弁護士バッジを再発行した疑惑

影山仁の弁護士バッジが登場するフジテレビ系のミステリー昼ドラマ「霧に棲む悪魔」の第55話の感想です。第55話のあらすじは「霧に棲む悪魔-第55話のあらすじ」をご覧下さい。

ついに、悪徳弁護士の影山仁（大沢樹生）と、元引き籠もりの怪人・龍村玄洋（榎木孝明）の2人が、日浦晴香（京野ことみ）の奪い合いを始めるようだ。
日浦晴香（京野ことみ）が影山仁（大沢樹生）に身を捧げた場合、安原霧子と龍村圭以とが入れ替わったトリックの証拠が手に入り、龍村圭以が本物であることを証明できる。
日浦晴香（京野ことみ）が龍村玄洋（榎木孝明）の手籠めになれば、DNA鑑定などの方法で、龍村圭以が本物であることを証明できる。しかも、タンポポ茶と龍村家の血を引いた子供も付いてくる。
どちら選んでも龍村圭以が本物であることは証明できるだろうが、影山仁（大沢樹生）の方が優しくしてくれそうなので、日浦晴香（京野ことみ）は影山仁を選んだ方が幸せになれると思う。
龍村玄洋（榎木孝明）は龍村家の血を引いた子供を作りたいだけなら、使用人の荻野美知子（広岡由里子）で良いのではないか。
若い方が良いのなら、元家政婦の平木麻里（田島ゆみか）も居るし、精神秒患者の乃中花恵（松田沙紀）も居る。好きな子を選べば良い。
影山仁（大沢樹生）は日浦晴香（京野ことみ）と結ばれて欲しいが、龍村玄洋（榎木孝明）にも簡単に諦めて欲しくない。からだ、ここは2人で、日浦晴香を奪い合って刺し違えて欲しい。
2人が決闘すれば、龍村玄洋（榎木孝明）の部屋にある秘剣「オーストリア・ハプスブルクのサーベル」が、ついに火を噴くことになる。楽しみである。
一方、龍村圭以（入山法子）は日浦晴香（京野ことみ）の気持ちもしらず、龍村家とは関わりなのない人間として生きようとしている。
以前の龍村圭以（入山法子）は、「お父様との約束が果たせないのが、心残り」と言っていたのだが、最近はお父様との約束を気にもとめていない。
お父様との約束とは、「龍村ファームは龍村家の血を継ぐ人間が引継ぎ、人の手に渡してはいけない。人手に渡れば龍が目を覚ます」という約束である。
この約束を守ろうとしないということは、龍村圭以（入山法子）は龍村の血を受け継いでいない可能性が大きい。
さて、影山仁（大沢樹生）の弁護士バッチが写った。影山仁の弁護士バッチはピカピカで綺麗だった。
弁護士暦がそれなりに経つと、弁護士バッジの金メッキが剥がれれて、下地の銀が見えてくるのが普通だ。
たから、弁護士バッチの綺麗さで、ある程度の弁護士暦を判断することができる。弁護士バッジの綺麗さからすると、影山仁（大沢樹生）は意外と弁護士になったばかりなのかもしれない。
ちなみに、弁護士バッチは再発行できるが、再発行すると弁護士バッチの裏には「再」という再発行を示す文字が入る。再々発行であれば「再2」という文字が入る。
影山仁（大沢樹生）が弁護士暦が長いのであれば、弁護士バッチの裏に「再」という文字が入るのに違いない。
さて、蓮見依子（中田喜子）が我が物顔で龍村ファームをオーベルジュに改装し始めたわけだが、龍村ファームは日浦晴香（京野ことみ）が相続したものである。
蓮見依子（中田喜子）は10億円の抵当権を設定していただけなのだが、その当たりのやりとりは、無かったかのように話しが進んでいる。いや、本当はそんなやりとりは無かったのかもしれない。「霧に棲む悪魔-第56話のあらすじ」へ続く。
ドラマ「霧に棲む悪魔」の原作や主題歌については、「霧に棲む悪魔の原作や主題歌」をご覧ください。

• 2011/06/24