半沢直樹-谷川幸代(西田尚美)の倍返しのネタバレ
堺雅人が出演するTBSの倍返しドラマ「半沢直樹(2020)」の第7話のあらすじとネタバレ後半です。
このページは「半沢直樹2-第7話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■半沢直樹2-第7話のあらすじとネタバレ後編
半沢直樹(堺雅人)に協力を頼まれた大和田暁(香川照之)は、曽根崎雄也(佃典彦)を呼び出すと、「君の出向先は瀬戸内海の小さな営業所だ。君は捨てられたんだよ。我々に協力してくれるなら、君の出向先は東京中央クレジットにしてあげよう。出向先のトップ5だ。年収が1000は違うよ」と迫った。
すると、曽根崎雄也(佃典彦)はアッサリと寝返り、黒幕は紀本平八(段田安則)で、紀本平八には政府が付いているのだと明かしたが、具体的な事は知らなかった。
そこへ、開発投資銀行の谷川幸代(西田尚美)から電話が入ったので、半沢直樹は谷川幸代の元へ向かった。
半沢直樹は、東京中央銀行は債権放棄を決定したが、開発投資銀行が債権放棄を拒否した場合は東京中央銀行も開発投資銀行に従うという条件を付けたことを明かした。
谷川幸代は「残念ながら、当行の方針は既に決定しています」と告げると、半沢直樹は「貴方ご自身の意見はどうですか」と尋ねた。
すると、谷川幸代は、「債権放棄なんてするべきじゃない。そんな事はほとんどの行員が分ってる。でも上が許さない。どうしても出来ない事だってあるの。申し訳ありませんが、ご協力は出来ません」と答えた。
さて、帝国航空再生タスクフォースの乃原正太(筒井道隆)が、銀行を集めて合同報告会を開催した。国土交通大臣の白井亜希子(江口のりこ)も出席している。
乃原正太は合同報告会にマスコミを集めており、マスコミの前で華々しい成果を上げようとしていた。
そこで、乃原正太(筒井道隆)は、融資額の低い銀行から順番に債権放棄について報告させていくが、小口の銀行は異口同音に「主力銀行・準主力銀行の対応に従う」と回答した。
本当は債権を放棄したくない銀行の最後の抵抗だろう。
業を煮やした乃原正太(筒井道隆)は、準主力の東京中央銀行を指名すると、半沢直樹は債権放棄を拒否した。
それを聞いた乃原正太(筒井道隆)は「お前の銀行は役員会で債権放棄を決議したはずだ」と怒るが、半沢直樹は「私どもの決議には、開発投資銀行が債権放棄に同意した場合に限るという条件が付いております」と教えた。
白井亜希子(江口のりこ)が「開発投資銀行は債権放棄を行う方針でしょ」と不思議がると、遅れていた開発投資銀行の谷川幸代(西田尚美)が現われた。
そこで、乃原正太(筒井道隆)が開発投資銀行に報告を求めると、谷川幸代(西田尚美)は「開発投資銀行が債権放棄について、見送りの決断を下しました」と発表した。
すると、半沢直樹は「主力銀行と準主力銀行が債権放棄を拒否したので、ここに集まった銀行の全てが債権放棄を拒否するということになります」と告げた。
半沢直樹は、直前に谷川幸代(西田尚美)からメールで連絡を受け、開発投資銀行が債権を拒否することを知っていたのだ。
白井亜希子(江口のりこ)は「どういうことなの?」と狼狽し、乃原正太(筒井道隆)は「この後の記者会見は中止する。マスコミは追い出せ」と激怒した。
白井亜希子(江口のりこ)は谷川幸代(西田尚美)に「どういうことですか?貴女、まさか政府の意向に逆らったのですか?開発投資銀行は政府系の・・・」と言って詰め寄ったが、何かに気付いて言葉を失った。
すると、谷川幸代は「はい。開発投資銀行は政府系の銀行でした。ですが、先ほどの閣議決定で民営化法案がまとまり、法案が国会で成立する見通しとなりました。開発投資銀行は政府の呪縛から逃れる事ができたのです」と教えた。
半沢直樹は、白井亜希子(江口のりこ)に「閣議決定は全員一致が原則です。もし貴女が反対していれば、民営化はされなかった。感謝しますよ」と告げた。
白井亜希子(江口のりこ)が「民営化されたからと言って、開発投資銀行が債権放棄するなんて」と動揺すると、半沢直樹は「谷川さんが銀行内をとりまとめてくれたのです」と言い、谷川幸代は以前から銀行内の組織改革を主張していた事を教えた。
その後、白井亜希子(江口のりこ)は箕部啓治(柄本明)の元を訪れて謝罪し、責任を取って離党届を提出したことを報告したが、箕部啓治は「そんなものは届いてない」と答えた。
実は、白井亜希子の秘書・笠松茂樹(アンジャッシュ児嶋)は、箕部啓治(柄本明)の元秘書で、秘書・笠松茂樹が離党届を撤回していたのである。
そして、箕部啓治は白井亜希子に、「君は票を集める広告塔だ。お飾り人形として、私の言うとおりにしていればいい。2度と私に逆らうんじゃないよ」と告げた。
一方、東京中央銀行の紀本平八(段田安則)は、半沢直樹に債権放棄をさせると言い、新たな作戦を練っていた。
他方、妻の半沢花(上戸彩)は半沢直樹(堺雅人)に、女将・新山智美(井川遥)は元銀行員だと教えた。しかも、女将・新山智美は、頭取・中野渡謙(北大路欣也)の部下だったのだという。
その日の夜、箕部啓治(柄本明)は頭取・中野渡謙(北大路欣也)を呼び出し、「銀行と政府、仲良くやっていこうじゃありませんか」と圧力をかけたのだった。
「危険なビーナス-原作のあらすじと犯人ネタバレ」へ続く。
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