2020年で面白かったドラマの紹介
2020年の地上波のドラマで、私が面白いと思ったドラマ8本を紹介します。ランキング形式ではないので、順不同です。
■私の家政夫ナギサさん
「私の家政夫ナギサさん」は、多部未華子が主演したドラマで、ラブコメとして面白かった。平均視聴率では、ラブコメの金字塔と言われる「逃げ恥」を超えて、平均視聴率15.1%を記録した。
何よりも良かったのが、多部未華子の演技で、「これは経費で落ちません」をヒットさせた勢いに乗って、「私の家政夫ナギサさん」で大ブレイクしたという感じがした。
これは、堺雅人が「リーガルハイ」をヒットさせた後、「半沢直樹」で大ブレイクした時と同じ現象だと思った。
宇梶剛士が「ラオウ」と呼ばれていたり、北斗の拳ネタだけに、ツボを突いていると思える点が多く、全体的にクオリティーが高かった。「逃げ恥」を超えるのも当然と思える内容だった。
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■レンタルなんもしない人
「レンタルなんもしない人」はテレビ東京の深夜ドラマである。Twitterで、「何もしない」という条件で自分を貸し出している人が居り、その人をモデルにしたドラマだ。
比嘉愛未が主人公の妻役で出演していたので、比嘉愛未の仕事は看護婦さんなのかなと思いながら観ていた。
第9話に土村芳と古川琴音が同性愛のカップルとして出演しており、ストーリーも面白かった。
あくまでも深夜ドラマとしての評価だが、深夜テレビ好きの人にはお勧め出来るドラマだ。
■MIU404
「MIU404」はTBSの金曜10時枠で放送していたドラマで、「アンナチュラル」のスタッフが再結集したという事で話題になったドラマだ。
綾野剛・星野源・岡田健史・菅田将暉・麻生久美子など、好きな俳優が出演していたので、期待していたのだが、私はギスギスしたキャラが苦手なので、全体的には面白くなかった。
ただ、第5話はテーマに社会性もあって面白かった。なにより、第5話に出ていた小日向文世の演技が凄かった。流石だと思った。第5話だけでも見た方が良いと思う。
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■半沢直樹(2020年版)
2020年版は、2013年に放送した「半沢直樹」の続編である。「半沢直樹」は、明らかに過剰演出だが、面白かった。歌舞伎の手法を取り入れているのだろう。テレビドラマではあまり見かけない演出である。これは、観なければ分らない面白さなので、ぜひ観て欲しい。続編にも期待。
■リモラブ
「リモラブ」は、波瑠が主演した日本テレビの恋愛ドラマである。
恋愛ドラマとしては面白くないが、感染予防という時事ネタをテーマにしたドラマで、社会性を評価した。
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■極主夫道
「極主夫道」は、玉木宏が主演した日本テレビのドラマである。玉木宏が元ヤクザの主婦というコメディードラマだ。
「極主夫道」には川口春奈が出ていた。私は川口春奈を大根だと思っていたのだが、深夜ドラマ「ヒモメン」を観て好きになった。コメディードラマの川口春奈は良い味を出しているので、コメディー向きの女優だと思う。
子役の白鳥玉季は、ドラマ「凪のお暇」に出演していた子で、白鳥玉季は表情が良いし、この子は上手いと思う。
竹中直人は流石は竹中直人と感心する一方で、稲森いずみが予想外にハマっていたので面白かった。続編に期待。
■共演NG
「共演NG」はテレビ東京の深夜ドラマで、中井貴一と鈴木京香が主演しており、中井貴一の面白さが出ていた。
共演NGとは、一緒に出演させたらダメな出演者の組み合わせで、企画が面白いドラマだった。
ドラマを見終わった後に知ったのだが、企画が秋元康だった。やはり、秋元康は企画が上手いと思った。
■朝ドラ「エール」と「おちょやん」
朝ドラ「エール」も「おちょやん」も面白かった。中断があったり、短縮になったので、もったいないと思った。
「エール」は演出も面白かったし、戦争も描いていたので
■2020年のドラマ総括
2020年は政府の外出自粛要請により、ドラマが中断するなど、特殊な年だったが、ドラマはクオリティーが高くて面白いドラマが多かった。今回、紹介しなかったドラマの中にも面白いドラマは多かった。
そのようななかでも、TBSは頭一つ抜けていた。「ドラマのTBS」と言われるだけあって、面白いドラマが多かった。
ところで、映画を撮影中のトム・クルーズが感染予防を怒ったスタッフを怒鳴りつけたというニュースがあった。
我々、視聴者はテレビから流れてくるドラマをなんとなく観ているだけだが、ドラマを作る方は大変なのだろうと思った。
だから、今年は、制作しているスタッフの人に感謝しながら観るようになった。
それにしても、年末になって、連日のように、感染者数が最多だと報道しているが、「最多。最多」って、お前はチューリップか!と思いながら、私は2020年の年末を過ごした。
2021年も引き続き大変な年になるかも知れないが、頑張って面白いドラマを作ってもらいたい。
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