私たちはどうかしている-女将・高月今日子(観月ありさ)の犯人ネタバレ
日本テレビのドラマ「私たちはどうかしている(わたどう)」の原作に登場する女将・高月今日子(観月ありさ)のネタバレと考察です。
注釈:原作では「女将」という表記だけで、名前は出ていなかったのですが、ドラマ版で名前が付いたので、ドラマ版の名前を流用します。
■高月今日子(観月ありさ)の犯人ネタバレ
女将・高月今日子(観月ありさ)は石川県金沢市の名家の出身で、和菓子屋「光月庵」の大旦那・高月宗寿郎(佐野史郎)に認められ、「光月庵」の当主・高月樹(鈴木伸之)と結婚しました。
しかし、夫となった高月樹は大倉百合子(中村ゆり)と不倫をしており、結婚以来、1度も抱いてくれませんでした。
そこで、怒った女将・高月今日子(観月ありさ)は、不倫をします。
その不倫相手が、多喜川薫(山崎育三郎)の父親でした。
そして、女将・高月今日子は不倫の末、多喜川パパの子供・高月椿(横浜流星)を出産します。
つまり、高月椿(横浜流星)と多喜川薫(山崎育三郎)は血縁上、異母兄弟ということになります。
一方、当主・高月樹(鈴木伸之)は、大倉百合子(中村ゆり)と不倫をしており、花岡七桜(浜辺美波)を作りました。
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■高月今日子(観月ありさ)の目的
高月今日子の目的は、実子の高月椿に和菓子屋「光月庵」を継がせる事なのですが、「光月庵」には血縁者が店を継承するという鉄の掟があります。
大旦那・高月宗寿郎(佐野史郎)は、高月今日子の不倫を知っており、高月椿(横浜流星)が高月家の血を引いていないと考え、高月家の血を引くサクラ(花岡七桜のこと)を探してします。
そして、高月今日子は途中で、花岡七桜(浜辺美波)の正体が「サクラ」だと知ってしまうのです。
■15年前の事件の犯人
15年前に「光月庵」の当主・高月樹(鈴木伸之)が何者かに殺されました。
高月椿(横浜流星)の証言から、大倉百合子(中村ゆり)が逮捕されたのですが、大倉百合子は無実を訴えながら、取調中に倒れて死にました。
そこで、女将・高月今日子(観月ありさ)が犯人なのではないかという疑惑が浮上するのですが、原作では女将・高月今日子にアリバイがあります。
長男・高月椿は事件前夜に、父・高月樹と大倉百合子の不倫現場を目撃して動揺し、その日の夜は眠れませんでした。
そして、長男・高月椿は女将・高月今日子と同じ部屋で寝ていたので、長男・高月椿が女将・高月今日子が部屋から出ていない事を証言しているのです。
女将・高月今日子が不倫相手の男性に殺害させたのではないかとも考えたのですが、不倫相手は多喜川パパで、多喜川パパは石川県金沢市の名家なので、殺人を犯す可能性は低いでしょう。
女将・高月今日子の証言が正しいのなら、15年前の事件の真相は、高月樹と大倉百合子が一緒に死んで永遠の愛を誓おうとした約束したが、大倉百合子が直前に逃げたため、高月樹は悲観して自殺した、ということになります。
ただ、原作は完結していないので、ドラマ「私たちはどうかしている」の結末は創作になると思います。
なお、原作のネタバレは「私たちはどうかしている-原作のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。
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