おちょやん-助監督・小暮真治(こぐれ・しんじ/若葉竜也)のモデル

杉咲花が主演するNHKの朝ドラ「おちょやん」に登場する助監督の小暮真治(こぐれ・しんじ/若葉竜也)のモデルとネタバレです。

朝ドラ「おちょやん」のあらすじやネタバレは「おちょやん-あらすじとモデルのネタバレ」をご覧ください。

■小暮真治(若葉竜也)のあらすじ

小暮真治(若葉竜也)は、鶴亀撮影所の助監督で、監督を夢見て、助監督として奔走している。

鶴亀撮影所の大部屋女優となった竹井千代(杉咲花)は、恋愛経験が無かったため、恋人役の演技が出来なかったので、小暮真治(若葉竜也)に疑似恋愛の相手を頼んだ。

竹井千代(杉咲花)は、疑似恋愛のつもりだったが、小暮真治(若葉竜也)に優しい言葉をかけられ、本当に好きになってしまうのだった。

しかし、小暮真治(若葉竜也)が好きなのは女優の高城百合子(井川遥)だった事が判明し、竹井千代(杉咲花)は失恋してしまうのだった。

その後、小暮真治(若葉竜也)は、竹井千代(杉咲花)を主役にして映画を撮るために監督を目指して頑張っていたが、自分には才能が無いことに気付き、監督の夢を断念して、東京へ戻る事に決め、竹井千代に「東京へ行こう」と誘い、プロポーズした。

このころ、竹井千代は女優と辞めようとしていたので、プロポーズを受け入れ、女優を辞めて東京へ行くことにした。

しかし、竹井千代は天海一平(成田凌)の言葉によって、再び女優を目指すことに決め、東京行きを断ったのだった。

その後、小暮真治(若葉竜也)は高城百合子(井川遥)と出会って芝居世界に入り、高城百合子と結婚して、ソ連に亡命するのだった。

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■小暮真治(若葉竜也)のモデル

当初は、小暮真治(若葉竜也)のモデルを映画監督の溝口健二だと予想していたが、高城百合子(井川遥)と一緒にソ連へ逃亡するので、モデルは演出家の杉本良吉と確定した。

杉本良吉(本名は吉田好正)は、明治40年(1907年)2月9日に東京都で生まれた。早稲田大学文学部露文科を中退後、演劇の世界に入り、昭和6年ごろに共産党員(社会主義者)になったようだ。

そして、杉本良吉は昭和8年に官憲に逮捕され、釈放後、「新協劇団」に入った。

「松竹家庭劇」の2代目・渋谷天外は、「新協劇団」と交流があり、「新協劇団」の仁木独人の影響を受けて、社会主義者(アカ)に傾倒し、アカを匿ったり、逃走資金を工面したりしている。

2代目・渋谷天外が使用していたペンネーム「舘直志(たてなおし)」にも、「世の中を建て直す」という思想が込められている。

このため、杉本良吉は「新協劇団」を通じて、2代目・渋谷天外と知り合いになったらしい。

そして、杉本良吉は昭和11年に、女優・岡田嘉子から演技の相談を受けた事を切っ掛けに、2人は恋愛関係に発展した。

やがて、杉本良吉は岡田嘉子と共に、樺太から国境を越えてソ連に亡命するのだが、執行中だったので、常に官憲にマークされており、2代目・渋谷天外に匿って貰ったりしていたらしい。

2代目・渋谷天外にはソ連亡命を相談していたらしく、ソ連亡命の事を聞いた2代目・渋谷天外はソ連は寒いだろうと言い、特別な靴や亡命資金を支援したという話しも残っている。

こうして、杉本良吉は岡田嘉子と共に昭和13年(1938年)1月に、樺太の国境を越えてソ連へと亡命した。

しかし、2人はソ連で捕まり、杉本良吉は銃殺刑となった。岡田嘉子は長い投獄生活を経て自由の身となったが、帰国せずにソ連に残った。

■キャストは若葉竜也

若葉竜也(わかば・りゅうや)は東京都練馬区の出身。平成元年(1989年)6月生まれなので、朝ドラ「おちょやん」の出演時(2020年)は31歳になります。

若葉竜也は、大衆演劇「若葉劇団」で「チビ玉三兄弟」の三男として活躍しているので、31歳にして芸歴30年という大ベテランで、朝ドラ「おちょやん」が朝ドラ初出演となります。

ただ、これまでのドラマ出演は端役が大いので、朝ドラ「おちょやん」の小暮真治役でブレイクできるかに注目が集まります。

なお、竹井千代(杉咲花)の結婚相手のネタバレは「おちょやん-竹井千代(杉咲花)の結婚相手の史実ネタバレ」をご覧ください。

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