ドラマ「生まれる。」の最終回のあらすじとネタバレ
田中美佐子が出演するTBSの高齢出産ドラマ「生まれる。」の最終回(第10話)のあらすじとネタバレです。
ドラマ「生まれる。」の主題歌や原作については、「生まれる。の主題歌や原作」をご覧ください。
1歳で妊娠した母親・林田愛子(田中美佐子)が産気づき、産婦人科病院「近藤マタニティ・クリニック」へ入院した。36週と2日の切迫早産だった。
普通なら出産しても問題は無いが、今、出産しては臍帯血(さいたいけつ)を取ることが出来ない。胎児を成長させるため、林田愛子(田中美佐子)は、入院して1週間ほど安静にすることになった。
一方、白血病で入院している次男・林田浩二(ジャニーズJr.中島健人)は、左側が見えなくなっていた。頭痛や左側の視界が悪くなることは、白血病生髄膜炎の症状だった。医師は直ぐに検査を開始する。
ある日、林田愛子(田中美佐子)は長男の林田太一(関ジャニ∞大倉忠義)に、「名前を付けてくれないかな。お父さんも生きてれば、そう言うと思う」と言い、名付け親になるように頼んだ。
やがて、林田愛子(田中美佐子)の胎児は2500グラムを超えてきた。近藤卓巳(大杉漣)も「これで、いつ生まれてきても大丈夫だ」と太鼓判を押す。
すると、林田愛子(田中美佐子)に陣痛が訪れて破水する。林田愛子は格闘の結果、赤ちゃんは無事に生まれた。赤ちゃんは男の子だった。臍帯血も無事に取れた。
翌日、長男の林田太一(関ジャニ∞大倉忠義)は病院を訪れる。林田愛子(田中美佐子)は「名前を考えてくれた?」と尋ねると、林田太一は1枚の紙を取り出した。紙には「結人」とかいてあった。
林田太一は「結ぶ人と書いて、結人(ゆいと)。こいつは母さんと俺達を結んでくれた。だからこいつは、将来、たくさんの人と結ばれて、たくさんの仲間が出来る」と説明した。
林田愛子(田中美佐子)は赤ちゃんに、「結人、結んでくれてありがとうね」と微笑むと、林田愛美(堀北真希)や次女の林田美子(竹富聖花)も結人に向かって、名前を呼んだ。
一方、生まれた結人の臍帯血のHLAが次男・林田浩二(ジャニーズJr.中島健人)のHLAと一致し、林田浩二の骨髄移植が行われた。後は、細胞が定着するのを待つだけだった。
他方、長女・林田愛美(堀北真希)が上司・国木美和(戸田恵子)に本の原稿を提出すると、本が出たら国木美和は会社を辞めると告げ、会社を辞めたら海外を旅することを明かした。
ある日、内田留美(西村知美)は夫と共に、産婦人科病院「近藤マタニティ・クリニック」を訪れた。
医師の近藤卓巳(大杉漣)は内田留美(西村知美)に赤ちゃんを手渡し、「この子はあなた方が授かった赤ちゃんですよ」と声をかけると、内田留美は「ありがとうございました」と頭を下げた。
ある日の林田家では、林田浩二(ジャニーズJr.中島健人)の退院祝いが開かれた。パーティーは退院祝いと同時に、林田愛子(田中美佐子)の出産祝いでもあった。
林田太一(大倉忠義)は林田愛子(田中美佐子)にベビーカーをプレゼントし、子供達1人1人が、林田愛子に感謝を述べていった。
ある日の本屋では、店頭に林田愛美(堀北真希)が手がけた「生まれる」が並んでいた。
本屋で本「生まれる」の売れ行きを心配していた林田愛美は、本「生まれる」を購入した客に声をかけて礼を述べると、その客は水川真帆(酒井若菜)だった。水川真帆はベビーカーに赤ちゃんを乗せていた。
一方、長男の林田太一(関ジャニ∞大倉忠義)は留置所を訪れ、生みの親・中野瑛太(斎藤歩)と面会していた。中野瑛太は自首していた。
他方、次男の林田浩二(ジャニーズJr.中島健人)は映画監督を目指すことを決意していた。カメラを手にした林田浩二は、ダウン症の西嶋萌生(高井萌生)に「演技できるか?いつかお前を主人公にした映画を取りたい」と話した。
残る、次女の林田美子(竹富聖花)はパン屋「PANNTEN」を手伝っていた。林田美子は林田太一(大倉忠義)に「無駄話しないで、早く、ごま油クロワッサンを焼いて」と注意した。
ある日、林田家は揃ってお宮参りに訪れていた。長男の林田太一(大倉忠義)は、「家族みんなでお宮参りするの」と言って、死んだ父親・林田新平(三宅裕司)の遺影を抱えていたのであった。「生まれる。-最終回の感想」へ続く。