おちょやんの史実-「正ちゃんの冒険」のモデルとネタバレ
NHKの朝ドラ「おちょやん」の舞台「正ちゃんの冒険」のモデルとネタバレです。
■正ちゃんの冒険-あらすじとネタバレ
「山村千鳥一座」は人気が低迷しており、公演打ちきりが迫っていた。
そこで、座員の薮内清子(映美くらら)が子供向け漫画「正ちゃんの冒険」を原作として脚本を書くが、山村千鳥(若村麻由美)は認めなかった。
しかし、竹井千代(杉咲花)ら座員が全員で頭を下げて懇願すると、山村千鳥(若村麻由美)は「勝手にしろ」と言い、「正ちゃんの冒険」の上演を認めた。
ところが、本番の先日に主役の薮内清子(映美くらら)が怪我をして舞台に出られなくなったので、代役を立てなければならないのだが、そんな短時間で台詞を覚えることが出来ない。
そこで、台詞を覚えて居た竹井千代(杉咲花)が代役として主演を務めることになるが、発生の基礎すら出来ていないので、これではダメだと座員たちも落ち込んだ。
それでも、竹井千代(杉咲花)は1人で残って発声の練習をしていると、師匠の山村千鳥(若村麻由美)が助け船を出して、発声の基礎を教えてくれ、舞台は無事に成功したのだった。
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■正ちゃんの冒険-モデルとネタバレ
竹井千代(杉咲花)のモデル浪花千栄子は、カフェー「オリエンタル」で女給していたが、女優志望の女給ユリちゃんに連れられ、カフェー「オリエンタル」を辞めて無名のプロダクションに入った。
しかし、このプロダクションは出資詐欺のような会社で、映画を1本も撮ることなく、倒産した。
そこで、浪花千栄子は、監督の紹介で、京都の第二新京極の三友劇場に出ていた「村田栄子一座」に入った。
浪花千栄子は、女優になどなりたくなく、女中仕事を希望していたので、「村田栄子一座」で女中の仕事をしていたのだが、何事も物覚えが良く、手際が良かったため、村田栄子の弟子にされてしまった。
弟子となった浪花千栄子は、小学校に2ヶ月しか通えなかったので、字が読めず、台本を読めなかったが、舞台を見て全ての台詞を覚えていたので、村田栄子が舞台で台詞を忘れると、舞台の袖から台詞を教えるプロンプターという仕事をしていた。
そのようななか、子供向け漫画「正ちゃんの冒険」を原作とした舞台「正ちゃんの冒険」に主演していた師匠の村田栄子が肺炎で倒れ、舞台に出られなくなった。
急遽、代役を立てなけれなならないのだが、代役が間に合わないので、座員は台詞を覚えていた浪花千栄子に衣装を着せ、舞台に上げたのである。
ところが、浪花千栄子は緊張のあまり、覚えて居た台詞が出てこないので、それを誤魔化すために、飛んだり跳ねたり、セットの木によじ登ったりして、所狭しと暴れ回った。
すると、それが受けに受けて舞台は大人気となり、公演が延長され、浪花千栄子は「村田栄子一座」でなくてはならない存在となった。
ところが、師匠の村田栄子は癇癪持ちで、浪花千栄子に当たり散らし、浪花千栄子は生傷の絶えない日々を過ごしており、終いには階段から突き落とされた。
そのようななか、下降線をたどっていた「村田栄子一座」、三友劇場を出て旅巡業に出ることになった。
このとき、村田栄子の暴力を見るに見かねていた三友劇場の劇場主が、浪花千栄子に東亜キネマを紹介したので、浪花千栄子は東亜キネマへと移り、映画女優となるのだった。
なお、朝ドラ「おちょやん」のモデルやネタバレは「おちょやん-あらすじとモデルのネタバレ」をご覧ください。
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