オー!マイ・ボス!恋は別冊で(ボス恋)-最終回の感想

上白石萌音が主演するTBSの恋愛ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で(ボス恋)」の最終回の感想です。

■オー!マイ・ボス-最終回の感想

「オー!マイ・ボス」だけを観ている人は面白いのかも知れないが、私は前期に放送していた「この恋あたためますか」を観ているので、ストーリーに途中で飽きてきた。

「オー!マイ・ボス」は、鈴木奈未(上白石萌音)が第1話で「音羽堂出版」に入り、第4話の冒頭で雑誌「ミヤビ」の創刊号が完成した。

そして、第7話で長野県でキャンプを行いという展開で、「音羽堂出版」が吸収合併され、雑誌「ミヤビ」は廃刊を免れたものの、編集長の宝来麗子(菜々緒)は解雇され、備品部で働くという内容だった。

一方、前回の放送の「この恋あたためますか」は、井上樹木(森七菜)が第1話で「ココエブリィ」に就職し、第4話の冒頭でシュークリームを完成させる。第7話で軽井沢で大停電が起き、井上樹木(森七菜)らが移動販売車で駆けつけるという展開だった。

そして、クーデターにより、浅羽拓実(中村倫也)が社長の座を追われ、コンビニ店「ココエブリィ」でアルバイトをするという内容だった。

だから、「オー!マイ・ボス」を見ていると、既視感が凄くて、全く新鮮味が無かった。

それに、当て馬はラブコメの王道なのかもしれないが、抱き合っている2人を目撃してショックを受けるという展開も同じなので、ワンパターン過ぎると思う。

「オー!マイ・ボス」の結末も、潤之介(玉森裕太)がカンボジアへ行く理由も必然性も分らなかった。

出演者のファンの人は面白いのだろうが、誰のファンでもなく、単純にストーリーだけを観ていると、つまらない結末だと思った。

逆に、「この恋あたためますか」と同じ内容なのに、視聴率2桁とれるというのは、主演の上白石萌音が視聴率を持っているのだと思った。

上白石萌音は、脚本に恵まれれば、「逃げ恥」「家政夫のナギサさん」を飛び越えて、「ロングバケーション」に出演していた絶頂期の山口智子レベルまで行くような気もする。

上白石萌音はNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に出演するので、「カムカムエヴリバディ」でも高視聴率をたたき出せるのか注目したい。

また、共演者では、菜々緒・玉森裕太・間宮祥太朗が良かった。間宮祥太朗は「リモラブ」も面白かったので次のドラマも期待したい。

玉森裕太が出ていたドラマ「美男ですね(イケメンですね)」は、何年前のドラマかと思って調べてみたら、2011年の作品だった。

玉森裕太も30歳で子犬系が出来るのは凄いと思う。玉森裕太はドラマ「信長のシェフ」が面白かったので、興味がある人は観て欲しい。

ところで、次に始まるドラマは「着飾る恋には理由があって」である。「着飾る恋には理由があって」は、「恋はつづくよどこまでも」を手がけた金子ありさの脚本なので、かなり期待できるのではないかと思う。

着飾る恋には理由があって-原作とあらすじとネタバレ」へ続く。

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