半沢直樹-スパイラルの社長・瀬名洋介のモデルはホリエモン(堀江貴文)

TBSの土下座ドラマ「半沢直樹」に登場するIT企業「スパイラル」の社長・瀬名洋介(尾上松也)のモデルとネタバレです。

■瀬名洋介のあらすじとネタバレ

原作の瀬名洋介(尾上松也)は、普段からジーンズとTシャツという格好で、重要な席でも、ジーンズとTシャツで出席した。

瀬名洋介は、高校2年生のとき、父親が株に失敗して借金を作り、自殺した。誰も救いの手を差し伸べてくれず、親戚も大学進学費用を貸してくれなかった。

このため、瀬名洋介は、大学進学を諦め、高校を卒業すると、小さなソフト開発会社に営業見習いとして入社し、トップ営業マンとなる。

その後、営業とシステムエンジニアを兼務していたが、会社が倒産して失業してしまう。

このため、瀬名洋介は、会社も世の中も頼りないと痛感し、瀬名洋介のアパートを本社にして、同僚だった清田と加納の2人とともにソフトのネット販売会社「東京スパイラル」(ドラマでは「スパイラル」)を立ち上げた。

その後、ポータルサイトを開設。アメリカ生まれの検索サイトが定着していたが、検索エンジン「スパイラル」は、その利便性から一気に躍進し、検索サイト利用率のトップとなった。

こうして、東京スパイラルは、創業2年で、一流企業をクライアントに持つIT企業に発展して、上場を果たしたが、次第に成長は鈍化してしまうのだった。

このため、創業メンバーの清田と加納は、ベンチャー企業への投資して多角経営を主張するが、瀬名洋介は本業のウェブサービスへの投資を主張して対立する。

そして、瀬名洋介は、清田と加納に裏切られ、ライバル企業「電脳雑伎集団」から敵対的買収を受けるのだった。

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■瀬名洋介の実在のモデル

瀬名洋介は、ポータルサイトを運営するIT企業の社長で、重要な席でもジーンズとTシャツで出席するということから、モデルはライブドアの社長だったホリエモンこと堀江貴文と考えられます。

堀江貴文はいつも黒いTシャツで、重要な席にもTシャツで出席しており、経済界の重鎮から嫌われていました。

堀江貴文は昭和47年(1942年)10月生まれ、福岡県八女市の出身です。父親は日産ディーゼル福岡販売の佐賀支店で働いていたが、リストラにあって退職している。

堀江貴文は九州でトップレベルの久留米大附設高校を卒業して東京大学へと進学するが、在学中の1996年にHP制作会社「オン・ザ・エッヂ」を設立し、東京大学を中退する。

わずか4年後の2000年にマザーズへの上場を果たし、2002年に民事再生法の適用を申請した「ライブドア」の事業を買い取り、2004年に商号を「ライブドア」へと変更。ポータルサイト「ライブドア」やインターネット掲示板などを運営した。

株式分割とM&A(企業買収)によって業績を拡大し、2004年にはプロ野球「大阪近鉄バファローズ」の買収に名乗りを上げ世間を騒がせた。

2005年に、フジテレビの親会社「ニッポン放送」に敵対的買収を仕掛けたが、最終的にフジテレビと和解して業務提携した。

しかし、堀江貴文は、2006年1月に粉飾決算などの容疑で逮捕された。

■瀬名洋介の考察と解説

瀬名洋介は「TI企業の社長」「ポータルサイト」「Tシャツ」などのキーワードが一致するので、モデルはライブドアの社長だった堀江貴文で間違いないでしょう。

ただし、堀江貴文は積極的なM&Aやマネーゲームで業績を拡大したので、瀬名洋介とは正反対という印象を受けました。

また、モデルの堀江貴文は買収する側だったのですが、「半沢直樹」の瀬名洋介は買収される側になっているので、実話を知っている人には、その辺も面白い要素だと思います。

なお、IT企業「東京スパイラル」のモデルについては「半沢直樹-スパイラルのモデルと実話のネタバレ」をご覧ください。

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