恋する母たち-蒲原マリ(仲里依紗)の反乱
木村佳乃が主演するTBSの不倫ドラマ「恋する母たち」の原作の第6巻のあらすじとネタバレです。
第1巻からのあらすじは「恋する母たち-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
第5巻のあらすじは「恋する母たち-第5巻のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■恋する母たち-第6巻のあらすじとネタバレ
弁護士の蒲原繁樹は、弁護士会から6ヶ月間の業務停止命令を受けて無収入となったため、家族でタワーマンションを引き払い、2LDKの賃貸マンションに引っ越し、生活は一変した。
生活費は切り詰めても、子供の教育費は減らさない事にして、蒲原マリがパートに出て、蒲原繁樹は自宅で子供の面倒をみることにした。
蒲原繁樹が「記事をリークしたのは山下のり子だ」と明かすと、蒲原マリは「何度問い詰めても、『体の関係は無い、ただの部下だ』と言って、何の手も打たなかったアンタのせいよ」と怒った。
そして、蒲原マリは、娘の通う学校から、蒲原繁樹の懲戒免職のニュースが原因で娘が虐められる恐れがあると言い、やんわりと転校を勧められたため、思わず教師に嫌味を言ってしまうのだった。
そのようななか、北海道で写真館を経営する蒲原マリの両親が訪ねてきた。
蒲原マリの長男・蒲原繁秋は、祖父と意気投合したので、北海道へ行き、祖父の元で写真の修行をすることにして、蒲原マリに「一人前になって迎えに来るから、そのときに離婚すればいい」と言い残し、北海道へ旅立った。
ある日、蒲原マリは石渡杏の家に遊びに行った。石渡杏は元夫・石渡慎吾の実家・石渡家に住んでいいた。石渡家は会社を経営しており、もの凄い豪邸だった。
石渡杏がどうして離婚しないのかと尋ねると。蒲原マリは「任侠」と答えた。
石渡家は、蒲原マリが愛用している化粧品を販売しているので、蒲原マリは不思議な縁だと驚くが、石渡杏は蒲原マリがパートで働いている事に驚いた。
さて、蒲原マリは弁当屋のパートから帰ると、一日中ソファーでテレビを観て何もしない夫・蒲原繁樹に腹を立てて、弁護士が出来ないのなら、アルバイトでもしろと言い、夫・蒲原繁樹と口論してしまう。
喧嘩をすると娘達が泣くので、仲直りはしたが、蒲原マリは夫・蒲原繁樹の「俺が稼いだ金だ」という言葉が気に入らず、もっと稼がなければならないと思った。
そこで、蒲原マリは、やる気を出して、パート先の弁当屋で色々とアイデアを出すが、蒲原マリはクビになってしまった。
蒲原マリは、夫・蒲原繁樹から「パートも務まらないのか」と馬鹿にされたので落ち込んでいると、石渡杏の義母に気に入られ、石渡杏の義母から、石渡家が経営している石渡コスメの広告塔に成って欲しいと頼まれ、テレビショッピングに出演することになった。
さて、林優子は離婚して千葉支店に転勤し、長男・林大介は夫とともに与論島へ行くことになっていた。
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■最後の母親会
そこで、林優子は、石渡家で石渡杏と蒲原マリに会い、最後の母親会をする事にした。
長男・林大介は、石渡杏の長男・石渡研と親しくしていたので、林優子は長男・林大介を一緒に連れて行くことにしたが、長男・林大介、急に行きたくないと言いだした。
林優子が事情を尋ねると、長男・林大介は「僕はゲイなんだ。不登校になったのも、学校でゲイだとバレそうになったから」と打ち明けた。
すると、林優子は長男・林大介を抱擁し、「会わないと後悔する」と諭し、長男・石渡研を石渡家へ連れて行ったのだった。
さて、林優子は石渡家に行くと、石渡杏に、自分の不倫が原因で離婚した事を報告した。
石渡杏は1度の不倫くらいで離婚するべきではないと反対したが、林優子は、初めての不倫ではなく、「執行猶予中だった」と言って明かした。
実は、林優子の長男・林大介は不倫相手との間に出来た子で、夫の林シゲオは、それを知りながら、長男・林大介を実子として育て、子育てのために新聞社を辞めてフリーのライターになってくれていたのだ。
林優子は「夫との唯一の約束を守れなかった。杏さんなら叱ってくれると思って」と告げるが、石渡杏は「私にはしかる権利は無い。このことは、マリさんには内緒にしておこう」と答えた。
その後、蒲原マリも石渡家が到着し、石渡杏・林優子・蒲原マリは現状を報告したり、家庭の不満をぶちまけたりして、やがて最後の母親会は終わった。
一方、長男・林大介も長男・石渡研と最後に楽しく遊び、別れ際に長男・石渡研は与論に遊びに行くと約束した。
さて、みんなが帰ると、元夫・石渡慎吾が石渡杏の頭をクシャクシャにした。
それは2人が夫婦だったときに、いつも元夫・石渡慎吾がやっていた行為だったので、石渡杏は「記憶だ戻ったの?」と驚くが・・・。
■林優子の千葉転勤
さて、コジカビールの千葉支店に転勤した林優子は、取引先から女だと言って相手にして貰えなかったが、粘り腰で頑張り、契約を取っていった。
そのようななか、支店長の代理で本社の会議に出席するため、本社を訪れると、元不倫相手の赤坂剛と再会する。
すると、赤坂剛は未だに林優子の事が好きで、林優子に「僕と別れたのは有馬に脅されたからだろ」と言い、復縁を迫った。
林優子は「好きとか、嫌いとか、もう止めない?ウチの会社は結婚している方が昇進が早い。出世コースに乗るために、早く結婚した方がいい」と告げた。
それでも、赤坂剛は林優子に復縁を迫ろうとしたが、同僚が来たので、この話は打ち切りとなり、林優子は千葉支店へと戻るが、赤坂剛に再会して胸の奥からこみ上げてくる感情に困惑するのだった。
さて、千葉支店に戻った林優子は、面倒くさがり屋なダメ社員・熊田学に課長になるように勧めた。
熊田学は「あと3年で定年になるので、いまさら」と断るが、林優子は「課長になれば、退職金が増える」と言い、熊田学を指導して、課長の昇進試験に合格させた。
喜んだ熊田学は、お礼に林優子を自宅に招待して料理を振る舞うと、林優子に「林さんは自分に厳しすぎる。もう少し自分を甘やかしてもよいのではないか」と告げた。
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■蒲原マリの反乱
さて、石渡コスメのテレビショッピングに出るようになった蒲原マリは、初めてのギャラを貰うと、ギャラが50万円だったので驚き、これなら娘2人を連れて離婚しても生活できると思った。
その日、蒲原マリが寿司屋の出前をとったので、夫・蒲原繁樹が何かあったのか尋ねると、蒲原マリは初めてのギャラが振り込まれた事を教え、半年間、毎月50万円のギャラが出るのだと話した。
蒲原マリは、夫から「少しくらい稼いだからって図に乗るな」と言われると思っていたのだが、夫・蒲原繁樹は蒲原マリが出てるテレビショッピングの録画を見て、「これは買いたくなるね」と褒めたので、蒲原マリは拍子抜けした。
その日の夜、夫・蒲原繁樹は蒲原マリに、決まりかけていた弁護士復帰の話しがネット記事のせいでダメになった事を明かして弱音を吐き、「こんな俺に愛想を尽かさずに居てくれてありがとう」と礼を言った。
予想外の言葉に蒲原マリは、動揺するが、離婚の決意は変わらず、離婚に向けて計画を立てた。
翌日、夫・蒲原繁樹は、ネット記事が消えない以上は弁護士に復帰するのは難しいため、税理士の資格を取ってやり直すことを宣言すると、娘たちも喜んだが、蒲原マリは内心で「今更、改心しても遅い」と思った。
その日、蒲原マリが石渡コスメの会議に出席すると、売り上げも良いので、社長や幹部からもチヤホヤされ、男性幹部から食事にも誘われた。
そのようななか、落語家の今昔亭丸太郎から「クミ(元妻)が死んだ」というLINEが入ったので、蒲原マリは慌てて今昔亭丸太郎の元に駆けつけた。
今昔亭丸太郎は離婚して時間が経つので、落ち込んでいなかったが、蒲原マリは話を聞いて、残された子供達を不憫に思い、離婚の計画を躊躇するのだった。
数日後、蒲原マリは今昔亭丸太郎から「子供を連れて逃げ出さないか」とプロポーズされた。
今昔亭丸太郎は蒲原マリの異変に気づき、北海道の長男・蒲原繁秋に連絡を取り、蒲原繁秋から蒲原マリの状況を聞き、自分なら幸せに出来ると考えたのだ。
結局、夫・蒲原繁樹は勉強を理由に、家事は手伝わなくなっており、夫に不満を持つ蒲原マリは、石原コスメからギャラが入る今が離婚のチャンスだと思った。
しかし、その矢先、蒲原マリの夫が弁護士の蒲原繁樹だと判明し、石渡コスメに、蒲原マリに対する苦情が殺到した。
石渡コスメの社長は蒲原マリをクビにはしないと言ってくれたが、蒲原マリは色々な事を考え、自分から石渡コスメを辞めた。
そして、蒲原マリの石渡杏に電話をして、石渡杏が不倫は2回までなら引き返せると言っていた件について、詳しい話しを聞いた。
その後、蒲原マリは今昔亭丸太郎にプロポーズを断るが、安全日だと嘘を言ってチョメチョメを付けずに、最後に2回抱かれ、今昔亭丸太郎の子供を妊娠して、今昔亭丸太郎とは別れた。
その日の夜、蒲原マリは夫・蒲原繁樹にも抱かれ、1ヶ月後、夫・蒲原繁樹に「妊娠した」と報告したのだった。
「恋する母たち-最終回(第7巻)のあらすじとネタバレ」へ続く。
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