おカネの切れ目が恋のはじまり-最終回のあらすじと結末ネタバレ
TBSのドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」の最終回(第4話)のあらすじと結末のネタバレです。
第3話のあらすじとネタバレは「おカネの切れ目が恋のはじまり-第3話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■おカネの切れ目が恋のはじまり-最終回のあらすじとネタバレ
翌朝、九鬼玲子(松岡茉優)が起きると、猿渡慶太(三浦春馬)は既に出かけており、会社も無断欠勤していた。
その日の夕方、九鬼玲子は仕事が終わって帰宅すると、母・九鬼サチ(南果歩)が出かけていたので、カレーを作っていると、ぬか床のなかから、大量の現金書留が出てきた。
10年前から、伊豆の「田中三郎」という人物から、毎月5万円が現金書留で送られていたが、ほとんど未開封のままだった。
10年前と言えば、父親が母親と離婚をして出て行ったころだった。
そのようななか、苦悩する早乙女健(三浦翔平)は、九鬼玲子の元を訪れ、「かってかも知れないけど、玲子を傷つけたくなかった。玲子の気持ちが嬉しかった」と告げると、九鬼玲子は「私はもう大丈夫です」と答えた。
翌朝、猿渡慶太(三浦春馬)は帰宅していなかったので、九鬼玲子は1人で伊豆の「田中三郎」に会いに行く事にして、自宅を出ると、板垣純(北村匠海)と出会った。
九鬼玲子が伊豆に行くことを明かすと、板垣純も伊豆に行く予定があるというので、一緒に行くことにした。
2人は電車で伊豆を目指すが、九鬼玲子は途中で停車した駅の屋台で売っていたイカ飯弁当を食べると言い、電車を降りて屋台に向かうが、イカ飯弁当を買っている間に電車が出てしまった。
そこで、九鬼玲子は駅のホームに残り、イカスミ弁当を食べながら、次の電車を待った。
一方、聖徳マリア(星蘭ひとみ)は、猿渡慶太(三浦春馬)をロックオンしていたが、連絡をしても猿渡慶太から何の返事も無いので、怒っていた。
さて、板垣純(北村匠海)は伊豆の駅の改札口で、九鬼玲子(松岡茉優)を待っていたが、お金を落としたおばあさんを助けている間に、九鬼玲子は板垣純に気付かず、改札口を通って行ってしまった。
さて、九鬼玲子は伊豆で「田中三郎」という人物を捜し回ったが、見つからなかったので、諦めて帰ることにして、アジの開きを買うために魚屋に入ると、「田中三郎」が市場に居るという手がかりを得た。
そこで、九鬼玲子が市場に向かおうとすると、九鬼玲子を探していた板垣純(北村匠海)と出会った。
板垣純が「よかった。ずっと探してたんです」と告げると、九鬼玲子は「イカ飯を買いに行って、わざと乗り遅れたの。目的地に着くのが怖くて」と言い、事情を話した。
九鬼玲子の父親は、九鬼玲子に何でもやらせてくれたし、何でも買ってくれたので、当然の如く、九鬼玲子は父親におねだりをして、猿渡慶太(三浦春馬)のように父親のお金を湯水の如く使っていた。
しかし、九鬼玲子が中学生のとき、父親が逮捕された。父親は会社で経理をしていたのだが、横領しており、そのお金で、九鬼玲子に贅沢をさせていたのである。
母親が家裁道具を全て売り、親戚に頭を下げてお金を借り、なんとかお金を返済したが、父親は離婚届を置いて出て行った。
九鬼玲子は「私が、あれも、これもと望んだから。父は罪を犯してしまった。私が父の人生を壊したんです。だから、会いたくて、会いたくないんです」と話した。
すると、板垣純は「無理して会わなくても良いんじゃないですか。帰りましょう」と行って手を差し出したので、九鬼玲子は父親に会わずに帰ることにした。
しかし、九鬼玲子が連れていた猿渡慶太(三浦春馬)のロボット「猿彦」が勝手に歩き出してしまったので、九鬼玲子が猿彦を追いかけて行くと、父親と遭遇してしまったのである。
すると、父親は「お前の才能を伸ばしてやりたかった。金のせいで、諦めさせたくなかった」と言い、土下座で謝罪した。
九鬼玲子(松岡茉優)は「私、欲しくなかったよ。お父さんに悪いことをさせてまで、欲しくなかった。これだけで十分だったの。覚えてる?私が試合で負けて泣いていたときに、お父さんが買ってくれた玩具」と言い、猿の玩具を差し出した。
九鬼玲子(松岡茉優)は、猿の玩具が壊れたので、それを自分で直した。そこから、今の清貧生活が始まったのだという。
そして、九鬼玲子(松岡茉優)は「私、この玩具の会社に就職したよ。それで経理部で働いている。お金は沢山無いけど、毎日幸せ。毎日、楽しい。これからは、お金は自分の為に使ってください。そして、これからはお父さんの人生を生きてください」と話した。
「おカネの切れ目が恋のはじまり-最終回の結末」へ続く。
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