「天使の代理人」第3話のあらすじとネタバレ

ドラマ「天使の代理人」第3話のあらすじとネタバレです。原作は山田宗樹の小説「天使の代理人」で、主題歌はLoveの曲「あなたの言葉」です。

同姓同名と間違って中絶された佐藤有希恵(さとうゆきえ=星野真里)は、「死んだ子供に名前を付けよう」と、夫の佐藤信吾(窪塚俊介)に提案する。しかし、佐藤信吾は「過去にこだわっていたら前に進めない」と言って拒否した。

佐藤有希恵は「忘れるしかない」と言う夫に納得がいかず、ヒステリーを起こす。佐藤信吾は耐えきれず外出する。居酒屋で偶然会った若者に「男にとって子供はリアルじゃない」と本音を漏らす。

ある日、佐藤有希恵は、中絶の原因となった同じ名前の佐藤雪絵(さとうゆきえ=加賀美早紀)の後を付け、歩道橋の上で背後から佐藤雪絵を突き落とす。が、突き落としたのは妄想だった。佐藤雪絵は佐藤有希恵に気付き、一緒に自宅へ向かう。

(注釈:佐藤雪絵は佐藤有希恵を天使の管理人だと思い込んでいる)

佐藤雪絵は以前の言動を謝罪し、「もう迷わない。本気で赤ちゃんのお母さんになると決めた」と言い、貰ってきた母子手帳を見せる。そして、「病院で噂を聞いたんだけど、検診に来た出産希望の妊婦さんに間違えて中絶手術をしちゃったんだって」と話す。佐藤有希恵は母子手帳を盗んで帰宅する。

佐藤雪絵から携帯電話に電話がかかってくるが、佐藤有希恵は出ない。佐藤有希恵は持ち帰った母子手帳を破り捨てる。

夕食後、佐藤信吾は妻をベッドに押し倒す。佐藤有希恵は肢体をまさぐられると、中絶されるシーンを思い出し、部屋を飛び出してしまった。

翌日、佐藤信吾は「携帯電話がなってるぞ。相手に悪いから出ろよ」と携帯電話を佐藤有希恵へ渡す。

佐藤有希恵が電話に出ると佐藤雪絵が「出血した。代理人さん助けて」と助けを求めた。「母親になるんでしょ。自分で救急車を呼びなさい」と電話を切ったものの、不安になり佐藤有希恵はタクシーで駆けつける。

しかし、出血は嘘だった。佐藤雪絵が母子手帳を無くしたことなどに弱音を吐くと、佐藤有希恵は台所にあった包丁で佐藤雪絵の腹を刺す。が、それは妄想だった。佐藤有希恵は逃げるように部屋を出て、「私にはできない」とつぶやく。

佐藤有希恵が帰宅すると、夫の前で携帯電話に出ない妻に不信感を募らせた佐藤信吾が、「男だろ」と追求する。「嫁さんを抱くことも出来なくて、何を信じろと言うんだ。俺を拒んでるんだろ」と言うと、佐藤有希恵は「男の人には理解できない」と答えた。

翌日、佐藤有希恵が出かけると、佐藤信吾は後をつけるのだった。第4話へつづく。

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