私たちはどうかしている-「月光庵」の火事の犯人ネタバレ
日本テレビのドラマ「私たちはどうかしてい」の原作の第7巻のあらすじとネタバレです。
第1巻からのあらすじは「私たちはどうかしている-原作のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。
第6巻のあらすじは「私たちはどうかしている-第6巻のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■私たちはどうかしている-第7巻のあらすじとネタバレ
高月椿は、大旦那が花岡七桜の菓子を食べて、「昔、どこかで食べた気がする」と言った事から、花岡七桜はサクラではないかという疑念を抱くようになる。
そのようななか、元婚約者・長谷川栞が高月椿を尋ねてきた。
高月椿は婚約破棄したことを謝罪するが、長谷川栞は「親同士の決めたことだし、きっと上手くいかなかったと思います」と言い、婚約破棄のことを許した。
そして、長谷川栞は、花岡七桜の母親が人殺しだという噂を教えたが、高月椿は別人だと言い、話しを打ち切り、席を立った。
女将が長谷川栞に、高月椿の事が好きなのかと尋ねると、長谷川栞は赤面したので、女将は「一途に誰かを想っている人を好きになるのは、茨の道よ。止めておきなさい」と忠告した。
一方、高月椿の前から消えようと思った花岡七桜は、他に頼れる人が居なかったので、多喜川薫に働ける場所を紹介して欲しいと頼んだが、多喜川薫は「今、あの家を出て、後悔しないの?」と問うた。
すると、花岡七桜は、15年前の事件は何も解決していない事を思い出した。
さて、花岡七桜が「月光庵」に戻ると、庭先でしゃがみ込み、ホタルの死骸を見ている人が居たので、声をかけると、長谷川栞だった。
長谷川栞は、留守中に来たことを謝罪し、結婚して金沢を離れることになったので、3日後に行われる「月光庵」の茶会に参加したいと頼んだ。
花岡七桜が「私には断る権利はありあせん」と答えると、長谷川栞は喜んで帰って行った。
翌朝、花岡七桜は、15年前の事件を思い出すため、事件のあった部屋に行こうとしたが、鍵がかけられており、中を見ることも出来なかった。
しかし、従業員が、大旦那は年に1度、茶会の日に鍵を開け、事件のあった部屋で茶を飲むと教えてくれた。
そこで、花岡七桜は、結婚式まで居られないので、茶会の日に事件のあった部屋に忍び込もうと考えた。
一方、女将は、後継者問題を話し合うため、大旦那の部屋に行くと、大旦那が遺言書を制作していた。
高月椿に「月光庵」の全てを相続させるが、血縁者が現われた場合は、血縁者に全てを相続させるという内容だった。
女将は高月椿が正統な後継者だと言い、遺言状の内容に文句を言うが、大旦那は一蹴した。
茶会の日、女将は大旦那の部屋に忍び込み、遺言書を探したが、大旦那に見つかってしまう。大旦那は女将のことを警戒して、遺言書を持ち歩いていたのだ。
大旦那が女将を罵ると、逆上した女将は遺言書を奪おうとして大旦那ともみ合いとなり、大旦那は転倒した時に机に頭をぶつけて気を失ってしまった。
すると、遺言書を手にした女将は、ろうそくを倒して、立ち去るのだった。
一方、花岡七桜は隙を見て厨房を抜け出し、事件のあった部屋へと向かうと、鍵が開いており、部屋の中に女将がいた。
花岡七桜はチャンスだと思い、自分は大倉百合子の娘サクラだと名乗り、15年前に女将を見たと言い、大倉百合子を殺したのではないかと追求した。
しかし、それを花岡七桜を探しに来た高月椿に聞かれてしまう。
そのとき、従業員が火事だと騒ぎだしたので、女将は大旦那の事を思い出して様子を見に行った。
さて、部屋で2人切りになった高月椿は、「サクラなのか?嘘だと言ってくれ」と頼むが、花岡七桜はこれ以上は隠せないと思い、「ママの無実を証明するためにここに来た」と目的を明かした。
すると、高月椿は「お前は何も感じてなかったんだな」と激怒して、花岡七桜にキスをした。
そのとき、花岡七桜は、高月椿の目を見て、15年前に母を見たと言った時の冷淡な目だと思った。
そこへ従業員が来て、火事で全員避難したが、大旦那だけが見つからないと報告に来た。
高月椿は花岡七桜に「お前はここから出るな。大旦那を見つけたら、直ぐに戻ってくる。言いたいことがあれば、そのときに言え」と言い、部屋を出て行った。
花岡七桜は高月椿に愛している事を伝えるため、高月椿が戻ってくるまで部屋で待っていた。
一方、大旦那の部屋へ向かっていた高月椿は途中で倒れ、移れゆく意識の中で、花岡七桜を愛していると確信するが、長谷川栞に助けられて病院に運ばれたので、花岡七桜の待つ部屋に戻ってくることはなかった。
やがて、花岡七桜の居る部屋も危なくなり、城島が助けに来たが、花岡七桜は高月椿との約束を守り、部屋から出ようとしなかった。
しかし、花岡七桜は、お腹を押えて倒れてしまい、城島と多喜川薫に助け出されて病院に運ばれた。
さて、花岡七桜は気付くと病院だった。お腹の赤ちゃんは流産しており、花岡七桜は「不妄語戒(ふもうごかい)」の掛け軸の前で嘘を付いたので、天罰が下ったのだと思った。
さて、「月光庵」の店舗は火事を免れたが、母屋の方は全焼しており、テレビのニュースになっており、高月椿が先祖代々、「月光庵」に伝わる御菓子の道具を火事から守ったと報じていた。
そのニュースを見た花岡七桜は、高月椿が自分よりも御菓子の道具を選んだ事を知って苦悩するが、小さな女の子に貰った和菓子を食べると、心が落ち着いたので、和菓子のすごさを痛感する。
そのとき、多喜川薫が「どうしたい?あの店に戻りたい?」と尋ねると、花岡七桜は「御菓子を作りたい」と答えたのだった。
「私たちはどうかしている-第8巻のあらすじとネタバレ」へ続く。
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