胎児様腫瘍

胎児様腫瘍が登場するTBSドラマ「JIN-仁-2(完結編)」の最終回(第11話)「タイムスリップの結末」のネタバレと感想の中編です。


このページは「JIN-仁-2(完結編)の最終回のネタバレ感想」からの続きです。
他方、南方仁(包帯の男)の頭の中にあった胎児様腫瘍は、良性腫瘍になっていた。この胎児様腫瘍については謎が2つ残る。
1つ目は、南方仁(包帯の男)から胎児様腫瘍が消えたので、病院にあったホルマリン漬けの胎児様腫瘍は誰から摘出したのかという疑問である。
2つ目は、南方仁(包帯の男)がホルマリン漬けの胎児様腫瘍を持ち出す理由である。
JIN2の最終回では、階段の場面を再現するために胎児様腫瘍を持ち出したが、胎児様腫瘍を江戸時代へ持って行っても役に立たないだろうし、消えた胎児様腫瘍はどこへタイムスリップしたのかという疑問が残る。
さて、南方仁(包帯の男)から胎児様腫瘍が消えた原因は、双子の胎児が一方の胎児に取り込まれるバニシングツインと同様に、他の細胞が胎児様腫瘍を取り込んだからだった。
南方仁(大沢たかお)の頭の中で坂本龍馬(内野聖陽)の声が聞こえていた現象は、坂本龍馬の血を浴びたことが原因だった。
坂本龍馬の細胞が何らかの原因で胎児様腫瘍と結びつき、頭の中に坂本龍馬が存在していたという理屈である。
実際に、移植手術を受けた人間が、移植手術後に性格が変わったり、食べ物の好みが変わったりする事例がある。坂本龍馬の声は、この事例を援用したものだった。
以前に心臓移植で性格が変わった人の事例を調べたことがある。そのとき、「脳だけが記憶すると考えられるが、心臓(細胞そのもに)にも記憶領域があるのではないか」という仮説を見つけた。もちろん、仮説の域を出ないが、この仮説を援用すれば、坂本龍馬(内野聖陽)の声も説明できる。
さて、江戸時代にできた医療結社「仁友堂」は、特定の病院に発展したわけではなく、東洋医学と西洋医学と融合した診療科「東洋内科」の基盤となっていた。
坂本龍馬(内野聖陽)が船中九策で発表した保険制度は、現代の保険制度の基盤となり、日本人の医療負担は低く、老人は無料で医療を受けられるようになっていた。そして、保険制度に確立に尽力したのは、橘恭太郎(小出恵介)だった。
現代の友永未来(中谷美紀)は、「橘未来」という名前になっていた。
野風(中谷美紀)が仁友堂で出産した赤ちゃん「安寿(あんじゅ)」は、野風の死後、橘咲(綾瀬はるか)が引き取ったため、友永未来から橘未来という名前に変わっていた。
橘未来(中谷美紀)は医者を目指していたが、医学史の道へ進み、予備校の講師を生業としていた。
前シリーズJINの最終回で、南方仁(大沢たかお)が見た予備校のシーンは、橘未来が医学史へ進んだためだったようである。
さて、10円玉の伏線の解釈は難しい。10円玉は橘咲(綾瀬はるか)が未来に戻って記憶から消えた南方仁(大沢たかお)のことを思い出すほかにも、南方仁以外の人間も江戸を訪れていることを意味している。
JINの世界がパラレルワールドであることを考えると、別の世界の南方仁(大沢たかお)が江戸を訪れて、何度もループしているのではないかと思う。「JIN2-仁2(完結編)の最終回のネタバレ感想-後編」へ続く。

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