相原メイ(多部未華子)と鴫野ナギサ(大森南朋)の結婚の結末
多部未華子が出演するTBSの恋愛ドラマ「私の家政夫ナギサさん」の最終回のあらすじと結末ネタバレ後編です。
このページは「私の家政夫ナギサさん-ドラマの最終回のあらすじと結末ネタバレ」からの続きです。
■私の家政夫ナギサさん-最終回の結末ネタバレ後編
その日、相原メイ(多部未華子)は鴫野ナギサ(大森南朋)と将来の事を話し合うと決意して帰宅すると、鴫野ナギサは「結婚の話しは、なかったことにさせてください」という書き置きを残して居なくなっていた。
相原メイは「たった3日で愛想を尽かされた?私の日常が駄目すぎて?いや違う。私が話し合うことから逃げたから」と思い、鴫野ナギサを探しに行った。
すると、田所優太(瀬戸康史)と会ったので、相原メイはトライアル結婚生活の事を明かし、鴫野ナギサが居なくなったと言い、「嫌われた」と落ち込んだ。
それを聞いた田所優太は「まだ早い。ちゃんと相手の口から聞いてみないと、まだ分らないでしょ。相原さんがいつも仕事でやっていることです」と励ました。
翌日、相原メイ(多部未華子)は同僚の陶山薫(高橋メアリージュン)に相談すると、陶山薫は「掃除や家事が出来ない事は最初から分っていたはず。だったら、相手に問題があったんじゃないの?マリッジブルーとか」と言った。
そこへ、新人の瀬川遙人(眞栄田郷敦)が飛び込んでくる。阪本先生(ジャギ)が5分だけ会ってくれることになったのだという。
そこで、相原メイが瀬川遙人を連れて阪本先生(ジャギ)に会いに行くと、瀬川遙人は患者の状況を見て処方しているのに、薬剤部長(ラオウ)に口出しされる覚えは無いと激怒した。
それでも、瀬川遙人は「僕のお婆ちゃんは、飲んでいる薬に違和感があっても、せっかく偉い先生が出してくれた薬だからって我慢して飲んでるんです。でも薬剤師さんになら話せるんだって。先生も薬剤師は立場が違うだけで、患者さんの事を一番に考えているのは同じだと思うんです。でも、その思いがすれ違ったままでは患者さんの為にはならないと思います。やっぱり、コミュニケーションは大切だと思います」と説得した。
すると、阪本先生(ジャギ)は「その通りだ。薬剤部の人に言っておいてください。何か意見があれば、聞く耳くらいは持つと。腐っても兄弟なんでね」と言い、瀬川遙人が出入り禁止になった問題は解決した。
さて、田所優太(瀬戸康史)は、鴫野ナギサ(大森南朋)が務める「TSクリーンハウス」を訪れ、家政夫の申し込みをした。
そこへ、鴫野ナギサが現われたので、田所優太は鴫野ナギサを連れ出して、「どういうつもりなんですか?理由を言わずに黙って消えるなんて。相原さんは自分のせいで貴方が出て行ったのだと、落ち込んでました。結婚は止めるんですか?おじさんだから」と尋ねた。
鴫野ナギサが「若い頃のようには決められません」と答えると、田所優太は「だったら、彼女に理由を告げて、きっぱりと諦めてください。彼女に必要なのは俺じゃない。貴方なんですよ。彼女を幸せにしてくれないと、貴方にその覚悟が無いと、俺は諦めが付きません」と告げた。
一方、相原メイ(多部未華子)は、自宅のチャイムが鳴ったので、鴫野ナギサかと思って慌てて出ると、母・相原美登里(草刈民代)だった。
母・相原美登里は、3日で捨てられたと聞いて、様子を見に来たのだ。
相原メイは「夫婦って大変じゃなかった?」と尋ねると、母・相原美登里は夫婦の苦労を話した。
さて、相原メイは、部屋で、箱に入っていたおそろいの食器を見つける。
相原メイがトライアル結婚生活を始めたとき、おそろいの食器が無いと言っていたので、鴫野ナギサ(大森南朋)が食器を買っておいてくれたのだ。
おそろいの食器を見た相原メイは、鴫野ナギサが結婚を真剣に考えていてくれたのだと悟り、鴫野ナギサの自宅へ行くが、留守だったので、鴫野ナギサが帰ってくるのを待った。
しかし、仕事が終わる時間になっても、鴫野ナギサが帰宅しないので、電話をしてみると、鴫野ナギサは相原メイのマンションの前に居るということだった。
相原メイは「そっちに行くから、絶対に動かないで」と言い、マンションへと急ぐと、途中で鴫野ナギサと出会った。
相原メイが「動かないでって言ったのに」と呆れると、鴫野ナギサは「じっとしていましたらカラスに威嚇されまして」と釈明した。
相原メイが「結婚相手に3日で逃げられるなんてショックです。ちゃんと説明してください」と、理由を尋ねると、鴫野ナギサは「昨日、人間ドックを受けたものですから。結果は概ね良好だったのですが、心電図だけが再検査となりまして、ふと、父親が脳梗塞で他界した事を想いだしたんです」と言い、話した。
鴫野ナギサと相原メイは年齢差が20歳あるので、鴫野ナギサが先に死ぬ事になる。
このため、鴫野ナギサは、家事や仕事が出来なくなるだけでなく、介護などで相原メイの将来を潰してしまうことを実感し、恐ろしくなって逃げたのだという。
それを聞いた相原メイは「先の事を心配してもしょうがない。その場その場で変化に対応すればいい。ナギサさんが動けなくなれば、私がもっと稼いで介護のプロに頼めば良い。おじさんなのに家政夫をやっているナギサさんが、いまさら年齢差がどうとか、型にはまった事を言わないでください。私にとって一片の悔いのない人生は、これからナギサさんと歩いて行く人生です。だからナギサさんを手放したくないんです」と告げた。
鴫野ナギサは「貴女はいつもそうやって、私の肩の荷を下ろしてくれますね。私の気持ちをきちんとお伝えしておりませんでしたね。私も貴女を手放したくないんです。それは好きだと言うことだと思います。私はメイさんが好きです」と告げた。
すると、相原メイは笑顔で「私も好きです」と答えた。
鴫野ナギサが喜んで「これからも、ずっとずっと、よろしくお願いします」と言って手を差し出すと、相原メイは手に持っていた荷物を鴫野ナギサに渡した。
鴫野ナギサは「え?え?」と戸惑っていると、相原メイは助走を付けてジャンプし、鴫野ナギサに抱きついた。
鴫野ナギサは相原メイを受け止めて抱きしめるが、腰を痛めてしまい、相原メイは「早速、介護?」と笑った。
その後、相原家に家族があつまり、鴫野ナギサは結婚の挨拶をした。
その日の夜、会社の同僚が相原メイの結婚祝いを開いてくれた。
天馬あかり(若月佑美)は、瀬川遙人(眞栄田郷敦)が居なくなるので、泣きながらやけ酒を飲んでいた。
陶山薫(高橋メアリージュン)は、「私の事をちゃんと見てくれる人」を探すため、隙間時間でも婚活アプリに力を入れていた。
堀江耕介(岡部大)が「落ちてたよ」と言い、陶山薫(高橋メアリージュン)にイヤリングを渡すと、陶山薫は「よく分ったね」と驚いた。
堀江耕介(岡部大)が「だって、いつもつけてるでしょ」と告げると、陶山薫は「え?」と驚くが、「無い無い無い」と否定した。
そこへ、支店長・古藤深雪(富田靖子)の夫が、お祝いのケーキを持って現われた。
こうして、古藤深雪の夫は医薬品卸売会社「しろくまメディカル」の駒木坂春夫(飯尾和樹)だったことが判明し、相原メイ(多部未華子)は驚いた。
一方、田所優太(瀬戸康史)は、家政夫と頼み、部屋の掃除と料理を頼んだ。
ある日、相原メイ(多部未華子)は鴫野ナギサ(大森南朋)から「帰りに卵を買って来てください」と頼まれので、「今日のご飯は何だろう」と思いながら、卵を買って帰宅すると、鴫野ナギサは「メイさん、これは温泉卵です。・・・大丈夫です。これでなんとかします」と言った。
相原メイ(多部未華子)は、こうした何気ないやりとりに幸せを感じるのだった。
なお、原作のあらすじとネタバレは「私の家政夫ナギサさん-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
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