君と世界が終わる日に-黒塗りと犯人の考察と疑義のネタバレ
竹内涼真が主演する日本テレビのドラマ「君と世界が終わる日に」の犯人の考察と疑義のネタバレです。
■実在したゾンビの実話
ドラマ開始前に黒塗りになっていた部分が明らかとなり、ドラマ「君と世界が終わる日に」は、ゾンビに占領される世界が描かれる事が判明した。
そこで、実在したゾンビについて紹介しておく。
アメリカ南部にブードゥー教という宗教がある。ブードゥー教では色々な毒などを調合してゾンビパウダーという粉を作り、掟(ルール)を破った人間にゾンビパウダーを塗った。
すると、ゾンビパウダーを塗られた人間は、仮死状態となって一度、死んでしまい、埋葬される。
埋葬後に掘り起こし、その人間は目覚めるのだが、思考能力を失っており、自分の意思を持たない人間となって、命じられるままに動く奴隷になった。
このように、本来のゾンビというのは、ブードゥー教の刑罰の一環として作られた奴隷であり、見た目は普通の人間と全く同じだった。
現在のイメージのように、ゾンビが腐敗してるのは、映画の影響である。
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■「君と世界が終わる日に」の意味の考察
令和という時代に、テレビドラマがゾンビをテーマに描く事には、意味があると思う。
おそらく、「君と世界が終わる日に」のゾンビは、世界的に猛威を振るう病原菌の比喩だろう。
実在するゾンビに噛まれても、噛まれた人はゾンビ化しないのだが、ドラマ内ではゾンビに噛まれたら、噛まれた人がゾンビ化するという風に描かれ、感染していない人がゾンビを恐れてゾンビを殺したりしている。
こうした描写は、現在、猛威を振るっている流行病に対する日本人を比喩的に表現した物だろう。
感染した人を恐れて差別し、社会から排除する。世間では、マスク警察という言葉も流行している。最近は、マスクをしていても、不織布のマスクで無ければ、入店を拒否するような店もあるのだという。
こういう異常な状況を、「君と世界が終わる日に」はゾンビに占領された日本として表現しているのだろう。
例えば、アメリカ軍は、ゾンビに襲撃されたときに備えて、「CONOP8888」という対応マニュアルを製作している。
もちろん、アメリカ軍が本気でゾンビが襲撃してくると考えている分けではなく、某国をゾンビに置き換えて、防衛戦略を作っており、ゾンビに例える事は珍しいことではないのだ。
■犯人と黒幕
おそらく、黒幕はゾンビウイルスのワクチンを研究している首藤公貴(滝藤賢一)だろう。
首藤公貴(滝藤賢一)は、妻が死んだので生き返らせようとしてゾンビパウダーを開発してしまい、妻がゾンビとなってしまった。
このため、ゾンビとなった妻を治療するため、ワクチンを開発しているのだと考えられる。
なお、「君と世界が終わる日に」の原作とネタバレは「君と世界が終わる日に-原作とあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。
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