エールの史実-小山田耕三(志村けん)のモデル山田耕筰の秘密ネタバレ

NHKの朝ドラ「エール」に登場する小山田耕三(志村けん)のモデル山田耕筰が隠し続けたハゲ頭の秘密をネタバレします。

朝ドラ「エール」のあらすじとネタバレは「朝ドラ「エール」のモデルとあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■山田耕筰のハゲ頭の秘密

小山田耕三(志村けん)のモデルは、童謡「赤とんぼ」などを作曲した山田耕筰なのだが、山田耕筰は無類の女好きとしても有名である。

このため、山田耕筰のエピソードは、下ネタばかりなので、紹介できそうなネタがないのだが、今回は数少ないエピソードのなかから、ハゲ頭の秘密を紹介する。

さて、山田耕筰と言えば、ハゲ頭がトレードマークになっているが、本当はハゲではなく、頭を剃っているのだ。

山田耕筰は非常にお洒落で、女性にもモテていたので、40歳ごろから、頭が薄くなってきたのを機に、思い切って頭を剃ったのだ。

そして、毎週2回、金座の床屋を自宅に呼んで頭を剃り、卵白で頭をマッサージして、頭のテカリを出していたのだ。

つまり、山田耕筰は、完全なハゲではなく、薄毛になったため、髪の毛を剃っていたというのが史実なのである。

事実として、山田耕筰が死ぬ前に入院していたとき、頭の手入れが出来ないので、白髪が伸びて落ち武者のようになっていたのだ。

ところで、山田耕筰は女性からもモテたのだが、実は男性をも虜にする不思議な魅力があった。

山田耕筰はオーケストラを抱えていた問題で、借金があり、借金取りが出入りしていたのだが、その借金取りが山田耕筰に魅了され、山田耕筰の執事になってしまったのだ。

作曲家の古関裕而など、大勢の音楽家から尊敬されていたのだが、いかんせん、女性問題が酷すぎた。

山田耕筰のせいで、世間から「西洋音楽家は女好き」というレッテルを貼られ、大勢の音楽家が迷惑を被ったのも事実である。

古関裕而も山田耕筰を尊敬していたが、山田耕筰の女性問題報道が切っ掛けで、尊敬する対象から超えるべき対象へと変化し、いつしか、古関裕而の中から山田耕筰の音楽的な要素は消えたといわれている。

もっとも、古関裕而の場合は、妻の古関金子がスキャンダル報道を観て、山田耕筰を毛嫌いしていたとも言われる。ハゲなので、毛は無いけれど。

なお、朝ドラ「エール」のモデルとなった古関裕而と菊田一夫の不倫のネタバレは「朝ドラ「エール」の史実-古関裕而と菊田一夫の不倫の実話の解説」をご覧ください。

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