大豆田とわ子と三人の元夫-原作とあらすじと最終回ネタバレ
松たか子が主演するフジテレビのドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)」の原作とあらすじとネタバレです。
■大豆田とわ子と三人の元夫-原作と主題歌
主題歌 | 「Presence I」 |
原作 | 坂元裕二のオリジナル脚本 |
放送局 | フジテレビ |
放送時間 | 火曜日の夜9時枠 |
放送開始日 | 2021年4月 |
出演者 | 松たか子・松田龍平・岡田将生 |
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■大豆田とわ子と三人の元夫-あらすじとネタバレ
建設会社「しろくまハウジング」の社長に就任した大豆田とわ子(松たか子)は、3回の離婚経験があり、最初の夫・田中八作(松田龍平)との間に生まれた中学3年生の娘・大豆田唄(豊嶋花)と2人暮らしをしていた。
ある日、大豆田唄(豊嶋花)が死んだ祖母のパソコンを開こうとすると、パスワードがかかっていた。
合い言葉は「始めて飼ったペットの名前は」だった。
元夫の誰かかが設定したらしい。
パソコンには、祖母の葬儀の希望が入っているので、パソコンを解除しないと葬儀ができない。
大豆田とわ子(松たか子)は大豆田唄(豊嶋花)からパスワードを聞いてくるよう頼まれるが、気が進まなかった。
離婚した3番目の夫・中村慎森(岡田将生)は理屈っぽい嫌味な弁護士で、2番目の夫・佐藤鹿太郎(角田晃広)は、みすぼらしいカメラマンだった。
1番目の夫・田中八作(松田龍平)は、会社を辞めて、レストランのオーナー兼ギャルソンになっていた。
元夫3人は今でも大豆田とわ子(松たか子)が好きらしく、大豆田とわ子(松たか子)がパスワードを尋ねた事で、再び大豆田とわ子と接点を持つのだった。
そのようななか、大豆田とわ子(松たか子)は、置き引きに遭い、カバンを持ち逃げされるのだが、イケメン船長・健正(斎藤工)がカバンを取り戻してくれた。
大豆田とわ子(松たか子)は船長・健正(斎藤工)とラインで盛り上がり、食事に誘われたので、ウキウキして食事に行くが、船長が電話で席を外した隙に、ウエイターが「貴女で5人目だ。あの男は、食事が終わると、母親の治療費が足りないと言ってくる」と教えてくれた。
ショックを受けた大豆田とわ子(松たか子)は、船長の誘いを断って帰るのだった。
ある日、大豆田とわ子(松たか子)は徹夜の仕事から疲れて帰っていると、寝ぼけて工事現場の穴に落ちて泥だらけになってしまう。
そこへ、通りかかった1番目の夫・田中八作(松田龍平)は、大豆田とわ子(松たか子)を自宅に招いて風呂に入れ、服を乾かすのだった。
それを知った3番目(岡田将生)と2番目(角田晃広)が1番目(松田龍平)の自宅に駆けつけるが、1番目(松田龍平)は大豆田とわ子(松たか子)を流し台の中に隠して、2人に大豆田とわ子は来ていないと言った。
3番目(岡田将生)と2番目(角田晃広)は、それを信じず、家捜しをするが、大豆田とわ子(松たか子)を見つけることが出来なかった。
すると、大豆田とわ子(松たか子)に未練がある元夫3人は、大豆田とわ子の事を巡って口論なり、リビングで大豆田とわ子を巡る話し合い「元夫会議」を始めるのだった。
流し台の中で話を聞いていた大豆田とわ子(松たか子)は、流し台の中から出て、「4番目の結婚もあるかなって。でも、それは貴方たちじゃありません」と宣言して、帰ろうとするが、柱に小指をぶつけてしまい、その場にうずくまるのだった。
その後、無事にパソコンのポスワードが解除されたので、母親の葬儀が行われ、1番目(松田龍平)・2番目(角田晃広)・3番目(岡田将生)も葬儀に参列したのだった。
ある日、大豆田とわ子(松たか子)は「ウイゲート」と新しい仕事を手がけていたが、ウイゲートの社長・門谷からのプロポーズを断ると、社長・門谷は追加予算を認めないと言い出した。
このままでは、「しろくまハウジング」は1億円以上の損失を抱えてしまう。
大豆田とわ子(松たか子)は直談判に及び、社長・門谷と交渉するが、親友・綿来かごめ(市川実日子)が急死したので、社長・門谷との話し合いを途中で打ち切り、契約は白紙撤回となってしまうのだった。
1年後、大豆田唄(豊嶋花)は、「ママといると、楽すぎるの。甘えてしまうの」と言い、祖父の家から学校に通うことにした。
■マディソンパートナーズの買収事件
「しろくまハウジング」は1億円の負債が重石となって経営が悪化しており、オーナーが外資系のマディソンパートナーズに株を売ろうちしている事が判明する。
部下の松林カレン(高橋メアリージュン)が裏切って、マディソンパートナーズに情報をリークしており、大豆田とわ子は社長としてピンチを迎える。
「しろくまハウジング」は採算よりも顧客満足度を優先していたが、マディソンパートナーズは経費を削減して、住宅の量産化を要求してきた。
この要求に反発した「しろくまハウジング」の六坊仁(近藤芳正)がマディソンパートナーズのやり方を批判し、マディソンパートナーズを怒らせてしまう。
そのようななか、大豆田とわ子(松たか子)は、小鳥遊(たかなし/オダギリジョー)と出会い、意気投合する。
翌日、大豆田とわ子(松たか子)は、マディソンパートナーズの担当者と会うことになるが、そこに現われたのが、小鳥遊(オダギリジョー)だった。
小鳥遊は、「しろくまハウジング」の元社員からの告発文が来たと言い、大豆田とわ子のハラスメント容疑を追求するのだった。
翌日、大豆田とわ子は朝のラジオ体操で小鳥遊と再会すると、小鳥遊が気軽に話しかけてきた。
大豆田とわ子は、驚いて、「人違いだったらごめんなさい。私、貴方とソックリな方と会社でお会いしたんですけど」と尋ねると、小鳥遊は「はい。僕です」と答えた。
大豆田とわ子は「どうして、そんなに気軽に話しかけてこられるんですか?」と不思議がると、小鳥遊は「だって、昨日はビジネスで、今日はプライベートだから」と答えたのだった。
大豆田とわ子(松たか子)は、買収相手の会社の社長と知って近づいてきたのかと尋ねると、小鳥遊(オダギリジョー)は「そんな器用な事は出来ない」と答えた。
大豆田とわ子は「あっちはあっち、こっちはこっち、で切り替えられない」と告げると、小鳥遊は「お会いできなくなるのが困るんです。都合いい話しかも知れないけど、本当の気持ちです」と話した。
大豆田とわ子は「私も、それじゃ、さよならと言う気にはならない」と教えると、小鳥遊は「良かった」と喜んだが、会社で会うと、別人のように、容赦なく会社の経営状況を追求してくるのだった。
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■小鳥遊(オダギリジョー)の苦悩
数学に没頭してきた小鳥遊(オダギリジョー)は行きたい大学があったが、父親の介護をするため、大学を諦め、15年の介護をしていた。
ようやく介護が終わって、何をして良いのか分らなくなったとき、マディソンパートナーズの社長が拾ってくれたので、社長の命令には逆らえなかった。
小鳥遊(オダギリジョー)は、社長から娘と結婚するように言われたが、女性と始めて交際したのは30歳を過ぎてからで、それも長続きしなかった。
そこで、小鳥遊(オダギリジョー)は、事情を話して、大豆田とわ子(松たか子)に女性との交際する方法を相談すると、大豆田とわ子は「褒めれば良いんじゃないですか」と言い、女性と交際する方法をアドバイアスをした。
こうして、会社では小鳥遊が大豆田とわ子に辞任を要求し、プライベートでは大豆田とわ子が小鳥遊に女性との交際方法をアドバイスするという奇妙な関係が続いた。
そのようななか、3番目の夫・中村慎森(岡田将生)は、大豆田とわ子(松たか子)に「このままいけば、マディソンパートナーズに勝てるかもしれない」と教えた。
マディソンパートナーズは、社長派と専務派に分かれて対立しており、専務派が勝てば、社長派の小鳥遊(オダギリジョー)が自滅するかもしれないのだという。
その日の夜、小鳥遊が大豆田とわ子に「お嬢さんからプロポーズされたんです。命令は達成できそうです。ミッション完了です。大豆田さんのおかげです」と報告し、礼を言ったが、まだ結婚の返事はしていないことを明かした。
大豆田とわ子が「好きじゃないんですか?」と尋ねると、小鳥遊は「僕が好きかどうかは関係無い。これは命令なんです」と答えた。
大豆田とわ子が理由を知りたいと頼むと、小鳥遊は15年間、空白の時間があり、どうして良いのか分らなかった時に、社長に拾われて、カレーを食べさせてもらい、「この人のところへ行けば良いんだ」と思ってホッとしたので、自分が何をしたいかなんて、そんな贅沢はいえないのだ教えた。
それを聞いた大豆田とわ子は、小鳥遊を自宅に連れて帰ると、残り物のカレーを出し、「たった1杯のカレーで人を閉じ込められるのなら、たった1杯のカレーで逃げ出せばいいんです。そんな恩着せがましい社長のカレーより、ずっと美味しいと思います」と告げ、2人でカレーを食べた。
カレーを食べ終えた大豆田とわ子が、結婚を止めるように説得しようとすると、小鳥遊は「止めます」と言った。
今度は逆に、小鳥遊が「どうして社長を辞めないんですか?」と尋ねると、大豆田とわ子は「かごめ(市川実日子)と約束したので」と答えた。
すると、小鳥遊は「人から預かった荷物を背負い続けるつもりですか」と指摘するのだった。
■小鳥遊のプロポーズのネタバレ
小鳥遊(オダギリジョー)はマディソンパートナーズを辞めて知り居合いの会社で働くことにしたと言い、大豆田とわ子(松たか子)にプロポーズした。
一方、大豆田とわ子に未練がある弁護士・中村慎森(岡田将生)は、2人の仲を裂こうとして、マディソンパートナーズの不正を掴んで警察にリークしたらしく、マディソンパートナーズに家宅捜索が入ったが、事件は社長案件だったので、小鳥遊(オダギリジョー)は関わっていなかった。
会社を辞める予定だった小鳥遊は、恩のある社長とトラブルに成る事なく、会社を辞める事ができるうえ、「しろくまハウジング」の買収も頓挫するので、大豆田とわ子も社長を辞任する事ができると喜んだ。
そこで、大豆田とわ子は、会社を裏切った元部下の松林カレン(高橋メアリージュン)と話すと、松林カレンは「しろくまハウジング」の事を本当に心配しており、会社の事を第一に考えていた。
すると、大豆田とわ子は、マディソンパートナーズから株を買い戻し、元部下の松林カレン(高橋メアリージュン)に任せることにしたのだった。
こうして、大豆田とわ子(松たか子)と小鳥遊(オダギリジョー)の距離は縮まっていくが、大豆田とわ子は死んだ母親から「1人でも大丈夫になりたい?誰かに大事にされたい?」というの言葉を思い出し、小鳥遊と別れるのだった。
大豆田とわ子は「欲しい物は自分で手に入れたい。困った性格」だと気づき、小鳥遊と別れると、最初の夫・田中八作(松田龍平)と娘・大豆田唄(豊嶋花)と共に3人で、楽しいひとときを過ごすのだった。
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■大豆田とわ子と三人の元夫-最終回のあらすじとネタバレ
詐欺師のイケメン船長(斎藤工)が逮捕された。船長は被害者の女性の写真を撮ってSNSにアップしており、「しろくまハウジング」の社員らは「騙された人も多いらしいよ」と噂されていた。
大豆田とわ子(松たか子)は、社員に被害者だとバレそうになるが、大豆田とわ子が被害者だと気付いた六坊仁(近藤芳正)が、社員らの話題を変えてくれた。
その日の夜、大豆田とわ子は、初恋の相手・甘勝と出会い、思い出話に花を咲かせた。
甘勝は東京の上空を飛んでカップルに夜景を見せるナイトクルージングのパイロットをしていた。
ある日、Wi-Fiが繋がらなくなったので、大豆田とわ子がプロバイダーの説明を探していると、母親の荷物が出てきた。
しかも、中から、出せなかった母親のラブレターが出てきた。宛先は「国村真」となっていた。母親は不倫をしていたのだ。
一方、娘の大豆田唄(豊嶋花)は、医大を目指すのを辞め、医者を目指している西園寺と結婚するという道を選んでいた。
しかし、大豆田とわ子のせいで、西園寺が別れると言いだしたので、大豆田唄は激怒するのだった。
そのようななか、大豆田唄は、大豆田とわ子の母親のラブレターを読み、不倫相手の「国村真」に会いに行こうと言いだした。
そこで、大豆田とわ子と大豆田唄が、手紙の住所を頼りに「国村真」に会いに行くと、なんと不倫相手の国村真(風吹ジュン)は女性だった。
国村真と母親が出会ったのは小学校のバレーボールで、何でも話し合える仲になったのだという。
大豆田とわ子が「母は貴女を愛していたのに、どうして父と」と尋ねると、国村真は「貴女は不安だったんだよね。大丈夫だよ。つき子(母の名前)は貴女の事を愛していた。夫の事ももちろん。家族を愛していた。家族を愛していたのも事実、自由になれたらと思ったのも事実。矛盾している。誰だって、心に穴を持って生まれてきてさ、それを埋めるためにジタバタしてるのよ。結果、家族を選んだってだけ。選んだ方が正解だったのよ」と答えた。
それを聞いた大豆田唄(豊嶋花)は、再び医者を目指すことにしたのだった。
さて、大豆田とわ子は、初恋相手の甘勝から食事に誘われて、ワクワクして出かけていくが、甘勝は23年前から大豆田とわ子は恋愛対象ではなく、ずっと友情だと思っていたと言い、大豆田とわ子は失恋してしまう。
食事を終えた大豆田とわ子は1人でビルを出ようとしたところ、自動ドアに挟まれてしまい、恥を忍んで通りかかったカップルに助けを求めるのだった。
要約帰宅した大豆田とわ子が。お風呂に入って寝ようとすると、3人の元夫が現われ、楽しいひとときを過ごし、大豆田とわ子は3人の元夫からプロポーズされるのだった。
その後、大豆田とわ子が眠りに就くと、3人の元夫は話し合う。
目覚めた3人の元夫が何を話してたのかと尋ねると、3人の元夫は「とわ子は最高だってことだ」と教え、その後も4人の関係は続くのだった(社長も続けました)。
なお、最終回の感想は「大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)-最終回の感想」をご覧ください。
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