半沢直樹-曽根崎雄也(佃典彦)が中野渡頭取に土下座

堺雅人が出演するTBSの土下座ドラマ「半沢直樹(銀翼のイカロス)」の第6話のあらすじとネタバレ後半です。

このページは「半沢直樹2-第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■半沢直樹-第6話のあらすじとネタバレ後半

さて、半沢直樹(堺雅人)は曽根崎雄也(佃典彦)の説明を不審に思い、調べてみたが、帝国航空の山久登(石黒賢)が言っていた、誤って検討案を送ったというメールは見つからなかった。

そこで、半沢直樹は、山久登に直接、確認に行くが、山久登は「全ては状況報告書で報告します」と言い、取り合おうとしなかった。

一方、曽根崎雄也は、紀本平八と大和田暁に、「半沢は大臣を怒らせた。帝国航空の山久登からも苦情が来ている。このままでは支障をきたす」と言い、半沢直樹を外すように訴えたが、半沢直樹は頭取・中野渡謙の指名である。

そこで、、紀本平八は、中野渡謙に銀行のためだと言い、半沢直樹を外すように進言する。

一方、白井亜希子(江口のりこ)も、頭取・中野渡謙に「金融庁検査で問題があったと聞いた。半沢という人が担当では、今後の御行のためになるのかどうか。箕部先生(柄本明)もご心配なさっていますよ」と圧力をかけた。

そこで、頭取・中野渡謙は、半沢直樹と曽根崎雄也から話しを聞くことにした。

他方、大和田暁(香川照之)は、半沢直樹を呼びつけ、帝国航空のミスとして処理するように命じた。

半沢直樹は「曽根崎の説明には不審点がある」と指摘するが、大和田暁は「曽根崎の事はどうでもいい。銀行全体をみなさい。このままでは業務停止命令が出る。そうなれば、銀行は沈没だ。頭取も沈没だ。それは、本当に君の正義なのか」と問うた。

さて、頭取・中野渡謙(北大路欣也)は、半沢直樹と曽根崎雄也を呼び、2人から直接話を聞いた。

そこで、曽根崎雄也は、帝国航空の山久登から苦情が来ていると言い、半沢直樹を担当から外して欲しいとする山久登の要望書を提出した。

すると、半沢直樹は「おかしいですね。私は山下部長から、全く違う趣旨の書類を預かっている」と言い、山久登が作成した帝国航空の状況説明書を提出した。

山久登の状況報告書には、「金融庁に報告された数字が誤っていたとのことですが、その件について、弊社は一切、関与するところではありません」と書かれていた。

さらに、状況報告書には「曾根崎次長により作成された要望書は、事実に沿わない内容があるため、当該書類を破棄していただきたく、お願い申し上げます」と付け加えられていた。

すると、曽根崎雄也は、帝国航空の山久登が責任逃れのために、嘘の状況報告書を書き、事情の知らない半沢直樹に渡したのだと言い、激怒した。

同席していた大和田暁(香川照之)は、半沢直樹と曽根崎雄也の主張が食い違っていることから、「山下部長を呼んで、直接、話を伺うしかない」と提案した。

しかし、半沢直樹は「山下部長をお呼びするまでもない」と言い、ICレコーダーを再生した。

すると、曽根崎雄也が、東京中央銀行はタスクフォースに従うので、リストラされそうな社員500人を残すと約束し、山久登に嘘の状況報告書を作成するように説得する会話が聞こえてきた。

曽根崎雄也が「担当役員から確約をもらっている」と言うので、山久登は「担当役員というと、紀本さんですか?大和田さんですか?」と尋ねたが、曽根崎雄也は「そんなこと、どっちでもいいじゃないですか」と答えていた。

それを聞いた大和田暁(香川照之)は「タスクフォースに従う?上司の確約を得た?担当役員がどうのこうの言っていたが、私は全く覚えがありませんよ」と言い、曽根崎雄也に説明を求めた。

紀本平八(段田安則)も「どういうことか、全員が納得できるように説明をしてもらおう」と説明を求めた。

すると、半沢直樹は「私からご説明いたします」と言い、説明を始めた。

帝国航空の山久登(石黒賢)は、人員削減の責任者として、削減する500人の受け入れ先が決まらなければ、阻止用を免れないというピンチを迎えていた。

そのようななか、金融庁検査の日に曽根崎雄也(佃典彦)から、人員整理の問題を解決する代わりに、資料の提出は帝国航空のミスだったことにして欲しいと頼まれた。

山久登は嘘を付くことに不満だったが、人員整理問題を解決するために、曽根崎雄也の条件を受け入れた。

しかし、スカイホープ航空から受け入れの確約を得た半沢直樹が、山久登にスカイホープ航空が人員を受け入れてくれる事を教え、事情を話すように求めると、山久登は半沢直樹に曽根崎雄也の事を全て話したのである。

そこで、半沢直樹はICレコーダーで曽根崎雄也との会話を録音するように頼むと、山久登は半沢直樹に協力したのだ。

それを聞いた曽根崎雄也は激怒して半沢直樹につかみかかると、半沢直樹は「お前は日本中の全バンカーの恥さらしだ」と吐き捨てた。

紀本平八(段田安則)が「馬鹿なことを。直ぐにミスを認めず、よりによって山下部長に・・・」と呆れると、曽根崎雄也は驚いた顔で紀本平八を見た。

そこで、半沢直樹は「これはミスでは無いからです。これは金融庁検査を乗り切るためにやった意図的な改ざんです。こんな大それた事を、この男1人で出来るはずがない」と指摘した。

曽根崎雄也は「そうじゃない。私はただ・・・ただ・・・」と全てを明かそうとしたが、誰かが「誰の指示だ」と一喝すると、曽根崎雄也は驚いて口をつぐんでしまった。

そこで、紀本平八(段田安則)が「なんと言うことをしてくれたんだ。これは当行の根幹を揺るがす大問題だぞ」と一喝すると、曽根崎雄也は「申し訳ございません」と謝罪した。

大和田暁(香川照之)が「君が謝るのは我々にじゃない。この銀行は君のついた嘘で大きな痛手を負う。その責任を負うのは頭取だ。その頭取に深く深く謝罪するべきだと私は思うがね」と告げると、曽根崎雄也は頭取に土下座で謝罪した。

頭取・中野渡謙(北大路欣也)は「もういい」と言い、曽根崎雄也を下がらせた。

さて、大和田暁(香川照之)が「この問題が明るみに出れば、処分は免れない」と対応策を考えようとするが、頭取・中野渡謙は「不正は必ず暴かれる。この件を隠したままでいる方が政府に弱みを見せる事になるだろう」と答えた。

そのようななか、スカイホープ航空のハワイ路線の認可が棄却された。

認可権を持つ国土交通大臣の白井亜希子(江口のりこ)が、帝国航空のリストラが成功すれば、半沢直樹の再建案が完成してしまうと言い、リストラを妨害するため、スカイホープ航空の認可を棄却したのだ。

さらに、白井亜希子(江口のりこ)は「私はやると言ったら、徹底的にやる」と言い、最後の仕上げに取りかかる。

そして、金融庁が頭取・中野渡謙(北大路欣也)を呼び出して、メディアの前で、東京中央銀行に業務改善命令を出した。

頭取・中野渡謙は「銀行として正しいことをしたまでだ」と言い、業務改善命令を甘んじて受け入れ、金融庁に「ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」と謝罪した。

テレビで、その様子を見ていた半沢直樹は「自分が頭を下げるより辛い。俺は必ず帝国航空を再建してみせる。銀行の底力を見せる。やられたらやり返す。倍返しだ。それが俺のモットーなんでね。まずは、銀行に潜むとんでもない裏切り者をあぶり出す」と宣言する。

一方、国土交通大臣の白井亜希子(江口のりこ)は、箕部啓治(柄本明)に「今度こそ債権放棄を飲むでしょうね。これも箕部先生が金融庁を動かしてくれたおかげです」と礼を言っていた。

半沢直樹2-第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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