私たちはどうかしている-原作の最終回と結末と犯人のネタバレ
日本テレビのドラマ「私たちはどうかしている」の原作の最終回と結末と犯人のネタバレです。
■私たちはどうかしている-最終回と結末ネタバレ
花岡七桜の母・大倉百合子は、和菓子職人をしており、15年前に和菓子屋「光月庵」で、住み込みで働き始めた。
しかし、「光月庵」の当主・高月樹が殺害されるという事件が発生し、高月椿(5歳)の目撃証言により、母・大倉百合子は容疑者として逮捕され、裁判中に倒れて死んでしまった。
15年後、花岡七桜は和菓子職人として働いていたが、勤め先に「母親は人殺し」というメールが送りつけられるため、店を転々をしていた。
そのようななか、謎の男・多喜川薫が現われ、花岡七桜は母・大倉百合子の手紙を受け取るのだった。
母・大倉百合子は手紙で無実を訴えており、花岡七桜は母親の死の真相を突き止めるため、「光月庵」に入り込もうと思うのだった。
そのようななか、花岡七桜は「光月庵」の跡取り息子・高月椿から結婚を打診されたため、高月椿との結婚を選び、「光月庵」に入り込むことに成功した。
しかし、「光月庵」の女将は、花岡七桜を排除するため、様々な嫌がらせを仕掛けるのだった。
花岡七桜は紆余曲折を経て、高月椿の子供を妊娠してしまうが、高月椿には明かせずに苦悩する。
そのようななか、花岡七桜は、死んだ母・大倉百合子が残したNDA鑑定の報告書を発見する。
このDNA鑑定書により、花岡七桜の父親は、事件で死んだ「光月庵」の当主・高月樹だと判明した。
さらに、高月椿は、当主・高月樹の実子ではなく、女将と不倫相手の間に生まれた子供だと判明した。
「光月庵」には、血縁者が店を継ぐという鉄の掟があるため、このDNA鑑定書があれば、花岡七桜は正当な後継者と認められ、「光月庵」を手に入れる事が出来る。
しかし、「光月庵」が火事になったときに、花岡七桜は流産してしまい、高月椿の前から忽然と消えたのだった。
火事から3年後、花岡七桜は東京で菓子食品として働いていたのだが、多喜川薫の支援を受けて金沢に舞い戻り、和菓子屋「花がすみ」を出展し、高月椿と再会する。
一方、高月椿は目を痛めており、手術しなければ失明する可能性があったが、「光月庵」の威信をかけた園遊会のために、手術を引き延ばしていた。
花岡七桜は高月椿と一緒に和菓子を作ることになり、早く手術しなければ、高月椿が失明する事を知ると、高月椿に早く手術を受けさせるため、一刻も早く「光月庵」を自分のものにしようと思うのだった。
他方、女将は、長谷川栞が高月椿の子供を妊娠したというので、大喜びして結婚の準備を始めた。
長谷川栞は「長谷川屋」を勘当されていたが、「長谷川屋」も長谷川栞の妊娠を喜び、結婚に賛成した。
しかし、長谷川栞が妊娠したというのは嘘で、長谷川栞は苦悩する。
そのようななか、女将は、花岡七桜が戻ってきた事を知り、花岡七桜が大旦那に接触する事を恐れて、入院中の大旦那を「光月庵」へと連れ帰った。
花岡七桜は高月椿と一緒に仕事をしていたので、和菓子の納品を口実に「光月庵」へ行き、大旦那にDNA鑑定書を渡そうとしたが、女将に見つかり、DNA鑑定書を破られてしまう。
しかし、花岡七桜は自分が高月の血を受け継いでいるという証拠を無くしてしまうが、大旦那は花岡七桜の菓子を食べ、高月の人間だと確信した。
ところが、大旦那は、血縁者が店を継ぐという鉄の掟が本当に正しいのか疑問に思い、和菓子勝負で勝った方を後継者に選ぶことにした。
そして、勝負の前々日、花岡七桜は高月椿を呼び出し、勝負が終われば、2人の関係も終わるので、最後に抱いて欲しいと頼んだ。
すると、高月椿は「ずるいやつだ」と言い、花岡七桜を抱いた。
勝負の日、花岡七桜は、母親との思い出の詰まった「柚子の上生菓子」を出した。
一方、高月椿は、父から初めて教わった「つばき餅」を出した。それは、高月家に代々、伝わる味だった。
双方の菓子を食べた大旦那は、2人を控え室に待たせると、「お前にも選ばせてやる」と言い、女将にも2人の菓子を食べさせ、どちかが後継者かを選ばせた。
女将が選んだ菓子は「杏の上生菓子」で、2人の意見は一致したので、大旦那は花岡七桜を後継者に選んだ。
女将は烈火の如く怒るが、大旦那は倒れ、高月椿に「本当に美味かった。自分のために・・・。自由に・・・」と言い残して死んでしまった。
こうして、花岡七桜は「光月庵」の後継者となり、「光月庵」を手に入れたが、高月椿を押し出した犯人として、店の従業員からは風当たりが強く、多くの苦労が待ち受けるのだった。
なお、「私たちはどうかしている」の原作は、この後も続くのですが、ドラマは和菓子勝負が最終回になると思われます。
また、犯人のネタバレについては「私たちはどうかしている-黒幕と犯人ネタバレの考察と疑義」をご覧ください。
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