着飾る恋には理由があって-原作とあらすじと最終回ネタバレ
TBSの恋愛ドラマ「着飾る恋には理由があって」の原作とあらすじと最終回ネタバレです。
■着飾る恋には理由があって-原作と主題
主題歌 | 星野源の「不思議」 |
原作 | 金子ありさのオリジナル脚本 |
放送局 | TBS |
放送時間 | 火曜日の夜10時枠 |
放送開始日 | 2021年4月 |
出演者 | 川口春奈・横浜流星・向井理 |
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■ネタバレの目次
- 着飾る恋には理由があって-第1話のあらすじとネタバレ
- 着飾る恋には理由があって-第2話のあらすじとネタバレ
- 着飾る恋には理由があって-第3話のあらすじとネタバレ
- 着飾る恋には理由があって-第4話のあらすじとネタバレ
- 着飾る恋には理由があって-第5話のあらすじとネタバレ
- 着飾る恋には理由があって-第6話のあらすじとネタバレ
- 着飾る恋には理由があって-第7話のあらすじとネタバレ
- 着飾る恋には理由があって-第8話のあらすじとネタバレ
- 着飾る恋には理由があって-第9話のあらすじとネタバレ
- 着飾る恋には理由があって-最終回のあらすじとネタバレ
- 着飾る恋には理由があって-最終回の予想
- 次に始まるドラマの原作ネタバレ
■着飾る恋には理由があって-あらすじとネタバレ
インテリアメーカー「エル・アルコ・イリス」の広報部で働く真柴くるみ(川口春奈)は、SNSを担当しており、Twitterに投稿を続け、フォロワー数10万人を目前としていた。
真柴くるみ(川口春奈)は、社長・葉山祥吾(向井理)の事が好きで、社長の役に立ちたいと思い、毎日、毎日、公私を忘れてSNSを頑張っていた。
そんな、真柴くるみ(川口春奈)はバスに載っている時によろめいて、藤野駿(横浜流星)にぶつかってしまい、慌てて謝罪する。
その後、真柴くるみ(川口春奈)はバスを降りたが、下りるバス停を間違えてしまい、困っていると、バスでぶつかった藤野駿(横浜流星)がキッチンカーで通りかかり、声をかけてくれ、車で送ってくれた。
さて、インターネット販売を専業としていた「エル・アルコ・イリス」は、始めて路面店を出店するため、セレモニーの準備に追われおり、真柴くるみ(川口春奈)はマンションの契約更新を忘れてしまい、部屋を退去しなければならなくなった。
真柴くるみ(川口春奈)は、留学に出発する知人・早乙女香子(夏川結衣)から、部屋を5万円で借りないかと誘われていたので、早乙女香子の好意に甘えて部屋を借りることにした。
こうして、真柴くるみ(川口春奈)は、早乙女香子(夏川結衣)の豪華なマンションへ引っ越すのだが、何故かバスで会った藤野駿(横浜流星)が部屋に居た。
他にも、オンラインカウンセラーの寺井陽人(丸山隆平)と、アーティストの卵・羽瀬彩夏(中村アン)も居り、4人でのルームシェアだと判明する。
真柴くるみ(川口春奈)は驚くが、早乙女香子(夏川結衣)は「言ったはずよ。こんな広いマンションを5万で借りられるわけないでしょ」と呆れた。
早乙女香子(夏川結衣)は3週間後に留学に出発するので、それまでは5人でのルームシェアをすることになった。
さて、広報課の新人・秋葉亮(高橋文哉)が、オープニングセレモニーのケータリングの予約でミスをしており、予約が取れていなかった。
そこで、真柴くるみ(川口春奈)はフォローに回り、一緒にケータリングの店を探すが、オープニングセレモニーは2日後なので、なかなか店が見つからない。
そのようななか、社長の葉山祥吾(向井理)が居なくなったと言われ、真柴くるみ(川口春奈)は行き先の店を回り、葉山祥吾を発見する。
真柴くるみ(川口春奈)は葉山祥吾(向井理)の事を何でも知っていたので、葉山祥吾が驚くと、真柴くるみは「職務ですから」と答えた。
そのとき、桜の話になると、真柴くるみ(川口春奈)は葉山祥吾(向井理)から「路面店のオープン初日を無事に迎えたら、一緒に観に行こう」と誘われた。
真柴くるみ(川口春奈)は、7年前に雑誌で葉山祥吾(向井理)を見てから、葉山祥吾の事が好きだったので、大喜びするのだった。
さて、ケータリングの店が見つからない真柴くるみ(川口春奈)は、カレーのキッチンカーを出している藤野駿(横浜流星)にケータリングを頼んだ。
しかし、藤野駿(横浜流星)は、嫌いなことはやらない、無駄な物は持たない主義のミニマリストだったので、「月に純利益10万を稼げば、店は出さない」と言い、断った。
そこに居合わせた寺井陽人(丸山隆平)が「車をメンテナンスしてたから、今月はまだ10万円行ってないんじゃないか」と指摘すると、藤野駿(横浜流星)は渋々、ケータリングを引き受けた。
真柴くるみ(川口春奈)は早速、試作品を頼むが、インスタ映えのしない地味なカレーだったので、もう少し鮮やかに飾って欲しいと注文した。
藤野駿(横浜流星)は「いいから食べろ」と言うが、真柴くるみ(川口春奈)はカレーを食べずに、料理に注文を付けた。
すると、怒った藤野駿(横浜流星)は、SNSなんて関係無い、やりたくない仕事はやらないと言い、ケータリングの仕事から降りた。
寺井陽人(丸山隆平)は「何もかもを切り捨てて、全て無かったことにしようとしても、なくならないぞ」と助言するが、藤野駿(横浜流星)は聞き流し、部屋に戻ると、ベッドに倒れ込み、何かを考えた。
一方、柴くるみ(川口春奈)が路面店のオープンの準備をしていると、社長・葉山祥吾(向井理)が来て、何かを言いかけようとしたが、真柴くるみは仕事で呼ばれたので、「桜を楽しみにしています」と言い、立ち去った。
翌日、路面店のオープニングセレモニーが開催されるのだが、真柴くるみ(川口春奈)らはイベントの準備をしていると、副社長が来て、昨日の緊急取締役会で社長・葉山祥吾(向井理)が社長を退任し、そのまま会社を辞めた事を報告した。
驚いた真柴くるみ(川口春奈)は、葉山祥吾(向井理)に電話をするが、電話は繋がらず、行方は分らなかった。
真柴くるみ(川口春奈)は、セレモニーが終わると、葉山祥吾(向井理)の行きつけの場所を捜すが、どこにも葉山祥吾は居なかった。
真柴くるみ(川口春奈)が落ち込んで帰宅して、ネイルを落としていると、自宅に花が届いた。
送り主は葉山祥吾(向井理)だった。
メッセージカードには「誕生日おめでとう。桜、見に行けない。ごめん」と書いてあった。
そのとき、スマートフォンが鳴った。確認すると、フォロワーが10万人を突破した通知で、祝福のメッセージで溢れていた。
通りかかった藤野駿(横浜流星)が「桜はどうだった」と訪ねるが、真柴くるみ(川口春奈)は何も答えなかった。
その後、藤野駿(横浜流星)がキッチンでカレーを作っていると、真柴くるみ(川口春奈)が花瓶に花を入れに来たので、藤野駿は「食べる?」と言い、カレーを差し出した。
真柴くるみ(川口春奈)はカレーを1口食べると、「美味しい」と言い、試作を食べなかった事を謝罪すると、藤野駿(横浜流星)も「ハッキリ言って、理解出来ない。アンナものに縛られて無理している奴が。凄い距離があるじゃん。でも、頑張っている事だけは分るから」と言い、カレーを渡すと、立ち去った。
途中で、藤野駿(横浜流星)が振り返ると、真柴くるみ(川口春奈)は泣きながらカレーを食べた。
その後、藤野駿(横浜流星)がリビングに下りると、真柴くるみ(川口春奈)がソファーで寝ていたので、起こそうとしたが、起きなかったので、真柴くるみを抱えて部屋に運び、ベッドに寝かせた。
翌朝、真柴くるみ(川口春奈)がネイルをせずに出勤しようとしていたので、藤野駿(横浜流星)が「爪どうしたの?」と尋ねると、真柴くるみは「いいの、これで」と答えた。
真柴くるみは、昨夜、部屋に運んでくれた礼を言おうとしたが、途中で辞め、「カレーごちそうさまでした。凄い美味しかった」と礼を言うと、藤野駿(横浜流星)は変顔をした。
すると、真柴くるみ(川口春奈)は「やっぱり、そういう顔をすると思った」と笑ったのだった。
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■着飾る恋には理由があって-第2話のあらすじとネタバレ
葉山祥吾(向井理)が社長を辞任したため、副社長の細貝雄一(赤ペン瀧川)が次の株主総会で新社長に就任することになった。
このため、松下宏太郎(飯尾和樹)は、新社長になって方針が変わるかもしれないとして、副社長が正式に社長に就任するまで、SNSを全て停止するように、真柴くるみ(川口春奈)に命じた。
一方、寺井陽人(丸山隆平)は、真柴くるみ(川口春奈)が葉山祥吾(向井理)に憧れ続け、7年間、彼氏が居ない事を知り、喜んだ。
そこで、寺井陽人(丸山隆平)は、「桜を観に行こう」と真柴くるみ(川口春奈)を誘うと、早乙女香子(夏川結衣)が「いいね」と言い、日本を離れる自分の送別会もかねて花見を開催することにした。
しかし、羽瀬彩夏(中村アン)はアート作品の製作中だったので、参加を断った。
さて、早乙女香子(夏川結衣)は、お家デートが出来るのがルームシェの利点だと言い、家事分担表を作り、担当になった寺井陽人(丸山隆平)と真柴くるみ(川口春奈)は話をしながら家事をすると、寺井陽人(丸山隆平)は全て受け止めて話を聞いてくれた。
そのとき、真柴くるみ(川口春奈)は、SNSを頑張っていたのは、葉山祥吾(向井理)から連絡がくるかもしれないと思っていたからではないかと気付いた。
その後、真柴くるみ(川口春奈)は洗面所で藤野駿(横浜流星)と一緒になると、藤野駿は小さな事を批判してきたので、真柴くるみは怒って言い返した。
花見の日、真柴くるみ(川口春奈)は早乙女香子(夏川結衣)に藤野駿(横浜流星)の愚痴を漏らすと、早乙女香子は「駿くんは気にしてるんじゃないかな。店をダメにしたこと」と言い、藤野駿が有名なスペイン料理店のシェフだった事を教えた。
藤野駿(横浜流星)は二十歳くらいでスペインに渡り、有名料理店で腕を磨いて帰国すると、直ぐにスポンサーが付いて、店を持った。
しかし、色々と揉めたらしくて、直ぐに店を潰してしまい、それが原因で、藤野駿(横浜流星)は夢や野心を捨てたのだという。
一方、藤野駿(横浜流星)は、真柴くるみ(川口春奈)が好きだと言っていたエビを購入してきて、花見で食べる料理に精を出していた。
他方、羽瀬彩夏(中村アン)は思ったような作品が出来ず、取り乱して、納得のいかない作品を壊していると、寺井陽人(丸山隆平)が深呼吸をさせて落ち着かせ、桜を描けば良いと言い、花見に参加させた。
さて、葉山祥吾(向井理)が社長を辞任した件で、会社でトラブルが起きており、真柴くるみ(川口春奈)は会社から呼び出され、トラブルの対応に追われる。
真柴くるみ(川口春奈)はSNSでも発表をすることにしたが、新社長の細貝雄一(赤ペン瀧川)は「無理する必要は無い。葉山は居ないんだから、君個人のアカウントは辞めていいよ」と言われてしまう。
さて、真柴くるみ(川口春奈)は仕事を終えて公園に駆けつけるが、もう夜になっており、公園も閉まっていた。
しかし、藤野駿(横浜流星)が1人で待っていてくれ、今日が桜を観る最期のチャンスだと言い、塀をよじ登って公園に入ろうとしたが、真柴くるみ(川口春奈)は止め、今年の桜は諦めることにした。
すると、藤野駿(横浜流星)は名案を思いつき、真柴くるみ(川口春奈)を自宅に連れて帰り、羽瀬彩夏(中村アン)が作った桜のアート作品を桜に見立てて酒を飲み、花見をしたのだった。
そこで、真柴くるみ(川口春奈)は、5年間も頑張ってきたSNSを新社長から止めて良いと言われた事を明かし、「なんで一生懸命やってたんだろう」とため息をついた。
すると、藤野駿(横浜流星)は、店をダメにした時の気持ちを明かし、「だから、店を捨てた。持っているものを全部捨てて。何も無くなったけど、よく見えるようになった・・・俺が。だから、真柴も無理するな。好きなようにすれば良いよ」と話した。
それを聞いた真柴くるみ(川口春奈)は、スマホで羽瀬彩夏(中村アン)のアート作品を撮影し、「そっか、好きでやってたんだ。良いなと思った物を、皆に見せたと思った物を、私が好きで撮ってた」と気付くのだった。
2人は、美味いものを食べて飲み、何も考えず寝る事にして、冷蔵庫にポテトサラダを探しに行くと、冷蔵庫の中を捜す2人の顔が急接近し、なぜか2人はキスをしてしまう。
驚いた2人は、酒のせいだといい、慌てて自分の部屋に戻るのだった。
翌朝、真柴くるみ(川口春奈)は、リビングで藤野駿(横浜流星)と会い、昨日のキスを意識してしまう。
その後、真柴くるみ(川口春奈)は無理をして履いていたハイヒールを止めてスニーカーで出勤し、SNSでも葉山祥吾(向井理)が社長を辞めた事を報告すると、SNSも無理をせず継続することにしたのだった。
そのころ、葉山祥吾(向井理)は海外で絨毯(じゅうたん)を見ていたのだった。
■着飾る恋には理由があって-第3話のあらすじとネタバレ
真柴くるみ(川口春奈)は冷蔵庫の前で藤野駿(横浜流星)とキスしたことを意識していたが、藤野駿は平然としており、いつも通りだった。
また、真柴くるみがSNSにアップした羽瀬彩夏(中村アン)のアート作品には、高評価のコメントが沢山付いていた。
さて、真柴くるみ(川口春奈)は上司・松下宏太郎(飯尾和樹)から、SNSに同じ画像をアップしている事を指摘され、有休を取って休むように言い渡された。
その日の夜、真柴くるみは職場から、オンラインカウンセラーの寺井陽人(丸山隆平)に相談に乗ってもらい、藤野駿(横浜流星)の愚痴を言った。
寺井陽人は、真柴くるみの事が好きだったが、相談者とは恋愛関係にならないと決めていたので、泣く泣く、真柴くるみの事を諦めるのだった。
さて、羽瀬彩夏(中村アン)は、10年間も応募し続けてきたアートコンテストの最終選考に残っていた。これが最後のチャンスかもしれないので、緊張している様子だった。
そこで、早乙女香子(夏川結衣)は、みんなに、山梨県の河口湖美術館に羽瀬彩夏(中村アン)の作品が展示されており、金曜日に発表だと教える。
すると、寺井陽人(丸山隆平)は、「ちょうど仕事もキャンセルになったので休みだ。俺も一緒に行こうかな」と言うと、早乙女香子(夏川結衣)は、みんなで観に行こうと提案した。
藤野駿(横浜流星)は個人事業主なので、いつでも休めると言い、参加し、真柴くるみ(川口春奈)も有給を消化しなければならいので、会社を休んで参加することにした。
しかし、言い出した張本人の早乙女香子(夏川結衣)は、スケジュールを確認すると、取材の予定が入っていたので行く事ができない。
このため、真柴くるみ・藤野駿・寺井陽人・羽瀬彩夏の4人で山梨県の河口湖美術館へ行く事になった。
一方、東京の早乙女香子(夏川結衣)は、留学の仲介を任せていた会社が倒産していた事が発覚。留学前のドッキリかと思ったが、会社は倒産しており、似たような手口の詐欺が横行しているのだという。
さて、真柴くるみ(川口春奈)ら4人は山梨県のキャンプ場に到着。アートコンテストの発表まで時間があるので、食事の用意をする事にした。
しかし、真柴くるみ(川口春奈)は会社の部下から仕事でトラブっているという相談のメールを受け、寺井陽人(丸山隆平)も急遽、相談者から頼まれて、オンラインカウンセリングを行うという有様だった。
しかも、羽瀬彩夏(中村アン)は、1人で発表を見に行くと言い、居なくなってしまった。
心配した真柴くるみ(川口春奈)は、みんなで作品を見に行こうと言い、河口湖美術館へ行き、羽瀬彩夏の作品を見た。
そこで、アートコンテストの発表が始まるが、羽瀬彩夏は落選してしまう。
真柴くるみは失意に暮れる羽瀬彩夏を励まそうとするが、羽瀬彩夏は「貴女に何が分るの?SNSでフォロワーが多いからって、それで何か表現しているつもり?全然違うのよ。不愉快」と怒って立ち去ってしまう。
そのとき、真柴くるみのスマートフォンに部下から仕事の相談のメールが着信する。
それを見た藤野駿(横浜流星)は、真柴くるみ(川口春奈)のスマホを奪って「自分を信じて進め」と返信すると、スマホの電源を切り、真柴くるみを山奥の温泉へ連れて行き、デジタルデトックスをさせたのだった。
さて、真柴くるみ(川口春奈)が温泉に入っていると、突風が吹いて、脱衣所に置いていた服が飛ばされて、川に流れて言ってしまった。服が無ければ、温泉から出ることが出来ない。
そこで、仕方なく、藤野駿(横浜流星)に代わりの服を買ってきてもらったのだが、センスゼロのダサい服だった。
一方、羽瀬彩夏(中村アン)は富士山を見ながら、寺井陽人(丸山隆平)と話をして、落ち着きを取り戻していた。
さて、真柴くるみ(川口春奈)がキャンプ場に戻ると、羽瀬彩夏(中村アン)が「会社のためにSNSを頑張ってるのに、酷いことを言ってゴメン。忙しいのに絵を観に来てくれてありがとう」と礼を言った。
その後、夕食を食べ始めるのだが、羽瀬彩夏(中村アン)が寺井陽人(丸山隆平)は飲み物の買い出しに行ったので、真柴くるみ(川口春奈)と藤野駿(横浜流星)は2人切りになった。
そこで、真柴くるみ(川口春奈)が料理を写真に撮ってSNSに上げようとすると、藤野駿(横浜流星)は真柴くるみの右手を握って「デジタルデトックス」と言い、スマートフォンを使えないようにした。
真柴くるみ(川口春奈)は「分りました」とスマホを使うのを諦めても、藤野駿(横浜流星)は手を繋いだまま、放してくれない。
真柴くるみ(川口春奈)が「魚を食べるの」と言って手を放すように言うが、藤野駿(横浜流星)は手を繋いだまま、「魚ね」と言い、箸で魚をつまむと、真柴くるみの口に運んで食べさせた。
そして、藤野駿(横浜流星)は「最近、変な夢を見る真柴さんが出てくる夢」と話すと、真柴くるみは「もしかして、私のこと好きなのかな」と冗談で言った。
すると、藤野駿が「たぶん、好き」と答えたので、真柴くるみは「たぶんなんて言われても」と言って喜んだ。
一方、買い出しに出ていた羽瀬彩夏(中村アン)は、早乙女香子(夏川結衣)に電話をかけて、コンクールで落選した事を報告し、「案外、大丈夫だった」と報告する。
すると、早乙女香子は「じゃー、陽ちゃん(丸山隆平)のおかげよ。陽ちゃんは一緒に行くって言いだしたの。貴女を一人にしたくなかったのよ」と教えた。
それを聞いた羽瀬彩夏(中村アン)は、寺井陽人(丸山隆平)の事を意識するのだった。
翌日、真柴くるみ(川口春奈)がスマートフォンの電源を入れると、部下から仕事の相談のメールが届いていたが、「真柴は完全にオフです」と返信して、仕事の相談には乗らなかった。
一方、早乙女香子(夏川結衣)が留学の件で悩んでいると、元夫・小林礼史(生瀬勝久)が現われたのだった。
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■着飾る恋には理由があって-第4話のあらすじとネタバレ
真柴くるみ(川口春奈)は、山梨県のキャンプで藤野駿(横浜流星)との距離を一気に縮めて、東京に戻ってきた。
すると、早乙女香子(夏川結衣)が、留学事を頼んでいた現地のエージェントに178万円を取られた事を明かし、留学がキャンセルになったうえ、元夫・小林礼史(生瀬勝久)が現われて事を明かした。
そして、元夫・小林礼史は早乙女香子を捨てて家を出て行った経緯があり、早乙女香子は「アイツが優しい時は裏がある。この家を取り戻そうとしているのではないか」と激怒した。
その日の夜、真柴くるみは壁際の机で、パソコンを操作していると、手元の照明が壁に当たり、コツンと音がした。
隣の部屋に居た藤野駿は、そのコツンという音を聞き、壁に4回ノックした。
それを聴いた真柴くるみは、「おやすみ」の合図だと気づき、壁に4回ノックするのだった。
■羽瀬彩夏(中村アン)の妊娠
翌日、真柴くるみ(川口春奈)が帰宅すると、藤野駿(横浜流星)からコッソリと部屋に招かれ、「カフェカーの店長から貰ったんだけど、1つしか無いから」と言い、抹茶モナカを貰った。
真柴くるみは、藤野駿に気持ちを確か寝ようとしたところ、寺井陽人(丸山隆平)が飛び込んできて、「羽瀬さん(中村アン)が具合が悪い見たい。様子を見て」と頼んだ。
真柴くるみは、1階へ下りて洗面台へ行くと、羽瀬彩夏(中村アン)がうずくまっていた。
そこで、真柴くるみは、薬と水を飲ませようとするが、羽瀬彩夏は妊娠したかも知れないというので、真柴くるみは藤野駿に車を出してもらい、妊娠検査薬を買いに行った。
2人はドラックストアで、妊娠検査薬の売り場を見つけるが、2人とも使ったことが無いので、どれが良いのか分らない。
2人が妊娠検査薬を選んでいると、店員が通りかかったので、藤野駿(横浜流星)は「違いますよ。俺たち、そんな関係じゃ無いんで」と釈明した。
それを聞いた真柴くるみ(川口春奈)は、思わず、「じゃー、どういう関係なのよ」と思うのだった。
さて、相手の男性というのはバイト先の社員で、羽瀬彩夏は男性と正式に付き合ってはいなかったので、妊娠の事を話すべきかどうか迷っていた。
そこで、羽瀬彩夏(中村アン)は心配して付き添ってくれている寺井陽人(丸山隆平)に尋ねた。
「相手に話すべきかな」
「俺なら話して欲しい」
「相手が貴方なら私も話してる」
そこへ、真柴くるみ(川口春奈)が帰宅し、慌てて羽瀬彩夏に、以前にSNSに上げた桜の作品を見たイベント会社から、作者を支援したいという連絡が来た事を教え、妊娠検査薬を渡した。
羽瀬彩夏はせっかくチャンスが巡ってきたのに、妊娠していれば、全てを諦めなければならないと思って苦悩する。
そこへ、早乙女香子(夏川結衣)が帰宅する。早乙女香子は留学費用詐欺の事で弁護士に相談に行ったのだが、相手が逃げたので、お金を取り戻すのは難しいと言われたと嘆いた。
そのとき、早乙女香子は、羽瀬彩夏(中村アン)が手に持っていた妊娠検査薬を見て驚いた。
羽瀬彩夏(中村アン)が寝る事にして、部屋に戻ると、羽瀬彩夏は真柴くるみから事情を聞くのだった。
■なーんにも、しなくていいのに
翌朝、瀬彩夏(中村アン)は、寺井陽人(丸山隆平)から「俺なら話して欲しい」と言われたことを思いだし、相手の男性に話すことにして、バイトに出かけた。
それを知った藤野駿(横浜流星)は「仕事は明日も出来るけど、羽瀬ちゃんを励ますのは教師か出来ない」と言い、仕事を休んで、羽瀬彩夏のために料理を作る事にした。
そこへ、出勤する真柴くるみ(川口春奈)が現われる。
真柴くるみは、大切なゲストが来るので、メイクをバッチリしていたが、藤野駿(横浜流星)は「なーんにも、しなくていいのに。ビフォアーのままで。フィフォアーの方が良い」と告げる。
すると、真柴くるみは、嬉しそうに、「行ってきます」と言い残して部屋を出た。
それを見ていた寺井陽人(丸山隆平)が「ちょいちょい、2人切りになってるよな。ええ感じなん?」と尋ねると、藤野駿(横浜流星)は「分らない」と答えた。
さて、真柴くるみ(川口春奈)が出勤すると、松下宏太郎(飯尾和樹)から「磯貝社長は仕事のトラブルで来ない。元々、葉山社長(向井理)の案件だから、乗り気じゃ無かったんだ」と言われ、
ゲストとの対談を任された。
そのゲストというのは、中国人のデザイナー呉美恵だった。
呉美恵が和菓子と抹茶が好きだという情報があったので、藤野駿(横浜流星)から貰った抹茶モナカを思いだし、藤野駿にどこで売っているのか尋ねたが、藤野駿も週に1度一緒になるだけで、詳しい事は知らなかった。
■羽瀬彩夏の苦悩のネタバレ
スーパーに買い物に行った寺井陽人(丸山隆平)は、スーパーの配送でバイトをしている羽瀬彩夏(中村アン)が、相手の男性に妊娠の事を話そうとしているところを目撃する。
しかし、相手の男性は、もうすぐ幼なじみと結婚する事が分かり、羽瀬彩夏は妊娠の事を切り出すことが出来なかった。
羽瀬彩夏は寺井陽人に気付いて逃げるが、寺井陽人は羽瀬彩夏を追いかけ、「カウンセラーならこれ以上は何も言わない。でも、羽瀬さんは同居人だから、ほっとかれへん。あのとき、向き合っていたらって、一生、後悔せえへん?」と尋ねた。
しかし、羽瀬彩夏は寺井陽人を突き飛ばして立ち去った。
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■呉美恵との対談
さて、真柴くるみ(川口春奈)は、中国人のデザイナー呉美恵との対談を始めるが、真柴くるみが用意したグラスを持っていると言い、葉山祥吾(向井理)の事を話した。
呉美恵は、3年前、イスタンブールで葉山祥吾(向井理)から声を掛けられ、自己紹介をされて、ブラスを貰ったのだという。
すると、真柴くるみ(川口春奈)は、「葉山前社長の思いを引き継いで、良い商品を世界中に届けていきたい」と話した。
さて、対談は進み、呉美恵が「幸せな時間はなんですか?」と尋ねると、真柴くるみは藤野駿(横浜流星)の事を思い出しながら、「美味しい物を食べるとき。お酒をのんでくつろいでいるとき。銅でも言い話しで笑ったとき」と話すのだった。
■羽瀬彩夏の妊娠検査のネタバレ
真柴くるみ(川口春奈)が帰宅すると、羽瀬彩夏(中村アン)が妊娠検査薬で検査したのだが、結果を見る勇気が無いので、妊娠検査薬をトイレに置いてきており、「そろそろ結果が出てるから、見てきて」と頼まれた。
真柴くるみと寺井陽人(丸山隆平)は、自分は無理だと言い、押し付け合っていると、帰宅した早乙女香子(夏川結衣)が慌ててトイレに駆け込んだ。
すると、早乙女香子はトレイにあった妊娠検査薬を見つけ、「見るのは羽瀬ちゃん」と言い、羽瀬彩夏に渡した。
意を決した羽瀬彩夏は妊娠検査薬を見ると、泣き出したので、早乙女香子(夏川結衣)は羽瀬彩夏を抱きしめる。
すると。、藤野駿(横浜流星)は「育児は協力する。ここなら、みんがいるからなんとかなる」と励ますが、羽瀬彩夏は「陰性だった。これで全部終わったって、絵も夢も全部諦め無くちゃ行けないんだと思ったら、怖かった。怖くて検査すら出来なかった。でも、なんか今は、何でだろう」と言って泣いた。
すると、寺井陽人(丸山隆平)も「ほっとしたような。残念なような」と言い、泣いた。
■俺のこと好きなのかもね
さて、藤野駿(横浜流星)は真柴くるみ(川口春奈)を自分の部屋へ連れて行くと、真柴くるみが欲しがっていた抹茶モナカを渡した。
真柴くるみが「どうしたの、これ」と驚くと、藤野駿は「たまたま、車が通りかかって、ラッキー買いますって」と答えた。
真柴くるみが疑いの目で見ると、藤野駿は色々な同業者の伝を頼って捜したことを明かし、「どこに差し入れするの?」と尋ねた。
すると、真柴くるみは「ギューしてもらっても良いですか?」と頼んだ。
藤野駿が真柴くるみを抱きしめて、「もしかして、俺のこと好きなのかもね」と告げると、真柴くるみは「そうだね。多分好き」と答えた。
藤野駿は「素直でよろしい」と告げた。
実は、藤野駿は真柴くるみの事を好きで、彼女に成って欲しいと思っていたのだった。
■着飾る恋には理由があって-第5話のあらすじとネタバレ
真柴くるみ(川口春奈)は、藤野駿(横浜流星)に「私、今日、休みだから、丸1日、時間があるの。どこか出かけませんか」と誘うと、藤野駿は犬を連れて散歩へ行こうと言った。
すると、真柴くるみ(川口春奈)が部屋に籠もってメイクを始めてしまい、なかなか出てこない。
そこで、藤野駿はエルビスプレスリーが愛したというサンドイッチ「エルビス・サンド」を作り、みんなにもお裾分けした。
そこへ、メイクの完成した真柴くるみ(川口春奈)が下りてきたので、藤野駿は早乙女香子(夏川結衣)らに、真柴くるみと犬の散歩に行ってくると告げ、家を出た。
真柴くるみは「私たちの関係を皆に話したりするのかな?私たち、前とは違うというか、こういう関係」と尋ねると、藤野駿は「いいんじゃない。流れで。別に隠すことでもないし、発表することでもない。水の如く流れに任せるのが一番」と言い、真柴くるみと手を繋いで歩いた。
【ネタバレ:藤野駿(横浜流星)は、真柴くるみの事が好きだが、真柴くるみの心の中に失踪中の元社長・葉山祥吾(向井理)が居る事を悟っているので、態度を鮮明にしていない。】
さて、公園に着くと、真柴くるみが写真を撮ってSNSに投稿した。真柴くるみは完璧にメイクしていたのは、SNSの為だった。
藤野駿は「素で良いのに。普段のままで良いのに」と呆れると、次の休みは、釣りや山に遊びに行く予定を話した。
真柴くるみが「私も行こうかな」と言うが、釣りは苦手だというので、藤野駿は「無理をするな」と呆れた。
「でも、休みの日くらいは一緒に居たい」
「いつも一緒でしょ。部屋も隣だし。いいんじゃない。そんなに決めなくても、流れで」
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■着飾る恋-ストーカー疑惑
さて、シェアハウスでは、インターフォンが鳴るので、応対に出ると、誰も居ないという事が何度もあった。
早乙女香子(夏川結衣)が「ピンポンダッシュ?」と不思議がっていると、寺井陽人(丸山隆平)は「それ、俺かも」と言い、相談者の舟木千春(黒川智花)が少しストーカー化している事を明かした。
早乙女香子(夏川結衣)が「他のカウンセラーを紹介したら?」と提案するが、寺井陽人(丸山隆平)は舟木千春(黒川智花)には大学病院時代に世話になったので、「看護師を辞めて、派遣社員として働き出したところなので、安定するまでは支えてやりたい」と答えた。
それを聞いた羽瀬彩夏(中村アン)は、「お人好し。そういう中途半端な優しさは、余計な期待を持たせるだけだと思うけど」と言って立ち去った。
【ネタバレ:羽瀬彩夏(中村アン)は、寺井陽人(丸山隆平)の事が気になっているが、素っ気ない態度をとり続けている。】
■謎の荷物-送り主の犯人は
翌日、職場に海外から真柴くるみ(川口春奈)宛ての荷物が届くが、送り主が佐藤真司という知らない人だったので、危ないフォロワーからではないかとになり、危険物かもしれないということで、X線検査にかけてから開ける事にして、会社の保管庫で保管することにした。
さて、社長が交代した影響で、真柴くるみ(川口春奈)の企画は中止となった。
昼休みになると、真柴くるみ(川口春奈)は、藤野駿(横浜流星)のキッチンカーを訪れ、「会社の方針が変わって、最近、必要とされなくなった」と愚痴をこぼしていると、客としてきていた舟木千春(黒川智花)が真柴くるみの話しに共感して、「私も全く同じです」と話しかけてきた。
藤野駿(横浜流星)は、舟木千春(黒川智花)の顔を見て、どこかで観たような気がしたが、思い出せなかった。
■ピンポンダッシュの犯人ネタバレ
その日の夜、早乙女香子(夏川結衣)の元夫・小林礼史(生瀬勝久)が、留学費用を騙し取られた件で尋ねてきた。
ピンポンダッシュの犯人も元夫・小林礼史だった。
早乙女香子は、さっさと話しを終わらせて、元夫・小林礼史を追い返そうと思い、要件を聞くと、元夫・小林礼史は現地の優秀な探偵の資料を渡し、交渉も全て自分が行うと言った。
すると、早乙女香子は、出会った時も、そうやって優しくしたから、勘違いして結婚してしまったと不満を漏らし、離婚したときの怒りをぶつけた。
元夫・小林礼史は離婚前の態度を謝罪すると、床に落ちていた早乙女香子が大切にしているイヤリングを見つけたので、「留め金が緩んでるよ」と言い、ペンチで留め金を治すと、「今日はこれで帰る。また来るよ」と言い、帰って行った。
早乙女香子(夏川結衣)は、直してもらったイヤリングを見つめていた。その表情は・・・。
■舟木千春(黒川智花)を怒らせる
さて、藤野駿(横浜流星)は、キッチンカーに来ていた舟木千春(黒川智花)が寺井陽人(丸山隆平)の相談者だと気づき、寺井陽人に教えた。
すると、寺井陽人(丸山隆平)はテレビ電話で、舟木千春(黒川智花)に「俺を相談相手以上に思ってくれているのなら、その思いには答えられない」と告げると、舟木千春は怒ってテレビ電話を切った。
その日の夜、寺井陽人(丸山隆平)が「真柴くるみを振り回すなよ」とアドバイスすると、藤野駿(横浜流星)は「そんなんじゃないよ。ただのお隣さん」と答えた。
それを聞いてしまった真柴くるみ(川口春奈)は、部屋に戻り、「何がお隣さんよ」と不満を漏らすのだった。
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■舟木千春がキッチンカーに籠城
翌日、藤野駿(横浜流星)が仕事の片付けをしていると、舟木千春(黒川智花)が現われ、「先生に何を言ったんですか?先生に会わせてください」と言い、迫ってきた。
藤野駿(横浜流星)が「すみません。どこで何をしてるのかサッパリ」と答えると、舟木千春(黒川智花)はキッチンカーに乗り込み、ドアにロックを掛けて、立てこもった。
藤野駿(横浜流星)は携帯電話を持っていないので、近くにあった真柴くるみ(川口春奈)の会社を訪れ、真柴くるみに助けを求め、寺井陽人(丸山隆平)に連絡をしてもらった。
さて、藤野駿(横浜流星)と真柴くるみ(川口春奈)がキッチンカーに戻ると、舟木千春(黒川智花)は「前の私はもっと人の役に立ってた。貴方が必要だと言ってくれる人も居た。でも、今は意見一つ言えない。求められていないから」と話した。
真柴くるみ(川口春奈)は「同じです。私も。もっと人の役に立ちたい」って話すと、藤野駿(横浜流星)は「誰かに何か言われなきゃ。行けないのかな。誰かに役に立っていると言われて、そういうのが幸せ?俺は自分で決めたい。俺は自分の価値は自分で決める。誰にも左右されない。そうなりたい」と話した。
そこへ、寺井陽人(丸山隆平)が来ると、舟木千春(黒川智花)は車を降り、「考えて、答えを出して、自分で自分の価値を決めます。今までありがとうございました」と礼を言って去って行った。
■着飾る恋-キスからのデート
真柴くるみ(川口春奈)は「正反対。考え方も価値観も正反対だけど、私に無いものを沢山もっている。藤野さんのこと、もっと知りたい。そう思えるうちは、一緒に居るって決めた。流れのまま、水野如く」と告げた。
すると、藤野駿(横浜流星)は真柴くるみ(川口春奈)にキスをして、「今度の土曜日、係留刷りに行くんだけど、一緒に行かない?来ても、つまんないと思うけど」と誘った。
「つまんないなら、いかない」
「じゃー、サンドイッチを作ってあげるから」
「いい。家で待ってる」
「カレーも、ポテトもアリオリも付けるから。本当に行かない?」
すると、真柴くるみ(川口春奈)は振り返り、笑顔で「行く。約束したからね」と答えたのだった。
翌日、真柴くるみ(川口春奈)は藤野駿(横浜流星)に誘われて、犬の散歩に行くが、化粧をせずに出かけた。
その日の夜、真柴くるみ(川口春奈)は偶然、葉山祥吾(向井理)と再会して驚くと、葉山祥吾は「会社にトルコから荷物を送ったんだけど、届いたか?」と尋ねた。
真柴くるみ(川口春奈)は「トルコ?荷物?今は何を・・・?」と尋ねる。
翌朝、藤野駿(横浜流星)が目覚めると、葉山祥吾(向井理)が部屋で寝ていたのだった。
■着飾る恋には理由があって-第6話のあらすじとネタバレ
真柴くるみ(川口春奈)は葉山祥吾(向井理)と再会すると、葉山祥吾は荷物を盗まれたというので、シェアハウスに連れて帰り、藤野駿(横浜流星)の部屋で泊めて貰っていた。
翌朝、真柴くるみが完璧にメイクをしていたので、藤野駿は「やけに着飾っちゃって。いきなりレベル10か」と呆れる。
しかし、藤野駿は葉山祥吾(向井理)とスペイン料理の話しで意気投合し、天才と褒められた藤野駿は上機嫌になって、葉山祥吾に「しっばらくここに居ればいい」と勧め、スペイン料理を作る事を約束する。
葉山祥吾が、しばらくシェアハウスに泊らせて貰うことに決めると、真柴くるみは怒って、藤野駿に「嫉妬とかしないの?」と詰め寄るが、藤野駿は「しない。俺はいいよ」と答えたので、真柴くるみは呆れるのだった。
その日、葉山祥吾(向井理)は、課長の松下宏太郎(飯尾和樹)を喫茶店に呼び出すと、「ずいぶん、心配してくれてたみたいだな」と言い、社長を退任したときのことを話した。
葉山祥吾は、経営難に陥っていたトルコの会社に出資して、トルコへの販路拡大を提案したのだが、島里が「会社設立時から散々投資してきた。これ以上、事業を広げるのは反対です。会社を維持するためです」と言い、社長の解任動議を発動した。
そこで、葉山祥吾は会社を辞めると、直ぐにトルコへ飛び、トルコの会社に個人融資しして、リサイクル商品を正当な価格で売ろうとしたのだが、大手企業と契約直前に価格で揉めて、破談となった。
そのとき、現地でサポートしてくれたのが、佐藤真司で、会社に真柴くるみ(川口春奈)充ての荷物を送ってきたのが、この佐藤真司だった。
佐藤真司は日本に帰国しており、葉山祥吾は佐藤真司に連絡を取って、新たな提携先を紹介してもらい、トルコに帰る予定だった。
さて、葉山祥吾(向井理)の歓迎パーティーが開かれるが、葉山祥吾(向井理)と羽瀬彩夏(中村アン)が絵の事で意気投合したので、寺井陽人(丸山隆平)は「なんやねん、アイツ」と不満を募らせる。
さて、葉山祥吾(向井理)の話になり、葉山祥吾は離婚している事を話した。学生時代からの知り合いと結婚したが、1年の半分以上は家に居ないので、3年で離婚したのだという。
葉山祥吾(向井理)は相手は居ないが、結婚願望があり、今度の一件が落ち着いたら、家庭を持ちたいのだと話す。
その日から、葉山祥吾はリビングで寝ることになったので、真柴くるみ(川口春奈)と藤野駿(横浜流星)はリビングにテントを張って布団を敷き、キャンプ気分を演出することにした。
真柴くるみが布団を敷きながら、「ミニマリストって何にも持たないの?物も家も人間関係も」と尋ねると、藤野駿は「それは人それぞれ。他の人は知らないけど、俺は要らない」と答えた。
一方、早乙女香子(夏川結衣)は、洗面台で歯を磨いている葉山祥吾(向井理)に、「あの子は待ってましたよ、桜。私が知る限りでは、長いこと待ってました」と話した。
葉山祥吾が「桜を?」と尋ねると、早乙女香子は「お帰りなさい。葉山さん」と答えて立ち去った。
その後、真柴くるみが用意してくれた布団に寝転んだ葉山祥吾(向井理)は、「真柴だったんだよな。トルコで荷物を送ろうとしたとき、1番に思い出したのは真柴だったんだ」とつぶやいた。
藤野駿(横浜流星)は、それを聞いてしまい、動揺する。
藤野駿が部屋に戻ると、隣の部屋の真柴くるみ(川口春奈)が壁を4回ノックしたが、藤野駿はノックを返さなかった。
一方、羽瀬彩夏(中村アン)は、寺井陽人(丸山隆平)を部屋に招き入れると、「絵のモデルが必要で。人をどう描くか観たいって言われて。だから、モデルになって。脱いでそこに座って。頼める人、ハルちゃんしかいなくて」と頼んだ。
すると、寺井陽人は動揺しながらも服を全部脱ぎ、椅子に座った。
さて、真柴くるみ(川口春奈)の母親がSNSに、海の廃材で作った地元の「岩切工房」の商品を投稿した。
真柴くるみ(川口春奈)は葉山祥吾(向井理)の影響でバイヤーの仕事に興味を持ち始めており、「岩切工房」の商品を紹介できれば良いなと思う。
一方、羽瀬彩夏(中村アン)は1人で人物画の仕上げをしていた。
その絵を見た葉山祥吾(向井理)は、「良い光だ。好きなんだね。この人が」というと、羽瀬彩夏(中村アン)は激しく動揺する。
そこへ、寺井陽人(丸山隆平)が現われると、羽瀬彩夏(中村アン)は慌てて絵を隠して持ち去った。
他方、早乙女香子(夏川結衣)は、藤野駿(横浜流星)の元カノ・葉菜が料理店「ホルテイシア」を出店している事を知る。
「ホルテイシア」は、スペインから帰国した藤野駿が支援者を得て出した店だが、藤野駿の性格が祟って直ぐに潰れた。
そのとき、藤野駿が交際していたのが、「ホルテイシア」のオーナの娘・葉菜で、葉菜は「ホルテイシア」が潰れた後、同じ看板で別の場所に店を出していたのだ。
驚いた早乙女香子(夏川結衣)は、藤野駿(横浜流星)の元を訪れ、元カノの葉菜が「ホルテイシア」を出店している事を教えると、藤野駿は激しく動揺したのだった。
その日の夜、寺井陽人(丸山隆平)は葉山祥吾(向井理)に経営の事を相談し、葉山祥吾から改善点を教えてもらう。
喜んだ寺井陽人は、藤野駿(横浜流星)に「お前、最近、なかなかノルマが達成できないって言ってただろ。お前も教えてもらえばどうだ」と勧めると、葉山祥吾(向井理)は「味も良いし、キッチンカーもセンスがある。PRしだいではもっと大きくなりますよ。店舗を出したらどうですか?」と勧めた。
藤野駿(横浜流星)は「もう失敗してますから」と断るが、葉山祥吾(向井理)は「それだけの腕があれば、もう1度挑戦できますよ。コンサルタントを紹介しますよ」と応援した。
しかし、藤野駿(横浜流星)は「余計な物は要らない。今のままで十分です」と怒って立ち去り、部屋に籠もった。
心配した真柴くるみ(川口春奈)が藤野駿の部屋を訪れると、「どうしたの?あの言い方。社長は藤野さんの料理を評価しているのよ」と告げると、藤野駿は「あの人を立てる義理はない。店は俺が好きなようにやる」と答えた。
真柴くるみが「急にどうしたの?何かあったの?」と尋ねると、藤野駿は「真柴さんには関係無いから」と言い、部屋を出て行った。
その話を聞いていた寺井陽人(丸山隆平)は、真柴くるみ(川口春奈)に「アイツは直ぐ手を放すねん。大事な店を潰して、いったんゼロになって、これ以上、何かを無くすのが嫌だから、最初から何も持たへん。直ぐ手を放して平気な振りをしおるねん。つまり、真柴ちゃんに冷たくしたら、それは大事だってことなの」と教えた。
その後、寺井陽人(丸山隆平)は洗濯機の前で羽瀬彩夏(中村アン)と一緒になり、絵の事を尋ねるが、羽瀬彩夏は何も答えなかった。
寺井陽人が「塩対応。最近、喋ってくれないな」と残念がっていると、突然、羽瀬彩夏からキスをされたのだった。
さて、葉山祥吾(向井理)は、京都に居るコーディネーター佐藤真司と連絡が取れたので、京都へと向かった。
葉山祥吾を見送った真柴くるみ(川口春奈)は、ベランダに出て、「いつか、いつかと思いながら、雑事に追われて、何もしないまま。本当は良いなと思う物を観に行きたい。これだと思う物を集めて、沢山の人に紹介できたら、楽しいんだろな」と落ち込んだ。
藤野駿(横浜流星)が「行けばいいじゃん」と背中を押すと、真柴くるみ(川口春奈)は「いちいち行けないよ。遠いし。そもそも買い付けは商品企画部の仕事だから、私が行ったところで、何も即決できないし」と答えた。
「一度失敗した俺が言うのはなんだけど、やりたい事はやれ。見たい物は見るんだよ。行け。実際に俺はそうしてきたし、そこは後悔していない。だから、見たい物は見て、これだと思う物はシャチ(向井理)に報告してさ、やりたいようにやれよ」
「藤野さんはいいの?私が社長(向井理)の方に行って、一生懸命になっても、本当に何も思わない?」
「シャチ(向井理)さ、好きだよ。マメシバ真柴(川口春奈)の事好きだよ。荷物を送ろうとして、真っ先に思い出したって。だから、俺はもう良いよ。誰が来て、誰がいなくなっても。余計な物は要らない。全ては流れのも間に、水の如く」
すると、真柴くるみ(川口春奈)は、藤野駿(横浜流星)の口を押え、「黙れ、そうやって手を放す。いい?良く聞いて。藤野さんが好き。いつからかな。一緒に桜を観に行った時からかな。藤野さんだよ」と話した。
そして、真柴くるみが「寒くなってきたね。そろそろ戻ろうか」と言うと、藤野駿は「これで寒くない」と言い、2人で毛布にくるまったのだった。
■着飾る恋には理由があって-第7話のあらすじとネタバレ
真柴くるみ(川口春奈)は岩切工房のライトを販売するため、有給を取って故郷の初島へと帰ると、母・真柴すみれ(工藤夕貴)との再会もそこそこに、岩切工房へと向かった。
一方、シェアハウスには、早乙女香子(夏川結衣)の元夫・小林礼史(生瀬勝久)が尋ねてきたが、早乙女香子は会話を拒否するので、藤野駿(横浜流星)が代わりに要件を聞いた。
すると、小林礼史(生瀬勝久)は、現地の留学費用詐欺事件の犯人が捕まったので、お金は戻ってくるかどうかは分らないが、返金処理の申請をしておいたことを報告した。
しかし、早乙女香子(夏川結衣)は小林礼史(生瀬勝久)に、残していった荷物を渡し、持って帰るように告げた。
その荷物というのは、離婚の原因となったゲームだった。
小林礼史(生瀬勝久)のゲームをするために部屋に引きこもっていたのが離婚の原因たが、小林礼史は専門学校に通ってプロゲーマーになっており、会社を早期退職して、早乙女香子とやり直すことを望んでいるらしい。
さて、真柴くるみ(川口春奈)は岩切工房を訪れると、店主に岩切工房のインターネットで販売したいと提案するが、店主は「ネットとか分らない」と言い、あまり良い顔はしなかった。
真柴くるみが手応えが悪かった事を報告すると、上司の松下宏太郎(飯尾和樹)は葉山祥吾(向井理)に相談してはどうかとアドバイスした。
そのとき、京都に居る葉山祥吾からLINEがきたので、真柴くるみが岩切工房のライトの写真を送ると、「見たい。今から行きます」という返事が来た。
え?今から?
一方、東京の藤野駿(横浜流星)は、早乙女香子(夏川結衣)から元カノ・葉菜が料理店「ホルテイシア」を出店している事を教えられたので、確かめに行くと、本当に元カノ・葉菜が店をやっていた。
藤野駿は、元カノ・葉菜を目撃して激しく動揺し、部屋に戻ると、部屋の壁をノックしたが、真柴くるみ(川口春奈)は居なかった。
さて、葉山祥吾(向井理)が初島に来ると、母・真柴すみれ(工藤夕貴)は大歓迎する。
真柴くるみと葉山祥吾は、早速、岩切工房へ向かうが、岩切工房は休みだったので、海岸を回って真柴くるみの実家へと向かった。
すると、なぜか、実家に藤野駿(横浜流星)が居た。
母・真柴すみれ(工藤夕貴)が市場に買い出しに行くと、真柴くるみ(川口春奈)の事を探している藤野駿(横浜流星)を見かけたので、実家に連れてきたのだという。
藤野駿(横浜流星)は、都会の生活に疲れて、たまたま島に釣りに来たというが、葉山祥吾(向井理)が居たので、少し不機嫌だった。
一方、羽瀬彩夏(中村アン)が「私の事、避けてるの?」と尋ねると、寺井陽人(丸山隆平)は「この間のキス。どういう意味か分らなくて」と答えた。
羽瀬彩夏(中村アン)は「意味は無いわよ。強いて言えばお礼。絵のモデルをしてくれたから」と答えて立ち去るのだった。
さて、母・真柴すみれ(工藤夕貴)は葉山祥吾(向井理)に、真柴くるみ(川口春奈)のスクラップを見せると、葉山祥吾のインタビュー記事がスクラップされていた。
真柴くるみは「だから見られたくなかったのに」と恥ずかしがり、以前に藤野駿から「シャチ(向井理)は真柴の事が好きだよ。多分」と言われた事を思いだした。
その日の夜、真柴くるみ(川口春奈)が眠れないので、母親が漬けた梅酒を見ていると、藤野駿(横浜流星)がやってきた。
藤野駿が仕事の事を尋ねると、真柴くるみは「ライトが素敵だから世界中の人に届けたくて、張り切って尋ねたのは良いけど、ご主人はその気が無くて。そういうのを望んでいない人も居るんだよね。1人で突っ走って反省です」と報告したが、藤野駿は何も答えなかった。
真柴くるみが「こういうとき、いつも何も言わないよね」と不満を漏らすと、藤野駿は「何を言っても嘘っぽくなる。その代わり、隣に居るよ」と答えた。
真柴くるみが「社長がいたから驚いたよね。ゴメンね」と謝ると、藤野駿は「そんな事で謝るな」と言い、真柴くるみの顔を手で挟み、ムギューっとして笑った。
翌日、真柴くるみ(川口春奈)は葉山祥吾(向井理)と共に、岩切工房を訪れ、提案書を渡すが、店主は「俺は、この店で直接、お客さんにライトを売りたいんです」と言い、断った。
すると、葉山祥吾は、貝殻で出来た風鈴を鳴らして、「綺麗な音だ」と言い、店主と貝殻の話しを始めた。
結局、真柴くるみは岩切工房を諦める事にした。
その日、葉山祥吾(向井理)が仕事で帰るので、真柴くるみ(川口春奈)らは港まで見送りに行った。
一方、寺井陽人(丸山隆平)は、羽瀬彩夏(中村アン)が関係を持っていた男の車に乗り込もうとしている所を目撃し、慌てて羽瀬彩夏の手を掴んで引き留めた。
寺井陽人は男に「ええ加減にせえ」と怒るが、羽瀬彩夏は仕事の道具を受け取るだけだと教えた。
帰宅した寺井陽人が「ごめん、いらんことをしてしまった。このままアイツとよりを戻したら、嫌やなって、とっさに」と謝ると、羽瀬彩夏は「私が好きなのはハルちゃん(丸山隆平)だから」と答えた。
すると、寺井陽人(丸山隆平)は後ろから羽瀬彩夏(中村アン)を抱きしめたのだった。
さて、母・真柴すみれ(工藤夕貴)は、藤野駿(横浜流星)に真柴くるみ(川口春奈)を心配している事を話すと、藤野駿は「俺はいつも隣で見ているので知っている」と言い、真柴くるみが頑張っている事を教えた。
それを聞いた母・真柴すみれ(工藤夕貴)は、「藤野君だったんだね。くるみが好きな人。くるみのことをよろしくね」と頼んだ。
真柴くるみ(川口春奈)は、廊下で2人の会話を聞いており、東京へ帰るとき、母・真柴すみれ(工藤夕貴)に仕事を頑張ると約束し、泣きながら別れるのだった。
フェリーの中で、藤野駿(横浜流星)が「お義母さん、あの子をよろしくだって。社長さんじゃなくて、俺によろしくだって」と言って手を繋ぐと、真柴くるみ(川口春奈)は「また絶対、一緒にこようね」と答えた。
翌日、真柴くるみ(川口春奈)が出社して、松下宏太郎(飯尾和樹)に、岩切工房の商品を諦めた事を報告すると、新人の秋葉亮(高橋文哉)が「社長は助けてくれなかったんですか?」と尋ねた。
真柴くるみ(川口春奈)が「社長は、いつも通り、楽しそうにご主人と話してました」と教えると、松下宏太郎(飯尾和樹)は「ぶれてないな。それが葉山流。まずは相手との距離を詰める。その背中を見て学ぶと良いよ。バイヤーとは何か。きっと葉山さんは教えてくれてる」と教えた。
一方、藤野駿(横浜流星)がキッチンカーをオープンしていると、元カノ・葉菜が現われたのだった。
他方、葉山祥吾(向井理)は、藤野駿(横浜流星)の存在によって、真柴くるみ(川口春奈)の事が好きだと自覚するのだった。
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■着飾る恋には理由があって-第8話のあらすじとネタバレ
京都から帰ってきたは葉山祥吾(向井理)は、日本で資金を集めることにして、再び真柴くるみ(川口春奈)らと共にルームシェアさせてもらうことにした。
一方、早乙女香子(夏川結衣)は、滅多に予約の取れない高級レストランの予約を取っていたが、仕事が入っていけなくなったため、良い関係になっている真柴くるみ(川口春奈)と藤野駿(横浜流星)に、レストランでの食事をプレゼントした。
他方、寺井陽人(丸山隆平)は、羽瀬彩夏(中村アン)に「俺と付き合ってください」と正式に交際を申し込み、2人は付き合うことになった。
■元カノ・葉菜の呪縛のネタバレ
さて、藤野駿(横浜流星)は、元カノ・葉菜に呼ばれて、葉菜の料理店「ホルテイシア」を訪れると、「ホルテイシア」は閉店していた。
葉菜は、貴方には頼みたくないと言いながらも、「シェフが入院した。後任のシェフを見つけたけど、来てくれるのは2ヶ月後。それまで手伝って欲しい」と頼んだ。
しかし、葉菜の父親は、店を潰して居なくなった時の遺恨から、「出て行け。娘に近づくな」と言って藤野駿を追い出した。
一方、葉山祥吾(向井理)と真柴くるみ(川口春奈)はリビングでババ抜きをしており、最後の1枚が揃えば勝利という展開になっていた。
そこで、葉山祥吾は「負けた方が秘密を打ち明ける」という勝負を持ちかけ、真柴くるみは勝負を受けたが、藤野駿(横浜流星)が帰ってきたので、勝負は中止となってしまう。
真柴くるみが出迎えるが、藤野駿は不機嫌そうに何も言わず、自室へと消えたので、真柴くるみは少し寂しそうだった。
その日の夜、葉山祥吾(向井理)は藤野駿(横浜流星)に「真柴の事を頼むね。もし頼めないのなら、遠慮はしない」と告げると、藤野駿は「初めに泣かせたのは、どっちですか」と言って立ち去った。
すると、葉山祥吾は藤野駿に「ありがとう。付き合ってくれて」と告げたのだった。
■藤野駿の決意
翌日、真柴くるみ(川口春奈)は藤野駿(横浜流星)に避けられているような気がしたので、「話して、全て」と詰め寄ると、藤野駿は元カノの葉菜から店を手伝って欲しいと頼まれている事を打ち明け、苦悩を話した。
真柴くるみが「もう捨てたら?後悔。全部、捨てたと言ってたけど、いつまで抱えてるの。どうしたいの?」と尋ねると、藤野駿は「ありがとう」と笑った。
一方、葉山祥吾(向井理)は、古巣「エル・アルコ・イリス」を訪れ、新社長・細貝雄一(赤ペン瀧川)から投資家リストを受け取ると、トルコでの事業を成功させ、「エル・アルコ・イリス」を世界に繋がる企業にすることを約束した。
さて、真柴くるみに背中を押されて決心した藤野駿は、元カノ・葉菜の元を訪れ、葉菜の父親に謝罪して「何でもやります」と頭を下げると、父親は1週間で25品を作るテストを出した。
そこで、藤野駿は、キッチンに籠もりきり、元カノ・葉菜の協力を得て、料理作りを開始する。
■インスタで繋がる
さて、葉山祥吾(向井理)は投資家リストをあたって出資を申し込んだが、出資の話しは難航していた。
心配する真柴くるみ(川口春奈)は、投資家リストの中に、梶尾製紙の梶尾社長の資料があったので、インスタグラムで相互フォローしている事を思いだし、梶尾社長に連絡を取り、アポを取る。
真柴くるみ(川口春奈)は、葉山祥吾と自転車の2人乗りをして、葉山祥吾の背中に密着したうえ、葉山祥吾から「真柴は凄いな。俺より多くの人と繋がっている」と褒められ、上機嫌に。
その後、葉山祥吾は梶尾社長に面会し、トルコでの事業への思いを話すと、梶尾社長は前向きに検討する事を約束した。
■藤野駿(横浜流星)の想い
さて、藤野駿(横浜流星)は、葉山祥吾(向井理)を乗り越えて真柴くるみ(川口春奈)に相応しい男になるため、何としてでも元カノ・葉菜の店を助けることにして、厨房に籠もっていた。
夜遅く、藤野駿(横浜流星)が荷物を取りに帰ると、真柴くるみ(川口春奈)は「携帯を持ってくれれば、届けに行けるのに」と残念がりるが、藤野駿は「デートの日は明けておくから」と言い、真柴くるみを抱きしめた。
その後、藤野駿(横浜流星)は、父親のテストをクリアし、元カノ・葉菜が料理店「ホルテイシア」が営業を再開する。
それを知った寺井陽人(丸山隆平)は、皆を誘って「ホルテイシア」を訪れると、店は繁盛しており、藤野駿が別人のように生き生きと料理を作っていたので、真柴くるみ(川口春奈)は大喜び。
寺井陽人らは、美味しいと言って食べていたが、食通の葉山祥吾(向井理)や、フードスタイリストの早乙女香子(夏川結衣)は少し顔が曇っていた。
■下の名前で呼ばれない
さて、藤野駿(横浜流星)は、かつての常連客から「鴨が少し固かった。まだ本調子じゃ無いね。次は期待している」と言われ、19日の予約を頼まれた。
藤野駿は「お待ちしております」と予約を入れたが、その日は真柴くるみ(川口春奈)とレストランへ行ってデートする日だった。
真柴くるみ(川口春奈)は「仕事の同僚を誘う」と言って落ち込んだが、藤野駿は「ランチの予約だから間に合う。葉菜に段取りをしてもらったから」と告げると、真柴くるみは下の名前で呼ばれたことがないのに、元カノの葉菜は下の名前で呼ばれていることにショックを受ける。
藤野駿は、そのことに気付かないのか、強い口調で「とにかく行けるから」と告げて、話を打ち切るのだった。
■デートのネタバレ
デートの当日、藤野駿は予約の常連客に料理を出すと、今度は常連客も「美味しい」と絶賛した。
一方、真柴くるみ(川口春奈)は、お洒落をして待っていたが、タイムリミットの4時になっても、藤野駿は帰ってこなかった。
藤野駿は常連客が帰ったので、時計を見るると、もう4時半だった。
藤野駿は慌てて帰宅すると、封印していたスマートフォンを取り出し、真柴くるみ(川口春奈)に電話を掛けるが、真柴くるみは電話に出ない。
藤野駿はシェアルームを飛び出して、真柴くるみ(川口春奈)を追いかけ、ようやく、道路の向こうに居る真柴くるみを発見し、「くるみ」と叫んだが、真柴くるみは葉山祥吾(向井理)と一緒にタクシーに乗り込み、レストランへと向かうのだった。
■着飾る恋には理由があって-第9話のあらすじとネタバレ
藤野駿(横浜流星)が待ち合わせ時間になっても戻って来なかったので、真柴くるみ(川口春奈)は、葉山祥吾(向井理)と一緒にレストランに行った。
しかし、真柴くるみ(川口春奈)の気持ちは藤野駿に向いているようだった。
その日の夜、葉山祥吾は藤野駿に「どうしてこなかった。本当に俺は・・・」と尋ねると、藤野駿は「明日、謝ります」と答えた。
翌日、藤野駿は土下座で真柴くるみに謝罪し、お詫びとして朝食を作り、2度とこのようなことが怒らないようにスマホを持つことを報告し、電話番号の登録を頼んだ。
そして、藤野駿は、今度の休みに釣りに連れて行くことを約束した。
その日、真柴くるみが出社すると、デザイナー東堂真知子のデザイン盗作疑惑がニュースになっていた。
真柴くるみは、イベントで東堂真知子と知り合い、インスタを相互フォローしており、東堂真知子のバックも投稿していた。
社長が「商品の提供は受けているのか」と尋ねると、真柴くるみは「全て自分で購入しており、金銭も受け取っていません」と釈明した。
真柴くるみが「バックの投稿は削除した方が良いでしょうか」と尋ねると、社長は「個人のインスタだから、任せるけど、今削除すると、盗作騒動に関係していると思われかねない。しばらくは静観したほうがいい」と告げた。
しかし、SNSでは真柴くるみに「ステマ」疑惑が浮上しており、批判が相次いでおり、個人用のSNSは炎上し、会社のSNSにまで苦情が来るようになっていた。
さて、真柴くるみは、会社の公式SNSの告知投稿をしようとするが、投稿内容に慎重になってしまい、何でもないような投稿だったが、課長の松下宏太郎(飯尾和樹)に投稿内容をチェックしてもらい、OKが出てから投稿した。
藤野駿は、真柴くるみがステマ騒動に巻き込まれて大変なことを知り、その日の夜は酒と料理を用意して、みんなで飲み明かした。
その席で、羽瀬彩夏(中村アン)は、みんなに、寺井陽人(丸山隆平)と交際している事を報告するのだった。
さて、真柴くるみは、個人のインスタが炎上しており、担当していた仕事からも外され、会社の公式SNSの更新も後輩の茅野七海(山下美月)に任せる事になった。
そこで、真柴くるみは、SNSから離れることにして、課長に頼んで、店舗勤務にしてもらった。
一方、早乙女香子(夏川結衣)は、病院から元夫・小林礼史(生瀬勝久)が入院しているという連絡を受けて慌てて駆けつけると、小林礼史は「大丈夫。もう石なら取れたから、尿管結石で転がり回ったんだから」と教えた。
早乙女香子が怒りながら泣くと、元夫・小林礼史は「意識が遠のきながらね、最後に香ちゃんに会いたいと思ったんだ。後は思い残すことは何も無いって」と話した。
早乙女香子が「思い残した事だらけでしょ」と呆れると、元夫・小林礼史は「会社を辞めてプロのゲーマーになって、幸せだったと思った。夢を追えて良かったなって」と話した。
それを聞いていた羽瀬彩夏(中村アン)は「夢を追えるって幸せですか?叶わなかったとしても」と尋ねると、元夫・小林礼史は「叶わなかった夢、終えなかった夢、色々と事情は有ると思う。でも、僕は、もう死ぬなと思ったとき、夢を追えたことに納得できたんだ」と話した。
翌日、真柴くるみ(川口春奈)は店舗で働いていると、先輩の接客していた客が真柴くるみのファンで、その客は真柴くるみが居たので大喜びし、真柴くるみにコーディネートを頼んだ。
その後、真柴くるみは先輩に謝罪すると、先輩は「盗作バック騒動を知らないお客様で良かったですね。今後は問題になるかもしれないので、接客は控えてください」と告げた。
ある日、真柴くるみ(川口春奈)は藤野駿(横浜流星)と釣りに行く。
真柴くるみが料理を食べながら、「2ヶ月たったらキッチンカーに戻るんだよね?買いに行くから」と言うと、藤野駿は「オーナーの知り合いから、店を出さないかって誘われている。北海道で。正直迷ってる」と教えた。
真柴くるみが「どうするの?」と尋ねると、藤野駿は「まずは、くるみに、ちゃんと話したくて」と答えた。
すると、少し考えた真柴くるみが「行きたいな。私も一緒に行きたい。行こうかな」と言うと、藤野駿は「仕事はどうするの?」と驚いた。
真柴くるみが「北海道で探す。駿と一緒に居たい」と告げると、藤野駿は「逃げてない?仕事が辛いからって逃げるな。現実と向き合った方が良いと思う。一緒に居られたら良いと思うよ。でも、なんか違う。こんな感じで一緒に居てもダメなんだ。このままじゃダメになる」と告げた。
すると、苦悩する真柴くるみは「1人で考えたいからバスで帰る」と言い、帰ってしまった。
一方、早乙女香子(夏川結衣)は病院で元夫・小林礼史(生瀬勝久)の退院の準備をしていた。
早乙女香子が「明日、退院したら、これっきり。緊急連絡先に私の名前は書かないで。私も書かないから」と告げると、元夫・小林礼史は「困るな、それは。だって僕は、君に何かあったら、絶対に駆けつけるから。もうと、もう1度、夫婦をやり直したいから」と告げた。
他方、羽瀬彩夏(中村アン)も作品を全て返品され、絵を諦めるか、書き続けるべきなのか迷っていた。
羽瀬彩夏が「もう潮時なのかもしれない。ずっとフリーターってわけにはいかないしさ」と話すと、寺井陽人(丸山隆平)は「それだったら、結婚しよう。俺が羽瀬ちゃんの夢を支える。結婚しよう」とプロポーズした。
しかし、羽瀬彩夏は「今、欲しいのは、その言葉じゃ無い」と言って立ちさった。
さて、真柴くるみ(川口春奈)に、課長からLINEで「明日、本社に来てください。社長から話しがあります」というメッセージが届いた。
個人のインスタは依然として炎上しおり、苦悩する真柴くるみは、葉山祥吾(向井理)の元を訪れ、苦悩を打ち明けて泣いた。
すると、葉山祥吾は、「笑ってないと。真柴は笑っててくれないと困る」と言い、真柴くるみを抱きしめたのだった。
着飾る恋には理由があって-最終回のあらすじとネタバレ
盗作疑惑に巻き込まれて苦悩する真柴くるみ(川口春奈)が弱音を吐くと、葉山祥吾(向井理)は「起きてしまった事は仕方がないが、未来は変えられる」と教えた。
さて、真柴くるみらがシェアハウスに戻ると、寺井陽人(丸山隆平)と羽瀬彩夏(中村アン)がプロポーズの事で揉めていた。
羽瀬彩夏は寺井陽人に、「あのとき、絵の話しをしなかったら、プロポーズをしてた?」と問う。
さらに、羽瀬彩夏は「自分には才能がある。いつか描き続けていれば、認められると信じてやるのは・・・削られる。でも、ハルちゃんの世話になったら、止められない。辛いよ、それは」と心境を打ち明けた。
すると、寺井陽人(丸山隆平)は「ごめん、羽瀬ちゃんの気持ちをよく考えずに、突っ走った」と謝った。
一方、藤野駿(横浜流星)は、北海道の店を出さないかと誘われている事で、悩んでいた。
それを知った葉山祥吾(向井理)は、洗濯機のところで、藤野駿(横浜流星)と一緒になると、酒を飲みながら話をして、「俺だったら、北海道に行くと思ってる?確かに俺は自分で決めて進んできたけどさ、その代わりに捨ててきた物も沢山あるよ」と話した。
さて、盗作疑惑が浮上していたデザイナー東堂真知子が謝罪会見を開くことになった。
真柴くるみ(川口春奈)は自分が抜けたせいで、会社の公式SNSの更新の事で同僚に迷惑を掛けていると考えていたが、後輩の茅野七海(山下美月)と秋葉亮(高橋文哉)が成長しており、2人が協力して真柴くるみの抜けた穴を埋めていた。
ある日、藤野駿(横浜流星)は北海道フェアに誘われて出展しており、シェアハウスのメンバーも食べに行く。
そこで、羽瀬彩夏(中村アン)は絵を止めて就職することにしたと言い、アート系の本屋の面接を受けることにした事を報告した。
そのとき、真柴くるみ(川口春奈)は、インスタのファンから写真を撮って欲しいと頼まれるが、写真を撮ることが怖くて動揺していると、藤野駿(横浜流星)はそれに気付いて、真柴くるみを呼んで、ピンチを助けた。
さて、藤野駿(横浜流星)は、北海道フェアで北海道の新鮮な食材に触れたことで、北海道へ行くことを決め、真柴くるみに報告する。
すると、真柴くるみも「応援します。私も、私がやれることを見つける。だから東京でバイヤーを目指そうと思ってる」と答えた。
藤野駿(横浜流星)が「応援します」と告げると、真柴くるみは「美味しい」と言い、泣きながら藤野駿のカレーを食べた。
翌日、盗作疑惑が浮上していたデザイナー東堂真知子が謝罪会見を開き、盗用の事実を認めて謝罪し、SNSのインフルエンサーなどは一切、盗作とは関係が無いと釈明した。
これにより、真柴くるみ(川口春奈)の盗作疑惑も晴れ、真柴くるみのインスタも一転して応援のコメントが相次いだ。
そこで、真柴くるみは、久しぶりにインスタに投稿しようとするが、文章を打っては消して、打っては消してで、投稿することが出来なかった。
一方、元夫・小林礼史(生瀬勝久)は早乙女香子(夏川結衣)に再婚の答えを求めると、早乙女香子は「気付いたの。今、十分に幸せだって。人生50年、どうにかやってこれた。行けるところまで、いまのまま、やっていこうと思う。これが私の答え」と言い、再婚は断った。
すると、元夫・小林礼史は「いつでも連絡して。君の緊急連絡先は僕だから」と告げて立ち去った。
ある日、真柴くるみ(川口春奈)のインスタに、北海道フェアで声を掛けてきたファンの人からメッセージが届いた。
藤野駿(横浜流星)のカレーが美味しかったので、村のみんなにも食べさせたいので、ケータリングを頼みたいというのだ。
藤野駿(横浜流星)は休日ならOKということで、ケータリングを引き受け、真柴くるみ(川口春奈)と共に片田舎の村役場で村人にカレーを振る舞った。
真柴くるみ(川口春奈)は、みんなが美味しそうにカレーを食べている姿を見ながら、藤野駿(横浜流星)に文章を打てなくなったので、インスタを止めてアカウントごと消そうと思っていると話した。
藤野駿は「黙れ」と言って真柴くるみの口を押えて言葉を遮ると、「俺に教えてくれたよね?本当に好きなら手を放すなって。大事な物からは逃げないって。教えてくれたのはクルミだよ」と告げた。
それを聞いた真柴くるみは、盗作疑惑に巻き込まれた件について謝罪の投稿をして、インスタに復帰した。
そのインスタを見たみんなは、真柴くるみがインスタに戻ってきた事を喜んだ。
さて、真柴くるみ(川口春奈)は、ケータリングから帰宅する途中に、「岩切工房」から電話を受け、「あのライトは真柴さんにお預けします。話しが進んだら、よろしくお願いいたします」と頼まれた。
真柴くるみ(川口春奈)は、葉山祥吾(向井理)のおかげだと知り、帰宅すると、葉山祥吾にお礼を言おうとしたが、葉山祥吾はトルコに戻るため、シェアハウスを出た後だった。
真柴くるみは慌てて追いかけて礼を言うと、葉山祥吾は真柴くるみを好きだった事を明かし、「気付くのが遅すぎた」と言い、タクシーに乗り込んで立ち去った。
一方、羽瀬彩夏(中村アン)は絵を処分する事に決めて、全ての絵を捨てた。
しかし、翌日、羽瀬彩夏は絵を諦めきれず、慌ててごみ置き場に向かうが、ゴミを収集した後だった。
羽瀬彩夏が落ち込んで部屋に戻ると、寺井陽人(丸山隆平)は絵の一部を捨てずに取ってある事を教え、「100%辞める事は無いと思う。好きな物はしゃーない。上手く付き合っていけば良いと思う。何より、俺は羽瀬ちゃんの絵が好きやから」と告げた。
すると、羽瀬彩夏は寺井陽人に抱きついて、泣きながら「ハルちゃん。結婚しよう。今、絵が浮かんだんだ。それが幸せそうな家族だったから。結婚しよう」と言うと、寺井陽人は「羽瀬ちゃんはようわからんわ。でも大好き」と言い、抱きしめ返した。
さて、真柴くるみ(川口春奈)は商品企画部に異動願いを出したが、次の異動は2年後だったので、辞表を出した。
日曜日、羽瀬彩夏(中村アン)と寺井陽人(丸山隆平)の結婚式が行われる。
早乙女香子(夏川結衣)は、2人がシェアハウスを出て部屋を借りることになったので、寂しくなり、元夫・小林礼史(生瀬勝久)と「友達以上、家族未満」という関係になる。
さて、会社を辞めた真柴くるみ(川口春奈)は、店を出しており、新しいインスタも開設して、フォロワー2万人になっていた。
有名なデザイナーが「岩切工房」のライトを気に入り、インスタで紹介してくれたので、「岩切工房」のライトは世界中から注目を集めた。
真柴くるみ(川口春奈)が泣きながら「繋がったみたい。世界に」と言うと、藤野駿(横浜流星)は「俺も北海道へ行くのを止めた」と言い、全国のレストランなどが無い地域をキッチンカーで回る事を明かした。
それを聞いた真柴くるみ(川口春奈)は「良いアイデアだと思うけど、それって帰ってこないヤツ」と呆れると、藤野駿(横浜流星)は「大丈夫、なるべく帰ってくるし。携帯だって持ったし」と釈明した。
そこへ、岐阜でジビエが手に入ったという連絡が入ったので、藤野駿はキッチンカーで岐阜へ向かおうとする。
真柴くるみ(川口春奈)は「やっぱり、こういうことだね。いつお帰りですか」と不満を漏らすと、藤野駿は「素敵。(化粧が)レベル10だよ」と褒めた。
真柴くるみ(川口春奈)は「当然です。バイヤーの夢を叶えるまでは。好きなときに、好きなように、好きな人と暮らすように。それに、やっぱり会ったら、素敵って言って欲しい。貴方がその理由よ。頑張ってね」と言い、藤野駿を送り出した。
藤野駿は、キッチンカーを出発させたが、直ぐに止まると、キッチンカーを下りて、真柴くるみの、元に駆けつけて抱きしめ、「俺と付き合ってくれますか」と告白した。
「は?今?」
「まだ言ってなかったでしょ」
「確かに、そう言われれば、そうかも」
藤野駿は「だから、この先、一生、付き合ってください」と頼むと、真柴くるみは「素直でよろしい」と言い、藤野駿に抱きついた。
それから5年後、藤野駿は真柴くるみと結婚し、キッチンカーで全国の過疎地を回っていた。真柴くるみには、子供が1人できていた。
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