キワドい2人-K2-池袋署刑事課-原作の最終回と結末のネタバレ
Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演するTBSのドラマ「キワドい2人(K2)池袋署刑事課」の原作の最終回と結末のネタバレです。
■キワドい2人-原作の最終回と結末のネタバレ
池袋署の神崎隆一は、傷害事件の通報を受けて駆けつけて驚いた。なんと、犯人は黒木賢司で、黒木賢司は犯行を認めていた。
被害者は週刊誌「週間エブリウイーク」の副編集長・前川という男だった。
黒木賢司は前川を殴って、前川のスマートフォンを破壊しており、前川は弁護士を立てて警察の横暴を追求する姿勢を示していた。
警察官が一般市民に暴行を働いたと言うだけでも大問題なのに、よりによって、被害者は週刊誌の副編集長ということで、警察としては早急に対応しなければならない。
そこで、警視庁は監察官・藤丸を池袋署に派遣した。神崎隆一の父親も警察官をしており、藤丸は神崎隆一の父親の知り合いだった。
藤丸は、神崎隆一に黒木賢司を調査して報告書を提出するようにを命じ、冷静な判断ができれば、出世させることを約束した。
つまり、藤丸は、神崎隆一に、親友の黒木賢司を売れと言っているのである。
さて、神崎隆一が黒木賢司から話を聞くと、黒木賢司は、警察を辞めるので、俺を踏み台にして、お前は出世しろと言い、動機については語らなかった。
そこで、神崎隆一は事件現場の前にあったラーメン屋で話を聞くと、黒木賢司と前川はラーメン屋の客で、前川がラーメン店の女性従業員・井原秋絵を盗撮していたという可能性が出てきた。
神崎隆一は、井原秋絵という名前を聞いて、22年前に父親が担当した強盗事件と関係があるのではないかと考え、22年前の事件を調べると、井原秋絵と黒木賢司の接点が判明する。
22年前に井原昭二という男が、娘を人質にして強盗事件を起こした。
この犯人の娘が井原秋絵で、病院で人質になった少年が黒木賢司だったのである。
神崎隆一は、編集長・前川に、スマートフォンを解析すれば分ると言い、井原秋絵を盗撮して記事にしようとしたのではないかと追求すると、編集長・前川は盗撮を認めた。
そこで、神崎隆一は、井原秋絵に話を聞きに行くと、井原秋絵は耳が聞こえなかった。
このため、筆談で質問をすると、井原秋絵は前川も黒木賢司も知らないと言った。
そのとき、井原秋絵の携帯電話に着信があり、神崎隆一は井原秋絵の携帯電話に表示された「神崎隆一」という名前を見て、全てを確信したのだった。
翌日、神崎隆一は黒木賢司に、井原秋絵との関係を追求すると、黒木賢司は全てを打ち明けた。
井原秋絵の耳が聞こえないのは、22年前の事件のときに、井原秋絵が人質となっていた黒木賢司を助けようとして、父親に階段から突き落とされて怪我をしたからだった。
黒木賢司は井原秋絵を守る為に警察官となり、井原秋絵を見守っていたのだが、井原秋絵がひったくり犯に襲われたときに助けた。そのとき、黒木賢司は神崎隆一と名乗っていたのだ。
そして、黒木賢司は、ラーメン屋で働いていた井原秋絵から、不審な客が来ると相談を受けており、ラーメン屋で井原秋絵を盗撮している副編集長・前川を見つけ、スマートフォンを壊した。
それが事件の真相だった。
黒木賢司は、警察を辞めるので、報告書を出して出世しろと言うが、神崎隆一は「彼女は、お前の正体を知っている。あのときの少年だと知ってるんだよ」と教えた。
神崎隆一が井原秋絵に名刺を渡したとき、井原秋絵は「神崎隆一」という名前に驚かなかった。
つまり、井原秋絵は黒木賢司が「神崎隆一」ではなく、22年前の事件の少年だと知っていたのだ。
黒木賢司は「そんなバカな」と否定したが、神崎隆一は「俺の推理に間違いは無い」と答えた。
その後、神崎隆一は、正確な報告書を提出したが、井原秋絵が盗撮の被害届を出さないという条件で、編集長・前川に被害届を取り下げさせていた。
被害届が取り下げられたとしても、警察官が一般市民に暴力を働いた以上、処分は免れないだろうが、神崎隆一は黒木賢司を助けつつも、自分が出世できる可能性もを残したのだった。
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