恋はDeepに（こいはディープに）-原作とあらすじと最終回ネタバレ

石原さとみと綾野剛がW主演する日本テレビのドラマ「恋はDeepに（こいはディープに）」の原作とあらすじとネタバレです。

■恋はDeepに-原作と主題歌

■恋はDeepに-ネタバレ目次

1. 第1話「最悪の出会いからのキス」
2. 第2話「デイヴィッド（小手伸也）のホテル誘致」
3. 第2話「真壁雪乃（堀田真由）の山売却事件」
4. 第4話「私、人間じゃないの」
5. 第5話「蓮田倫太郎が探していた母の指輪」
6. 第6話「渚海音のアシストで蓮田倫太郎がプロジェクトに復帰」
7. 第7話「渚海音の正体は人魚」
8. 第8話「海に帰る決意」
9. 最終回「海に帰る渚海音」
10. SP放送「渚海音との再会」

1. 渚海音（石原さとみ）の正体は人魚
2. 渚海音（石原さとみ）のネタバレ
3. 蓮田倫太郎（綾野剛）のネタバレ
4. 蓮田光太郎（大谷亮平）のネタバレ
5. 蓮田榮太郎（渡邊圭祐）のネタバレ
6. 恋はDeepに-最終回と結末の予想

■恋はDeepに-第1話のあらすじとネタバレ

星ヶ浜海岸のリゾート開発を手がける「蓮田トラスト」の次男・蓮田倫太郎（綾野剛）は、家が嫌で実家を飛び出して、イギリスで働いていたが、父・蓮田太郎（鹿賀丈史）に呼び戻されて帰国し、星ヶ浜海岸に建設する海中展望タワーの任された。

蓮田倫太郎にとって、海中展望タワーは死んだ母親との約束で、念願の海中展望タワーが建設できるため、戻ってきたのだ。

一方、海を愛する海洋学者・渚海音（石原さとみ）は、星ヶ浜海岸のリゾート開発を阻止するため、テレビのコメンテーターとして出演したさい、リゾート開発の中止を訴えた。

このテレビ番組のスポンサーが「蓮田トラスト」で、蓮田倫太郎（綾野剛）が番組の見学に来ており、2人は最悪の出会いを果たすのだった。

しかし、「蓮田トラスト」の長男・蓮田光太郎（大谷亮平）は、次期社長の座を狙っており、2男・蓮田倫太郎の海中展望タワーの邪魔をするため、リゾート開発に反対する渚海音（石原さとみ）をスカウトした。

渚海音は、リゾート開発を阻止するため、リゾート開発に加わり、海中展望タワーが一番、海に悪影響だと言って反対すると、海中展望タワーの建設が夢だった2男・蓮田倫太郎は激怒した。

そのようななか、2男・蓮田倫太郎は母親の形見である指輪を探すため、スキューバーダイビングで星ヶ浜の海に潜るが、アクシデントがあり、溺れてしまう。

星ヶ浜海岸を通りかかった渚海音は、カニに人が溺れていると教えられ、蓮田倫太郎を救出してキスをすると、蓮田倫太郎が息を吹き返した。

そこを通りかかったYouTuberのエニシ（福山翔大）は、渚海音が蓮田倫太郎にキスをしている様子を目撃し、撮影したのだった。

その日帰宅した渚海音は、水槽で買っているウツボと話をしながら、蓮田倫太郎とのキスを思い出すのだった。

■恋はDeepに-第2話のあらすじとネタバレ

蓮田倫太郎（綾野剛）は、星ヶ浜にホテルを誘致するため、世界的な一流ホテルのCEO・デイヴィッド（小手伸也）と交渉を開始するが、デイヴィッドが首を縦に振らず、契約は難航していた。

一方、渚海音（石原さとみ）は、蓮田倫太郎キスしたことを、蓮田倫太郎がどこまで覚えて居るのか気になっていたが、蓮田倫太郎は何も覚えていなかったので安堵した。

他方、「蓮田トラスト」の3男・蓮田榮太郎（渡邊圭祐）は、鴨居研究室の宮前藍花（今田美桜）と良い感じになり、鴨居研究室との交流を開始する。

さて、蓮田倫太郎はデイヴィッドとの交渉が難航しており、「何が足りないのだろうか」と悩んでいると、渚海音から「デイヴィッドは本当に海の事を考えているのでしょうか」と指摘される。

そこで、蓮田倫太郎はデイヴィッドを海釣りに誘うと、デイヴィッドが海を大切にしていないことが分かり、ホテルの誘致に疑問を感じるが、父・蓮田太郎（鹿賀丈史）から契約を厳命される。

蓮田倫太郎はデイヴィッドのパーティー会場を訪れると、パーティー会場から出て行く渚海音を見つけて追いかけ、エレベーターに乗り込むと、停電でエレベーターが止まってしまう。

渚海音は、デイヴィッドにリゾート開発が海に与える悪影響について説明したが、デイヴィッドは聞く耳を持たなかったのだという。

やはり、デイヴィッドは海のことなど考えていなかったのだ。

さて、渚海音は、高いところが苦手なので、震えて苦しみだしたので、蓮田倫太郎は渚海音を抱きしめると、渚海音の体は異常に冷たかった。

その後、停電が解消され、エレベーターが動くと、蓮田倫太郎は渚海音を1階で降ろして、デイヴィッドのパーティー会場へと向かい、デイヴィッドに契約の白紙撤回を突きつけようとしたが、兄・蓮田光太郎（大谷亮平）がデイヴィッドと契約を結んでいたのだった。

第2話の詳しいネタバレは「恋はDeepに-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■恋はDeepに-第3話のあらすじとネタバレ

「蓮田トラスト」の長男・蓮田光太郎（大谷亮平）がデイヴィッド（小手伸也）と契約し、ホテルの誘致が決まったが、土地の買収が済んでいない事が判明する。

そこで、蓮田倫太郎（綾野剛）は山を所有している真壁雪乃（堀田真由）と交渉を開始するが、真壁雪乃は山を守りたいと言い、土地の売却を拒否した。

渚海音（石原さとみ）は、「海が豊かなのは山が豊だから」だと言い、真壁雪乃に山を売却しないように要請する。

さらに、渚海音は、蓮田倫太郎は海を愛しているのに、どうして海を壊す海中展望タワーの建設に熱心なのか不思議に思いながらも、山のおかげで海が豊になる根拠を示す資料を渡した。

ところが、真壁雪乃は、死んだ父親の借金が判明し、山を手放さなくては借金が返済できないため、叔父の勧めで、アルデバランリゾートに山を売却する事にした。

渚海音から受け取った資料を読んだ蓮田倫太郎は、山が壊されると、海が汚れる事を知り、山を守るために、真壁雪乃を説得して、山を買い取った。

渚海音（石原さとみ）は、蓮田倫太郎が山を守る為に、山を買い取った事を知って安堵し、浜海岸の海を見ながら、蓮田倫太郎と焼き芋を食べる。

そのとき、蓮田倫太郎は、渚海音の手が異常に冷たいことに驚くのだった。

一方、「蓮田トラスト」の3男・蓮田榮太郎（渡邊圭祐）は、出世には興味が無いので、自由に動いており、鴨居研究室でアルバイトを始め、宮前藍花（今田美桜）とも距離を縮めていた。

他方、鴨居研究室の鴨居正（橋本じゅん）は、2年前に蓮田光太郎（大谷亮平）の要請で、リゾート開発に伴う星ヶ浜の水質調査を行っていたのだが、研究費の寄付を目当てに、蓮田光太郎の希望に添うようにデータを改ざんしており、苦悩していたのだった。

第3話のネタバレは「恋はDeepに-第3話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■恋はDeepに-第4話のあらすじとネタバレ

蓮田倫太郎（綾野剛）は、真壁雪乃（堀田真由）から山を購入したが、山林を保護するという契約だったため、ホテルの誘致が出来ない。

激怒した長男・蓮田光太郎（大谷亮平）は会社への背任行為だと指摘し、父・蓮田太郎（鹿賀丈史）に処分を求めると、父・蓮田太郎は蓮田倫太郎を星ヶ浜海岸のリゾート開発から外した。

すると、リゾート開発の指揮を執る長男・蓮田光太郎は、海中展望タワーの中止を決定した。

渚海音（石原さとみ）は、海を守る為に、海中展望タワーに反対していたので、目的を達成できたが、なぜか浮かない顔をしていた。

さて、リゾート開発から外れた蓮田倫太郎は、鴨居研究室を訪れ、海中展望タワーを作るために、星ヶ浜海岸の資料を読みあさり、魚についても勉強を始める。

一方、渚海音は、蓮田倫太郎が近江谷遥香（泉里香）と結婚しており、子供まで居る事を知ってショックを受ける。

そのようななか、3男・蓮田榮太郎（渡邊圭祐）は宮前藍花（今田美桜）とデートするために、渚海音と蓮田倫太郎を誘って、バーベキューをする。

すると、蓮田倫太郎（綾野剛）がバーベキューに近江谷遥香（泉里香）を連れてきたので、渚海音（石原さとみ）はショックを受けるが、近江谷遥香は蓮田光太郎（大谷亮平）の別れた妻だと判明し、安堵するのだった。

さて、蓮田倫太郎は渚海音の事を疑い始めており、経歴について根掘り葉掘り尋ねると、渚海音は「そんなこと、どうでもいいじゃないんですか」と言い立ち去ろうとする。

しかし、蓮田倫太郎は「どうでもよくない。全部、本当の事を教えて欲しい」と言い、渚海音にキスをするのだった。

その後、蓮田倫太郎（綾野剛）は、渚海音（石原さとみ）が話した経歴が嘘だと知る。

そのようななか、渚海音は自転車にぶつかりそうになった子供を助けて転倒し、頭を打って気を失ってしまう。

蓮田倫太郎は救急車を呼んで、渚海音を病院へ運ぶが、渚海音は突然、暴れだし、救急車から飛び出して逃げた。

蓮田倫太郎は追いかけて、病院へ行くように説得するが、渚海音は「私は病院へ行けないんです。私、人間じゃないの」と言って立ち去るのだった。

第4話のネタバレは「恋はDeepに-第4話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■恋はDeepに-第5話のあらすじとネタバレ

蓮田倫太郎（綾野剛）は、父・蓮田太郎（鹿賀丈史）から、星ヶ浜水族館で開催されるイベントで、地元の反対派の住民にリゾート開発をアピールするように命じられる。

一方、渚海音（石原さとみ）は、海中展望タワーを阻止するため、星ヶ浜水族館でのイベントに参加して、子供や住民を味方に付けることにしたが、イベントの相手が蓮田倫太郎だったので、キスのことを思いだして動揺する。

他方、3男・蓮田榮太郎（渡邊圭祐）は宮前藍花（今田美桜）と交際を開始するのだった。

イベントの日、渚海音はウミガメの着ぐるみを着て、「浦島太郞」の紙芝居を子供たちに見て、海には綺麗な魚などが生息している事をアピールすると、子供達は喜んでいた。

一方、蓮田倫太郎は、サメの着ぐるみを着て、子供達に海中展望タワーが出来れば、目の前に魚が泳いでおり、魚と友達になるとアピールすると、子供達は「魚と友達になりたい」と言い、大喜びした。

渚海音も蓮田倫太郎の話を聞いて感動し、涙を流すのだった。

その後、蓮田倫太郎は渚海音の部屋を訪れ、星ヶ浜の海で死んだ母親の指輪を発見する。

「これ、母の指輪だ。なんで君が？」

「拾ったんです。星ヶ浜の海で。綺麗だったから、ずっと大切にしないとと、なぜか思ったんです」

蓮田倫太郎は自分のせいで母親が死んだ事に責任を感じて苦悩すると、渚海音は蓮田倫太郎に寄り添った。

蓮田倫太郎は、渚海音の手を取り、「やっぱり冷たい。君は何者？」と尋ねると、渚海音は「私は星ヶ浜の海で生まれて、目的があって、ここに来ました。でも、ここは海の中とは違うから、体が持たなくて、あと、2ヶ月くらいしか居られないんです」と教えた。

それを聞いた田倫太郎は、何も言わずに渚海音を抱きしめるのだった。

ある日、長男・蓮田光太郎（大谷亮平）は、星ヶ浜の海底に眠る海洋資源レアメタルを採掘する計画を発表した。

一方、鴨居正（橋本じゅん）は、2年前に寄付金を目当てに、星ヶ浜の報告書のデータを改ざんした事を悔やんでおり、マスコミに公表すると言い、長男・蓮田光太郎にリゾート開発の中止を求めた。

しかし、長男・蓮田光太郎は相手にせず、鴨居正を追い返すと、週刊誌の記者に、渚海音の経歴詐称をリークした。

鴨居正は、鴨居研究所に戻ると、週刊誌の記者から渚海音の経歴詐称疑惑について取材を受けるのだが、渚海音を守ろうとして、週刊誌の記者を突き飛ばしてしまい、警察に逮捕されてしまうのだった。

第5話の詳しいネタバレは「■恋はDeepに-第5話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■恋はDeepに-第6話のあらすじとネタバレ

鴨居正（橋本じゅん）は、週刊誌の記者を突き飛ばし、警察に連行されてしまった。

動揺する渚海音（石原さとみ）は、蓮田倫太郎（綾野剛）に招かれ、蓮田家を訪れると、水に大量の塩を入れて飲むみ、ようやく気分が落ち着いた。

それを見た蓮田倫太郎は、渚海音が「私人間じゃないの」と言っていた事を思いだし、渚海音の正体を疑問に思うが、その日の夜、蓮田倫太郎が「僕は海音が好きだ」と言って抱きしめると、渚海音は「私も好きです」と答え、2人はキスをするのだった。

一方、3男の蓮田榮太郎（渡邊圭祐）は、鴨居研究室の椎木拓真（水澤紳吾）らと協力して「S計画」を企て、密かに「蓮田トラスト」の株を買い占めていた。

ある日、父・蓮田太郎（鹿賀丈史）は、蓮田倫太郎と蓮田光太郎を呼び出し、2人から星ヶ浜に対する思いを聞き、どちらをリゾート開発のリーダーにするのか決めると告げる。

蓮田倫太郎は、海中展望タワーと星ヶ浜への思いを語るが、蓮田光太郎は海底資源を採掘すれば、莫大な利益に繋がると主張する。

そこへ、水族館のイベントに来ていた子供達からの手紙が届く。渚海音が蓮田倫太郎をアシストするために、持ってきたのだ。

イベントに参加した子供達は、蓮田倫太郎の話を聞いて魚が好きになり、海中展望タワーの完成を楽しみにしており、沢山の手紙が寄せられていた。

子供達の手紙を見た父・蓮田太郎は、「海底資源はいつかは尽きてしまう。しかし、海中展望タワーの思い出は消えない」と言い、蓮田倫太郎をリーダーに指名した。

こうして、蓮田倫太郎がリゾート開発に復帰すると、渚海音は「正々堂々とリゾート開発に反対できる」と喜ぶ一方で、「ここに居たい」と悲しむのだった。

その日、何者かが「蓮田トラスト」を買い占めている事が判明し、蓮田倫太郎は慌てて会社へと向かう。

一方、帰宅した渚海音は、いつものように水槽のウツボに、今日の出来事を報告するが、ウツボの声が聞こえなくなっていたのだった。

第6話の詳しいネタバレは「恋はDeepに-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■恋はDeepに-第7話のあらすじとネタバレ

渚海音（石原さとみ）が「魚の声が聞こえなくなった」と相談すると、鴨居正（橋本じゅん）は「海音ちゃんは人間の心に寄り添いすぎたのかも知れない」と教えた。

さて、渚海音（石原さとみ）は、蓮田倫太郎（綾野剛）から、海中展望タワーの形や大きさも考え直しても良いので、子供から大人までワクワクして、魚にも過ごしやすい海になる海中展望タワーを一緒に考えて欲しいと頼まれ、喜んで海岸の魚たちに影響が出ない海中展望タワーの計画を提案する。

一方、長男・蓮田光太郎（大谷亮平）は週刊誌の編集長に、渚海音（石原さとみ）の学歴詐称疑惑を追及させ、渚海音を追い詰めていく。

他方、3男・蓮田榮太郎（渡邊圭祐）は「蓮田トラスト」の持ち株を、香港の投資会社に売却しており、この香港の投資会社が「蓮田トラスト」の株を30%まで買い占めた。

そこで、香港の投資会社は、社長の蓮田太郎（鹿賀丈史）に経営陣の一新を求め、3男・蓮田榮太郎を新社長に指名したのだった。

さて、渚海音（石原さとみ）は、蓮田倫太郎（綾野剛）と星ヶ浜を歩いていると、足が痛くて歩けなくなってしまう。

蓮田倫太郎は、渚海音を休ませるため、渚海音をおんぶして、星ヶ浜の博物館へ行き、イスに座らせた。

蓮田倫太郎が水を買いに行くと、渚海音は博物館に展示していた人魚の絵を観て衝撃を受ける。

説明文には、星ヶ浜には人魚が住んでいるという伝承があり、地上で恋をした人魚も最後には海へと帰らなければならなかったのだと書いてあったのだ。

それを観た渚海音は博物館から消え、星ヶ浜の海に入ろうとするが、本当の姿には戻れなくなっていたのだった。

第7話の詳しいネタバレは「恋はDeepに-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■恋はDeepに-第8話のあらすじとネタバレ

蓮田倫太郎（綾野剛）は鴨居正（橋本じゅん）の指示で、渚海音を鴨居正の知り合いの富浦病院へと運ぶと、医師は診察した「かなり筋力が落ちている。一度、検査をした方がいい。このままでは動けなくなるかも知れない」と話した。

蓮田倫太郎は鴨居正から「貴方が居ると、あの子は無理をしてしまうので、これ以上、あの子に関わらないで欲しい」と言われ、渚海音（石原さとみ）との連絡を絶った。

目覚めた渚海音は蓮田倫太郎に電話を掛けるが、蓮田倫太郎は電話に出てくれないので、正体を知られて嫌われたのだと思って落ち込んだ。

その後、渚海音は、宮前藍花（今田美桜）に諭されて蓮田倫太郎に会いに行くと、蓮田倫太郎は不在だったが、蓮田倫太郎が海の環境に配慮した水中展望タワーの研究を続けている事を知り、アドバイスのメモを残すのだった。

その日の夜、蓮田倫太郎は渚海音のメモを見つけ、涙を流すのだった。

さて、渚海音は鴨居研究室の仲間に経歴詐称していた事を明かして謝罪すると、鴨居研究室の仲間は渚海音を受け入れて応援する。

その後、渚海音は教授会でも経歴詐称していたことを謝罪すると、出席していた教授から正体を追求される。

そこへ、蓮田倫太郎（綾野剛）が現われ、渚海音を助ける。

久しぶりに再会した2人は言葉を交す。蓮田倫太郎が「帰ろうか。海に」と促すと、渚海音は「はい」と答えるのだった。

一方、蓮田榮太郎（渡邊圭祐）は、香港の投資家と手を組んで、蓮田倫太郎（綾野剛）らのリゾート開発を中止して、「S計画（深海未来都市計画）」を実行に移そうととするが、蓮田榮太郎は香港の投資家に騙されていた事を知る。

蓮田榮太郎は、深海未来都市計画だと聞かされていたのだが、S計画の本当の目的はカジノリゾート開発だったのだ。

香港の投資家が「蓮田トラスト」の株の41%を買い占めており、「蓮田トラスト」が買収のピンチを迎えるなか、騙されていた事を知った蓮田榮太郎は、社長にはならないと言い、「蓮田トラスト」の取締役から辞任する。

蓮田光太郎（大谷亮平）と蓮田榮太郎（渡邊圭祐）は、蓮田榮太郎が蓮田家に刺激を与えるために香港の投資家に株を売った事を知ると、本音で話し合い、3兄弟は絆を取り戻すのだった。

ある日、蓮田倫太郎（綾野剛）は、渚海音（石原さとみ）に母親の指輪を返しに行くと、渚海音が教授から正体を追求され、道路に倒れて、トラックにひかれそうになる。

蓮田倫太郎は、渚海音を助けるために道路へと飛び込み･･･。

■恋はDeepに-最終回と結末とネタバレ

蓮田倫太郎（綾野剛）は、車にひかれそうになった渚海音（石原さとみ）を助けた時に頭を打ってしまうが、平気だった。

蓮田倫太郎は、渚海音に「持っていて欲しい」と言い、母親の指輪を渡すが、渚海音は「この指輪が私をここへ導いてくれたのかも知れない。でも、この指輪は倫太郎さんや、ご家族の物だから、戻るべき場所に戻してあげてください」と言って指輪を返した。

そこで、蓮田倫太郎は父・蓮田太郎（鹿賀丈史）に母親の指輪を渡すと、蓮田家は再び家族の絆を取り戻す。

すると、蓮田倫太郎は父・蓮田太郎に、「今の俺に大切なのは、大切な人を幸せにする事だから」と言い、海中展望タワーを諦める事を報告した。

さて、渚海音が海に帰るためには満月の力が必要だと判明する。3日後のスーパームーンが海に帰る最後のチャンスだった。

残された時間は3日しかないので、渚海音は身辺整理を始める。

蓮田倫太郎は、渚海音の残り時間が少ないことを悟り、最後は賑やかに送り出してあげたいと思い、鴨居研究室でのサプライズ送別会を企画するのだった。

さて、YouTuberのエニシ（福山翔大）が渚海音（石原さとみ）の動画をアップすると、世界的に有名な歌手レミイ・ララが動画を見たらしいく、レミイ・ララが「凄い海洋学者がいる」と言って、渚海音（石原さとみ）の事を紹介した。

すると、世界中の人が渚海音の「海を守りたい」という理念に共感し、「蓮田トラスト」の株価が暴騰した。

香港の投資家は「蓮田トラスト」を買収して海中カジノを作ろうとしていたが、株価の暴騰により買収を断念し、株を全部売って「蓮田トラスト」から手を引いた。

さて、鴨居研究室でのサプライズ送別会が終わると、蓮田倫太郎が倒れてしまう。

蓮田倫太郎は、車にひかれそうになった渚海音を助けたときに頭を打っており、そのときに脳内で出血していたのだ。

蓮田倫太郎は外傷性硬膜外血腫と診断され、緊急手術が行われたが、意識不明の危篤状態となった。

渚海音は意識不明の蓮田倫太郎にキスをしたが、蓮田倫太郎は目を覚まさず、激しく動揺し、蓮田倫太郎の回復を祈りながら、看病を続けた。

やがて海に帰る日が来た。

渚海音はギリギリまで看病をして、手紙を残して星ヶ浜海岸へと向かった。

その日の夜、目覚めた蓮田倫太郎は渚海音の手紙を発見して、病室を飛び出し、星ヶ浜海岸へと向かい、浜辺に立っている渚海音を発見し、2人は海を見ながら話をして、キスをした。

渚海音が「そろそろ行きます」と告げると、蓮田倫太郎は「俺も行く」と言い、最後に渚海音を抱きしめて、海岸を立ち去った。

渚海音は去って行く蓮田倫太郎を笑顔で見つめる。

蓮田倫太郎は視線を感じて振り返ると、もう渚海音の姿は無かった。

その後、蓮田倫太郎は、星ヶ浜海岸で海の家を開いて、焼き芋を売っていた。

ある日、蓮田倫太郎が閉店の準備をしていると、浜辺から女性が現われ、「倫太郎さん」と声を掛けた。

その声に驚いた蓮田倫太郎は、思わず振り返り、笑みをこぼすのだった。

なお、最終回の詳しいネタバレは「恋はDeepに-最終回と結末とネタバレ」をご覧ください。

■渚海音（石原さとみ）の正体は人魚

渚海音（石原さとみ）は海を守る為に、海から陸へと上がってきており、人間ではないことは明かになっていたが、渚海音の正体が人魚という明確な台詞は無く、最終回でも渚海音の正体は明かされなかった。

私は渚海音の人魚姿を期待していたので残念な最終回だった。

しかし、博物館で星ヶ浜海岸に伝わる人魚伝説が登場したり、渚海音の足から鱗が落ちるシーンなどがあったので、ストーリーの流れから考えると、渚海音の正体は人魚と考えて差し支えないと思う。

■渚海音（なぎさ・みお）のネタバレ

渚海音（石原さとみ）は、星ヶ浜の海を守る為、海から陸に上がってきたところを鴨居正（橋本じゅん）に助けられ、鴨居正の鴨居研究室で働いていた。

やがて、渚海音は、「蓮田トラスト」が海中展望タワーを建設しようとしていることを知り、テレビ番組にコメンテーターして出演したさいに、海中展望タワーの中止を訴え、海中展望タワーの建設を目指す蓮田倫太郎（綾野剛）と出会う。

渚海音は、蓮田光太郎（大谷亮平）からリゾート開発のアドバイザーに招かれ、海を守る為に、蓮田倫太郎と対立しながらも、惹かれ合っていくのだった。

しかし、渚海音は海から陸に上がってきた影響で筋力が低下しており、あと3ヶ月しか生きられないのだった。

さらに、人間（蓮田倫太郎）の心に寄り添いすぎたため、魚の声が聞こえなくなったうえ、人魚に戻れなくなってしまうのだった。

その後、海に戻るには満月の力が必要だと判明し、3日後に控えたスーパームーンが最後のチャンスとなる。

そのようななか、蓮田倫太郎（綾野剛）が外傷性硬膜外血腫で倒れて意識不明の重体となる。

渚海音はギリギリまで看病を続け、蓮田倫太郎が峠を超えた事を確認し、星ヶ浜海岸へと向かう。

その後、目覚めた蓮田倫太郎が星ヶ浜海岸へ現われたので、2人は海を見ながら話をしてキスをし、渚海音は海へと帰っていくのだった。

■蓮田倫太郎（はすだ・りんたろう）のネタバレ

蓮田倫太郎（綾野剛）は、「蓮田トラスト」の次男で、子供の頃に家族で星ヶ浜の海岸で遊んでいたとき、ビーチボールを海に流してしまった。

ビーチボールを拾いに海に入った母親が、そのまま海で死んだため、蓮田倫太郎は強い責任を感じ、星ヶ浜の海に潜り、母親の指を探している。

蓮田倫太郎は蓮田家から逃げ出し、ロンドンの有名なコンサルタント会社で働いていたが、母親と約束した海中展望タワーを任されたことから、帰国して「蓮田トラスト」のリゾート開発を担当することとなり、リゾート開発に反対する海洋学者・渚海音（石原さとみ）と出会う。

海中展望タワーを絶対に成功させたい蓮田倫太郎（綾野剛）は、渚海音と対立しながらも、渚海音に惹かれていくのだった。

しかし、渚海音（石原さとみ）は「私は人間じゃないの」と言い、経歴詐称も発覚。蓮田倫太郎は渚海音の正体に疑問を感じながらも、渚海音と惹かれ合いキスをする。

蓮田倫太郎は、渚海音の正体を疑いながらも、渚海音の影響を受けて、海の環境を守りながら、海中展望タワーを建設するため、渚海音に意見を求めた矢先、渚海音の正体を知ってしまうのだった。

さて、渚海音は筋力の低下が激しく、このままでは死んでしまうため、蓮田倫太郎は、鴨居正（橋本じゅん）から渚海音とは関わらないで欲しいと頼まれ、渚海音と距離を取るが、それでも渚海音は必死に星ヶ浜を守ろうとしていた。

蓮田倫太郎は、今の自分に大事なものが何かに気付き、海中展望タワーの建設を中止し、渚海音を海に帰すことにした。

最終回を迎えた蓮田倫太郎は、星ヶ浜海岸で渚海音と海を見ながら話しをして渚海音とキスをして別れると、星ヶ浜海岸で「海の家」を初め、渚海音との思い出の「焼き芋」を売っていた。

そのようななか、蓮田倫太郎は、海岸からやってきたある女性に声を掛けられるのだった。

ネタバレ

■蓮田光太郎（はずだ・こうたろう）のネタバレ

蓮田光太郎（大谷亮平）は、「蓮田トラスト」の長男で、次期社長を狙う野心家である。

次男の蓮田倫太郎（綾野剛）がリゾート開発のリーダーに選ばれたことから、海中展望タワーを計画を頓挫させるため、リゾート開発に反対する渚海音（石原さとみ）をメンバーに引き入れた。

その後、蓮田光太郎は、蓮田倫太郎を失脚させ、リゾート開発のリーダーになると、海中展望タワーの計画を中止し、その下に眠る海底震源レアメタルを採掘する計画を発表した。

しかし、社長の蓮田太郎（鹿賀丈史）は「海底資源は尽きるが、海底タワーの思い出は無くならない」として、蓮田倫太郎を再びリゾート開発のリーダーに指名したのだった。

その後、香港の投資家が「蓮田トラスト」の株を買い占め、「蓮田トラスト」に海中カジノの建設を要求した。

香港の投資家は、長期的な利益など考えておらず、短期的に利益を上げたら、次へ行くという手法で金儲けをしていた。

蓮田光太郎は、香港の投資家の目的を知って自分の愚かさに気付き、蓮田倫太郎（綾野剛）に謝罪して、家族の絆を取り戻す。

そのようななか、海外の有名な歌手が渚海音（石原さとみ）の事を取り上げて紹介したので、「蓮田トラスト」の株価が暴騰し、香港の投資家は「蓮田トラスト」の買収を諦めて、株を売却して去った。

最終回で、渚海音が海に帰ると、蓮田倫太郎は星ヶ浜海岸で「海の家」を始めたので、蓮田光太郎はリゾート開発のリーダーと成り、環境に配慮した施設を作るため、奔走するのだった。

■蓮田榮太郎（はすだ・えいたろう）のネタバレ

蓮田榮太郎（渡邊圭祐）は「蓮田トラスト」の3男で、蓮田倫太郎（綾野剛）を帰国させるために、社長の蓮田太郎（鹿賀丈史）に海中展望タワーの建設を提案する。

蓮田榮太郎は出世には興味が無く、兄弟が仲良くする事を望んでいるようだ。

しかし、蓮田光太郎（大谷亮平）と蓮田倫太郎（綾野剛）が、星ヶ浜のリゾート開発を巡って対立していることから、香港の投資家が提案する「S計画（深海未来都市計画）」に参加し、香港の投資家に持ち株を売却する。

ところが、S計画の本当の目的はリゾートカジノ計画で、蓮田榮太郎は騙されていることを知るのだった。

蓮田光太郎と蓮田倫太郎は、蓮田榮太郎が香港の投資家に株を売った理由を知り、本音で話して和解し、3兄弟が絆を取り戻すが、香港の投資家は既に「蓮田トラスト」の株を40%以上を買い占めており、「蓮田トラスト」は絶体絶命のピンチを迎える。

しかし、最終回で、世界的に有名な歌手がYouTubeで渚海音（石原さとみ）の事を紹介したので、「蓮田トラスト」の株価が暴騰して、香港の投資家は「蓮田トラスト」の買収を諦めて去り、買収の危機を乗り越えた。

その一方で、蓮田榮太郎は鴨居研究室の宮前藍花（今田美桜）と交際しており、宮前藍花に誕生日プレゼントは何が欲しいのかと尋ねた。

すると、宮前藍花は、鴨居研究室が解散することから、「何も要らない。私は研究室のみんなと居たいだけ」と答えた。

そこで、蓮田榮太郎は最終回で鴨居研究室に3億円を寄付し、鴨居研究室を存続させるのだった。

■恋はDeepに-あらすじとネタバレ

海を愛する海洋学者・渚海音（石原さとみ）は、鴨居正（橋本じゅん）と2人暮らしをしている。

鴨居正（橋本じゅん）は芝浦海洋大学の鴨居研究室の室長で、渚海音（石原さとみ）も鴨居研究室で働いている。

そんな渚海音（石原さとみ）は、いつも観る夢があるのだが、蓮田トラストが星ヶ浜海岸に海中展望タワーを建設するというニュースを見て、「これだ。夢じゃなかった」と思うのだった。

その日、渚海音（石原さとみ）はテレビのコメンテーターの依頼を受ける。断ろうと思ったが、スポンサーが蓮田トラストだったので、星ヶ浜海岸の開発中止を訴えるため、コメンテーターの仕事を引き受けた。

一方、蓮田トラストの次男・蓮田倫太郎（綾野剛）は、家が嫌で蓮田家を飛び出して、イギリスの有名なコンサルタント会社で働いていたが、父・蓮田太郎（鹿賀丈史）に呼び戻されて帰国し、星ヶ浜海岸に建設する海中展望タワーの任された。

海中展望タワーは蓮田倫太郎（綾野剛）の夢で、3男の蓮田榮太郎（渡邊圭祐）が「海洋展望タワーなら帰ってくるかもしれない」と父・蓮田太郎（鹿賀丈史）に助言したのだ。

さて、テレビ番組に出演した渚海音（石原さとみ）は、番組の趣旨に反し、放送中に「リゾート開発をすれば、環境が破壊される」などと言い、星ヶ浜海岸の開発中止を訴えた。

番組の見学に来ていた蓮田倫太郎（綾野剛）は激怒。渚海音（石原さとみ）も「感じが悪い」と思い、2人は最悪な形で出会うのだった。

ところが、渚海音（石原さとみ）は、番組を観ていた蓮田トラストの長男・蓮田光太郎（大谷亮平）の目にとまり、リゾート開発チームに加わって欲しいと頼まれた。環境の専門家としてアドバイスして欲しいと言うのだ。

渚海音（石原さとみ）は「私はリゾート開発には反対なんです」と断るが、蓮田光太郎（大谷亮平）は「素晴らしい。それでいいんです」と喜んだ。

そこへ、蓮田倫太郎（綾野剛）が現われ、「断れ」と言うと、渚海音（石原さとみ）は海洋開発を中止させるために、リゾート開発チームに参加する事を決めるのだった。

どうやら、次期社長の座を狙う蓮田光太郎（大谷亮平）は、2男・蓮田倫太郎（綾野剛）のプロジェクトを失敗させるために、リゾート開発に反対する渚海音（石原さとみ）を開発チームに送り込んだようだ。

さて、開発チームに入った渚海音（石原さとみ）は、残り時間が少ないため、早速、星ヶ浜海岸の開発中止を訴える。

なかでも海中展望タワーが最も海に悪影響だと主張すると、海中展望タワーは2男・蓮田倫太郎（綾野剛）の夢だったので、蓮田倫太郎は「反対したいだけなら他所でやれ」と激怒する。

ある日、蓮田倫太郎（綾野剛）は星ヶ浜海岸を訪れ、スキューバーダイビングをしていたのだが、ホースが岩の間に挟まってしまい、身動きが取れなくなってしまった。

やがて、酸素ボンベの酸素が無くなり･･･

一方、リゾート開発を中止させるアイデアが浮かばない渚海音（石原さとみ）は、気分転換に星ヶ浜海岸を訪れてゴミを拾っていると、カニが話しかけてきた。

カニに教えられた渚海音（石原さとみ）は、海に沈んでいた蓮田倫太郎（綾野剛）を助け出し、浜辺に引上げると、キスをした。

すると、蓮田倫太郎（綾野剛）は驚いて息を吹き返した。

蓮田倫太郎（綾野剛）が「どうして君がここに？どういうこと？」と尋ねと、渚海音（石原さとみ）は「放っておいたら、皆に迷惑がかかるから」と答えて立ち去るのだった。

通りかかったYouTuberのエニシ（福山翔大）は、スマートフォンでその様子を動画撮影していた。

その日の夜、渚海音（石原さとみ）は飼っている水槽のウツボに愚痴をこぼすと、ウツボは「なんで人間なんか助けたんだ。おめえ、まさか？君がここに居られるのは、後3ヶ月なんだろ。しっかりしてくれよ。君は俺たちの最後の希望なんだから」と発破をかける。

渚海音（石原さとみ）は「分ってる」と言いながらも、蓮田倫太郎（綾野剛）にキスした時の唇の感触を思い出すのだった。

「恋はDeepに-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。

• 2021/06/17