JIN-仁-2(完結編)-最終回のネタバレ-ホスミシン
ホスミシンが登場するTBSのドラマ「JIN-仁-2(完結編)」の最終回(第11話)「完結~時空の果て…」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「JIN-仁-2(完結編)の最終回のあらすじ」からの続きです。
南方仁(大沢たかお)が橘咲を診断すると、橘咲は緑膿菌(りょくのうきん)に感染していることがわかった。
緑膿菌にはペニシリンが効かない。江戸時代に緑膿菌を治療する薬はないが、自然治癒する可能性がある感染症だった。しかし、橘咲(綾瀬はるか)は療養を続けても、症状は好転しなかった。
ふと、南方仁(大沢たかお)は、江戸時代にタイムスリップする直前に瓶に入った薬をポケットに入れたことを思い出す。ポケットに入れた薬は緑膿菌を治療するホスミシンだったかもしれない。
南方仁(大沢たかお)はみんなに、橘咲(綾瀬はるか)を治す薬「ホスミシン」を持っていたかもしれないことを伝えた。みんなは瓶を探すために町中をかけずり廻る。
その日の夜、江戸時代にタイムスリップしてきた野原で、ホスミシンを探していた南方仁(大沢たかお)は、ふと、現代のことを思い出した。包帯の男は錦糸公園から病院へ運ばれてきた。入り口と出口とは違うのではないか…。
南方仁(大沢たかお)は直ぐ、錦糸公園にあたる錦糸堀へ向かう。南方仁は林の中を進んで崖にたどり着くと、坂本龍馬(内野聖陽)の声に促されて、崖から身を投げた。
ある日、南方仁(大沢たかお)が目を覚ますと、現代の病院のベッドだった。既に手術は終わり、南方仁の顔には包帯が巻かれていた。
南方仁はベッドを抜け出すと、医局へ行き、橘咲(綾瀬はるか)を治す為の薬「ホスミシン」が入った瓶をポケットに詰め込んだ。
そして、あのときと同じにするため、ホルマリン漬けになった胎児様奇形腫を抱えて、病院の外階段へ向かう。
南方仁(包帯の男)が階段を上っていると、医師・南方仁(大沢たかお)が「戻りましょう」と言って呼び止める。南方仁(包帯の男)が手を振り払うと、あの時と同じように、医師・南方仁は階段から転落して、消えてしまった。
南方仁(包帯の男)は「咲さん、すみません」と言って、その場で気を失った。
ある日の朝、南方仁が病院のベッドで目を覚ますと、もう顔に巻いた包帯も取れていた。南方仁は同僚の医師・杉田に状況を尋ねた。
医師・杉田によると、錦糸町で倒れていた南方仁は、着物ではなく普通の服だった。南方仁の手術をしたのは、同僚の医師・杉田で、取り出した腫瘍は胎児様奇形腫ではなく、普通の腫瘍だった。
南方仁(大沢たかお)は友永未来(中谷美紀)が入院しているはずの病室を訪れるが、ベッドに友永未来の姿は無かった。歴史が修正されたのか…。
南方仁(大沢たかお)は同僚の医師・野口に、小説を書くアイデアとして、江戸時代にタイムスリップした医師の話をして意見を求めた。
医師・野口は、似たような世界が平行して存在しており、世界A現代の南方仁は世界Bの江戸時代にタイムスリップし、世界B現代の南方仁は世界Cの江戸時代へタイムスリップしたとすれば、説明できると答えた。
また、脳内の胎児様奇形腫については、双子の胎児が一方の胎児に取り込まれるバニシングツインで説明できるとした。
さらに、坂本龍馬の声については、心臓移植などで性格が変わる事例を例に挙げ、細胞を浴びた時に、何らかの原因で脳内の胎児と一体化したことにすれば、説明は出来るとした。
南方仁(大沢たかお)は、坂本龍馬(内野聖陽)が長州藩士・東修介(佐藤隆太)に切られたさい、鮮血を浴びており、医師・野口の説明に納得した。
ある日、南方仁(大沢たかお)は橘咲(綾瀬はるか)がどうなったのかを調べることを決意して、図書館へ向かう。
ペニシリンについて調べると、ペニシリンはイギリスの細菌学者フレミングが1928年に発見したが、日本では既に土着的に生産されていた、と本に書かれていた。
そして、日本でペニシリンを生産していたのは、日本古来の医学「本道」と西洋医学を折衷した医療結社「仁友堂」と記されていた。
本には、仁友堂のメンバーとして、佐分利祐輔(桐谷健太)や山田純庵(田口浩正)らの名前は残っていたが、南方仁(大沢たかお)と橘咲(綾瀬はるか)の名前は無かった。
橘咲(綾瀬はるか)はどうなったのか…。南方仁(大沢たかお)は橘家があった場所へ向かうと、そこには、橘醫院(橘医院)があった。「JIN-仁-2(完結編)の結末のネタバレ」へ続く。
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