龍村玄洋が影山仁を刺す
龍村玄洋が登場するフジテレビ系のミステリードラマ「霧に棲む悪魔」の第57話の感想です。第57話のあらすじは「霧に棲む悪魔-第57話のあらすじ」をご覧下さい。
龍村玄洋(榎木孝明)は卑怯だ。いきなり影山仁(大沢樹生)に斬りかかるとは、武士の風上にも置けない奴である。
それに、説明しないと、あの剣が「オーストリア・ハプスブルクのサーベル」だと分からない
龍村玄洋(榎木孝明)は男らしく、影山仁(大沢樹生)にも剣を渡し、名乗りを上げてから、正々堂々と対決するべきでだ。
龍村玄洋「やーやー我こそは、龍村家の4代目当主・龍村玄洋なり。19世紀オーストリア・ハプスブルク家から伝わるサーベルがお前の血肉をすすりたいとウズウズしておる。さあ、剣を取れ」
影山仁「鞘を捨てたな…。玄洋やぶれたり」
さて、龍村玄洋(榎木孝明)も影山仁(大沢樹生)も大量に出血したので、2人の血が手に入ることができる。
今さらDNA鑑定の話しに戻してもストリーが中途半端になるが、弁護士の木島誠吾(鶴田忍)は龍村圭以(入山法子)を龍村ファームに戻そうとしているので、まだDNA鑑定をする可能性はある。
やはり、こういうトラブルを避けるために、死んだ人はAIをしておくべきかもしれない。
AIとは、オートプシー・イメージングの略で、死亡時画像診断のことである。つまり、死んだら死体をMRIやCTスキャンなどで撮影しておくことである。
死亡時に死体をMRIなどで撮影しておけば、龍村圭以(入山法子)のように死体を火葬した後でも、死亡時のデータが引き出せる。
このAIをテーマとした医療ミステリードラマが、2011年7月12日火曜日の夜10時から始まるフジテレビ系ドラマ「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」である。
チーム・バチスタ2は、収賄事件の話しだったのでイマイチだったが、「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」は新型MRIで発生する殺人事件の話しなので面白い。
チーム・バチスタ3の主人公・田口公平(伊藤淳史)は心療内科の医師なので、安原霧子・龍村圭以・乃中花恵(松田沙紀)も一度診察してもらえばよいと思う。
チーム・バチスタ3は原作もしっかりと伏線を回収しているので、読み応えがある。2011年夏ドラマのミステリー部門では、チーム・バチスタ3が1番期待できる。「霧に棲む悪魔-第58話のあらすじ」へ続く。
ドラマ「チームバチスタ3」の原作や主題歌は、「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸の原作と主題歌」をご覧下さい。