じて、接点があったのではないか。
龍村玄洋(榎木孝明)が誰かの父親という可能性も残っているのだが、龍村玄洋が引き籠もりになった時期が不明なので、現時点では何とも言えない。
さて、龍村ファームの使用人・荻野克次(逢坂じゅん)が何か謎を知っているのだろうが、「荻野克次は怪しげな表情をする割に隠している秘密がたいしたことがない」という前科があるので、過度の期待は禁物である。
おそらく、荻野克次(逢坂じゅん)が知っている秘密は、「龍村ファームの設立に関する秘密」だろう。
先々代の龍村家当主が龍村ファームを設立した理由とは何か。莫大な維持費のかかる龍村ファームが存続させなければならない理由とは何か。
最終的には龍村ファームの地下に何が埋まっているのかということになると思う。この辺りを荻野克次(逢坂じゅん)がキッチリと告白してくれることに期待したい。
一方、宮下貴金属の社長・龍村貴金属が、サラマンダープロジェクトの件で、御田園陽一(戸次重幸)に宣戦布告した。
サラマンダープロジェクトなど計画書を見るまでもなく、失敗するであろう計画なのだが、龍村グループの役員は計画に賛成しているようだ。御田園陽一はプレゼンテーションの才能があるのかもしれない。
さて、ドラマ「霧に棲む悪魔」は第47話になっても、御田園陽一(戸次重幸)がまだ生きているのだが、ちゃんと伏線を回収して黒幕まで話しをつなげられるのだろうか。御田園陽一が死んで終わりにならないことを願いたい。「霧に棲む悪魔の第48話のあらすじ」へ続く。
ドラマ「霧に棲む悪魔」の原作や主題歌については、「霧に棲む悪魔の原作や主題歌」をご覧ください。