朝ドラ「エール」-永田ユリカ(中村ゆり)のモデルとネタバレ
作曲家の古関裕而をモデルするNHKの朝ドラ「エール」に登場する永田ユリカ(中村ゆり)のモデルとネタバレです。
朝ドラ「エール」の実話やネタバレは「エール-モデルとあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■エール-永田ユリカ(中村ゆり)のネタバレ
永田ユリカ(中村ゆり)は、長崎県の医師・永田武(吉岡秀隆)の妹で、原爆が投下されて荒廃した長崎で、兄の永田武を助けながら、長崎の復興に尽力するのだった。
やがて、兄の永田武(吉岡秀隆)が随筆「長崎の鐘」を書き、古山裕一(窪田正孝)が「長崎の鐘」を作曲することになる。
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■エール-永田ユリカ(中村ゆり)のモデル
永田武(吉岡秀隆)のモデルが、原爆で被爆した長崎の医師・永井隆なので、永田ユリカ(中村ゆり)のモデルは永井隆の妹となる。
永井隆は長崎医科大学の助教授で、熱心なキリスト教の信者だった。そして、永井隆は1945年8月9日に長崎県に投下された原爆により、被爆した。
しかし、永井隆は放射線科の医師だったので、原爆で被爆する2ヶ月前に白血病と診断され、余命2ヶ月を宣告されていた。白血病は、放射線科の医師の職業病である。
さて、永井隆は被爆して、妻・緑を原爆で失うが、救護所を作り、第11医療隊の隊長として、被爆者の救護活動にあたる。
しかし、体調不良者が続出したので、2ヶ月ほどで第11医療隊は解散した。
そうした一方で、被爆して崩壊した浦上カトリック教会について、保存と再建で意見が対立していたのだが、熱心なキリスト教信者だった永井隆は、再建を主張して支持され、浦上カトリック教会の再建に尽力した。
また、被爆した数少ない放射線の専門家として、被爆したときのことを書き残すように助言され、永井隆は「長崎の鐘」を書いた。
さて、永田ユリカ(中村ゆり)のモデルは永井隆の妹で、永井隆に妹は実在します。
「永井隆の家系図」によると、永井隆の妹は長女・永井文子、次女・永井佐和子、三女・永井英子の3人です。
しかし、永田ユリカ(中村ゆり)に相当しそうな妹は特定できませんでした。
おそらく、朝ドラ「エール」のオリジナルキャラクターだと思います。
■キャストは中村ゆり
中村ゆりは昭和57年(1982年)3月15日生まれ、大阪府寝屋川市の出身で、オーディション番組「アサヤン」に合格し、「ユリマリ」としてデビューしたものの、1年で解散した。
その後、女優に転向し、映画「パッチギ!LOVE&PEACE」に出演して高い評価を受けた。
朝ドラでは「おひさま」「梅ちゃん先生」「花子とアン」「わろてんか」に出演しており、「エール」が朝ドラ出演5作目となる。
なお、カトリック教の熱心な信者といえば、細川ガラシャです。細川ガラシャの生涯については「実話・細川ガラシャの生涯」をご覧ください。
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