35歳の少女-最終回の感想
柴咲コウが主演する日本テレビのドラマ「35歳の少女」の最終回の感想です。
最終回のあらすじとネタバレは「35歳の少女-最終回のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■35歳の少女-最終回の感想
ドラマ「35歳の少女」は、10歳の時に起こした自転車の事故により、植物人間状態になって眠り続けていた時岡望美(柴咲コウ)が、母・時岡多恵(鈴木保奈美)の献身的な介護により、35歳の時に目覚め、1年間の間に、25年分の人生を送るというストーリーだった。
時岡望美(柴咲コウ)は、25年間も眠り続け、時間を奪われたと考えていたが、みんなの時間を奪っていたのは自分だった事に気付き、時間を持って余している人から時間を買い、時間を欲しがっている人に時間を売るYouTuberになった。
時間を奪われる側、時間を奪う側、時間を売買する側などが描かれており、途中までは面白かったが、最終回は時岡望美(柴咲コウ)が北海道の「どさんこトレビ」からスカウトされ、北海道でアナウンサーの夢を叶えるという中途半端で残念な結末だった。
私が最終回を書くなら、時岡望美(柴咲コウ)は1年間で眠っていた25年分を急成長したことから、急激な精神の成長に体が対応できず、体が急激に老化して25年分の歳を取り、60歳のお婆さんになるという結末にしただろう。
白髪バーションの鈴木保奈美も良かったので、最終回で白髪になった柴咲コウも観てみたかった。
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■ハッピーエンドでもない中途半端な結末
時岡望美(柴咲コウ)が、母・時岡多恵(鈴木保奈美)が子供達のために家を大切にしていたことを知り、上の売却を止めた。
しかし、時岡望美(柴咲コウ)はアナウンサーになる夢を選び、北海道へ行ったので、母親が残した家には住んでいない。
それに、アナウンサーになる夢は叶えたものの、広瀬結人(坂口健太郎)とも遠距離恋愛になったので、ハッピーエンドとも言えず、なんとも中途半端な結末に感じた。これなら、普通のハッピーエンドで良かったと思った。
今村達也(竜星涼)のエピソードも中途半端だったし、広瀬結人(坂口健太郎)の学校のエピソードも中途半端だったので第9話までに処理して、最終回ではもっと時岡望美(柴咲コウ)を掘り下げて欲しかった。
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