エール-中井潤一(なかい・じゅんいち)のモデルは画家・向井潤吉
古関裕而をモデルとするNHKの朝ドラ「エール」に登場する中井潤一(小松和重)の実在のモデルとネタバレです。
朝ドラ「エール」のあらすじやネタバレは「エール-モデルとあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■中井潤一(小松和重)のネタバレ
中井潤一(小松和重)は画家で、報國音楽協会から戦地への慰問を依頼され、古山裕一(窪田正孝)らと共にビルマを訪れ、インパール作戦に参加した部隊を慰問することになった。
しかし、ビルマに到着してもインパールは陥落していなかったで、慰問団はラングーンのホテルに滞在していた。
やがて、慰問団の中井潤一(小松和重)と水野伸平(大内厚雄)は、前線の様子を見学にいくことになり、古山裕一(窪田正孝)だけが残った。
その後、中井潤一(小松和重)は前線から戻ってくると、別人のようになっており、前線で観てきた悲惨な状況を古山裕一(窪田正孝)らに語るのだった。
スポンサードリンク
■中井潤一(小松和重)の実在のモデル
中井潤一(小松和重)のモデルは、画家の向井潤吉です。
向井潤吉は明治34年11月30日生まれ、京都府の出身。古民家などを書き続け、「民家の向井」を呼ばれた洋画家である。
昭和19年に行われたインパール作戦にともない、大本営はインパール作戦に特別報道班員の派遣を決定した。
作曲家の古関裕而、小説家の火野葦平、画家の宮本三郎が特別報道班員に選ばれた。
しかし、宮本三郎が病気で行けなくなったため、代わりに向井潤吉が派遣されることになった。
出発するときは、早く行かないと間に合わないと言われていたのだが、いざラングーンについてみると、インパールの陥落はまで時間があるということで、ホテルに滞在して平穏な日々を過ごしていた。
やがて、向井潤吉は小説家の火野葦平と共に戦線を観に行き、作曲家の古関裕而は残って、火野葦平が作詞した「ビルマ派遣軍の歌」に曲を付けた。
その後、向井潤吉は戻ってくると、古関裕而らに、助っ人を見せながら、前線の日本兵の悲惨な現状を報告した。
まもなく、大本営はインパール作戦の失敗を認め、インパール作戦を中止した。
なお、遺産争いのネタバレはについては「危険なビーナス-原作のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。
スポンサードリンク