「危険なビーナス」の感想-手島伯朗(妻夫木聡)は巨乳好き
妻夫木聡が主演するTBSのドラマ「危険なビーナス」の第1話の感想です。
原作のあらすじと犯人ネタバレは「危険なビーナス-原作のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。
■危険なビーナス-ドラマ版の感想
ドラマ「危険なビーナス」の第1話を観た。「危険なビーナス」は、東野圭吾の小説を原作とするドラマである。
「危険なビーナス」は、東野圭吾の中ではイマイチな部類に入る小説で、東野圭吾の小説なら、もっと他に面白い小説がいっぱいあるのに、どうしてこれをドラマ化したのだろうかと思っていた。
原作を読んでいて分かりにくかったのが、矢神家の人間関係で、映像化されれば、もう少し分りやすくなるだろうという期待を込めて第1話を観た。
私は、原作も読んでいるし、事前に矢神家の家系図も作っているので、人間関係は理解出来たが、原作を読んでいない人は、矢神家の人間関係は理解出来たのだろうかと疑問に思った。
なお、矢神家の家系図は「危険なビーナス-キャストと犯人ネタバレ相関図(家系図)」をご覧ください。
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■コメディー過ぎた
第1話は、巨乳の女性が登場して、手島伯朗(妻夫木聡)が胸の谷間を観て鼻の下を伸ばすというオープニングで始まったのだが、コメディー過ぎると思った。
私は原作を読んでいるので、胸の谷間を見せる意味は分るのだが、TBSの日曜9時枠には「大河ドラマの民放版」という感じの重厚なドラマを期待しているので、オープニングから期待外れな感じがした。
それに、矢神家の人たちも、キャラクターがデフォルメされており、ミスキャスト感が強かった。
また、30億円を巡る遺産問題なのに、弁護士すら同席していないので、リアリティーを感じなかった。
オリジナルキャラとしてお手伝いさんを登場するらしいが、お手伝いさんよりも弁護士を登場させるべきだと思った。
ただ、第1話から色々と伏線が張られていたし、矢神牧雄(池内万作)がエスカレーターから突き落とされるという原作には無いエピソードもあったので、楽しめた。
一番、演技が自然で良かったのは、動物看護婦の蔭山元美(中村アン)だったので、中村アンを目当てに「危険なビーナス」を観ようと思う。
ところで、中村アンで思い出したのだが、杏の夫が不倫相手と失踪するドラマがTBSの金曜9時で始まる。「恋する母たち」というドラマだ。
「恋する母たち」は、原作も面白かったし、キャスティングも良さそうなので、期待している。
なお、「恋する母たち」の原作のあらすじとネタバレは「恋する母たち-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
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