半沢直樹2-第6話のあらすじとネタバレ
筒井道隆が出演するTBSの倍返しドラマ「半沢直樹」の第6話のあらすじとネタバレです。
第1話のあらすじは「半沢直樹2-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
第5話のあらすじは「半沢直樹2-第5話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■半沢直樹2-第6話のあらすじとネタバレ
帝国航空再生タスクフォースの乃原正太(筒井道隆)は、半沢直樹(堺雅人)に債権放棄を要求したが、半沢直樹は「帝国航空はまだ死んでいない。10年後を考えて欲しい」と言い、債権放棄を拒否した。
しかし、乃原正太(筒井道隆)は、「俺らが考えるのはスピード再建だ」と言い、債権放棄後の帝国航空の業績予想を見せ、債権放棄の正当性を主張した。
すると、半沢直樹(堺雅人)は「あなた方タスクフォースの法的根拠はなんですか?大臣の私的諮問機関が民間企業にやってきて、指示命令の類いを出すというのは、どういう法律に基づいているのでしょうか?」と尋ねた。
乃原正太(筒井道隆)は「国民の総意だ。知った風な口を利く前に、税金で救済された銀行の過去を思い出したらどうだ。自分たちは助けて貰っておいて、他の会社のことをあれこれ言えたが義理か」と呆れた。
半沢直樹(堺雅人)は「私が言っているのは法律の話しだ。大臣のご意向だというのなら、強権発動でもして、債権放棄を命じればいいじゃないですか。それが出来ないということは、採取判断は我々にあるということ」と言い、帝国航空再生タスクフォースに宣戦布告した。
さて、半沢直樹が考えた帝国航空の再建案は暗礁に乗り上げていた。全社員の5分の1を人員整理する計画だが、約1000人の社員が転職を拒否していたのである。
高校を出て整備し一筋でやってきた整備士らは、いまさら他の会社に行って営業をやれと言われても納得できるはずがないと言い、徹底抗戦の構えを見せていた。
このため、帝国航空の山久登(石黒賢)は、整備士の経験が生かせるように、「アイチモーター」や「トキワ自動車」に整備士の引き受けを頼んで回っていた。
そのようななか、国土交通大臣の白井亜希子(江口のりこ)が、東京中央銀行に乗り込んできて、半沢直樹(堺雅人)の態度を批判し、債権放棄を要求した。
半沢直樹(堺雅人)は「債権放棄を回避するのは銀行員として当然の行為」として、理路整然と反論すると、白井亜希子(江口のりこ)は業務改善命令をチラつかせ、頭取・中野渡謙(北大路欣也)に圧力をかけた。
すると、債権担当役員の紀本平八(段田安則)が助け船をして、頭取の代わりに謝罪し、ひとまずその場を切り抜けた。
白井亜希子(江口のりこ)らは引上げると、大和田暁(香川照之)は半沢直樹に「お前も正しいが、紀本常務も正しい。大事な事は頭取をお守りすることだ」と告げた。
さて、半沢直樹らの奔走により、「トキワ自動車」「アイチモーター」「帝国重工」などが、帝国航空の整備士の受け入れを承諾し、506名の受け入れ先が決まった。
半沢直樹は残り500人の受け入れ先を探すため、帝国航空のメーンバンクである開発投資銀行の谷川幸代(西田尚美)に相談した。
すると、谷川幸代は「人員整理は遅かれ早かれ、やらなければならない。御行に賛同したわけではない。当行は政府系金融機関として、債権放棄に同意します」と前置きし、LCC(格安航空)の「スカイホープ航空」の担当者を紹介した。
「スカイホープ航空」は利益率13%を誇るベンチャー企業で、その「スカイホープ航空」が開発投資銀行に大型融資を依頼してきたのだという。
すると、「スカイホープ航空」側の担当者は、東京セントラル証券の森山雅弘(賀来賢人)だった。
そこで、半沢直樹は、森山雅弘と剣道をして一緒に汗を流すと、森山雅弘に「スカイホープ航空」の担当者を紹介して欲しいと頼み、事情を話した。
半沢直樹は谷川幸代から話を聞いて、「スカイホープ航空」がドル箱路線の増便と新規路線の開拓を狙っていると考え、「スカイホープ航空」が人員を必要としていると考えたのである。
すると、森山雅弘は、「スカイホープ航空」がハワイ路線を開拓し、国内路線も増便する事を明かし、教育された帝国航空の技術者が「スカイホープ航空」に来ることを喜んだが、「でも、給料は帝国航空ほどは出ないですよ」と付け加えた。
そのようななか、金融庁が東京中央銀行に与信判断のヒアリングを行うことになった。
与信判断とは、銀行の融資判断が正当か確認することで、問題ありと判断されれば、業務改善命令という処分が出ることもある。
半沢直樹は、白井亜希子には金融庁を動かす程の力は無いと考えていたのだが、白井亜希子のバックに居る大物議員・箕部啓治(柄本明)が金融庁を動かしたのだ。
さて、半沢直樹らは、金融庁の担当官は落合検査官だと聞いていたのだが、なんとヒアリングに現われたのは黒崎駿一(片岡愛之助)だった。担当が急遽変更になったのだという。
黒崎駿一は、帝国航空の一件で金融庁が迷惑していると言い、非常に不機嫌だったが、半沢直樹を見つけて「電脳雑技集団の粉飾決算を見抜いて返り咲いたのね。私と一緒。貴方が担当者だなんてね。ファイト満々よ」と喜び、ヒアリングを開始した。
さて、ヒアリングを開始した黒崎駿一は、帝国航空の融資判断が甘かったのではないかと、半沢直樹を厳しく追及し、状況説明書の提出を命じた。
すると、半沢直樹は、確かに与信方針が甘かったかも知れないが、全て金融庁の検査をクリアしていると反論した。
黒崎駿一がニヤニヤしながら、「あなた方は、私たちに、きちんと必要な情報をあげていたのね?」と尋ねると、半沢直樹は「もちろんです」と言い、当時の担当者・曽根崎雄也(佃典彦)に同意を求めた。
すると、黒崎駿一は勝ち誇ったように「そこまで言うのなら見てもらおう」と言い、当時、東京中央銀行が金融庁に提出した資料を見せた。
すると、東京中央銀行が提出した資料の再建案と、金融庁の検査後に帝国航空が発表した正式な再建案の数字が大幅に違っていた。
黒崎駿一が「金融庁の検査を乗り切るために、意図的に数字をでっち上げたとしか考えられない」と追求すると、驚いた半沢直樹は「詳細を調べますので、お時間を頂けますか」と言い、1時間の猶予を貰った。
営業第二部に戻った半沢直樹は、当時の担当者・曽根崎雄也(佃典彦)に「どういうことだ」と説明を求めるが、曽根崎雄也は「そんな細かい数字なんて覚えていないよ。当時の資料でも見たらどうだ」と言い、相手にしなかった。
そこで、半沢直樹は当時の資料を探すが、どうしても資料が見つからなかったので、大和田暁(香川照之)と紀本平八(段田安則)に相談すると、大和田暁は「業務改善命令を食らうぞ」と困った。
紀本平八が「もう少し時間をもらうしかない」と指示すると、半沢直樹は黒崎駿一(片岡愛之助)に時間が欲しいと頼むが、黒崎駿一は相手にせず、ヒアリングを打ち切って帰ろうとした。
そこへ、当時の担当者・曽根崎雄也(佃典彦)が現われ、事情が判明したと言い、黒崎駿一に事情を説明した。
帝国航空の山久登(石黒賢)に確認したところ、帝国航空の事務ミスで、再建案の決定案ではなく、検討案が東京中央銀行に送られていたと判明したので、全ては帝国航空の事務ミスが原因だと説明した。
そこで、紀本平八(段田安則)が「帝国航空の業績予想を読み誤ったのも致し方なかったものと考えます」と釈明すると、黒崎駿一(片岡愛之助)は「帝国航空のミスなら仕方がないが、金融庁に間違ったテーダを報告した事は事実」と言い、帝国航空の状況報告書も提出するように命じて引上げていった。
すると、紀本平八(段田安則)は、今回のピンチを救った曽根崎雄也(佃典彦)に「金融庁への報告書をまとめてくれ」と頼んだ。
「半沢直樹2-第6話のあらすじとネタバレ後半」へ続く。
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