実話-小暮真治と高城百合子がソ連に亡命するモデル

NHKの朝ドラ「おちょやん」の高城百合子(井川遥)と小暮真治(若葉竜也)がソ連に亡命する実話とネタバレです。

■小暮真治と高城百合子がソ連に逃亡するネタバレ

小暮真治(若葉竜也)は監督の夢を諦めて実家に戻ったが、高城百合子(井川遥)と出会って舞台に入り、高城百合子と結婚して地方を巡業していた。

ある日、高城百合子(井川遥)と小暮真治(若葉竜也)は、乗っていた列車が雪で動かなくなったため、竹井千代(杉咲花)の自宅を訪れた。

夫・天海一平(成田凌)は快く2人を受け入れたが、2人はソ連に亡命を計画しており、特高警察に追われている事が判明した。

竹井千代(杉咲花)はソ連亡命を思いとどまって欲しいと頼むが、高城百合子(井川遥)は「客にこびるような芝居はしたくない」と言い、拒否した。

そこへ、特高警察がやってくるが、竹井千代(杉咲花)の機転により、高城百合子(井川遥)らは助かり、その後、高城百合子らがソ連の国境を越えたというニュースが流れるのだった。

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■ソ連(ロシア)に亡命する実話

高城百合子(井川遥)と小暮真治(若葉竜也)がソ連に亡命するモデルは、昭和13年(1938年)1月に岡田嘉子と杉本良吉がソ連に亡命した事件です。

岡田嘉子は、1902年(明治35年)4月21日に広島県広島市細工町で生まれた。

浪花千栄子が1907年10月生まれなので、岡田嘉子の方が5歳年上である。

岡田嘉子は、北海道の新聞社時代に女優を志して上京し、大正8年3月に有楽座の「カルメン」で初舞台を踏んだ。

その美貌が買われて、日活から映画スターとして招かれたが、昭和2年3月、映画「椿姫」の撮影中に、相手役の竹内良一と駆け落ちするという騒動を起こした。

高城百合子(井川遥)が朝ドア「おちょやん」の第7週で映画「太陽の女カルメン」の撮影中に駆け落ちした時の実話が、岡田嘉子と竹内良一の駆け落ちである。

■ソ連亡命

撮影中に駆け落ちをした岡田嘉子は、映画界を追放され、竹内良一と旅巡業をしていたが、昭和7年に映画界に復帰し、松竹蒲田撮影所に入った。

しかし、岡田嘉子は内縁の夫・竹内良一との関係も冷え切り、演出家の杉本良吉に演技の相談をした事が切っ掛けに恋の落ちた。

この杉本良吉が共産主義者(アカ)で、岡田嘉子と共に、昭和13年1月にソ連へと亡命した。

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■渋谷天外や浪花千栄子との関係

2代目・渋谷天外は、「新協劇団」と交流があった関係で、アカ(共産主義者)に被れており、戦時中も共産主義者を匿ったり、逃走資金を渡したり、アカの面倒を見ていた。

妻の浪花千栄子は、アカの面倒をさせられ、かなり怖い思いをしている。

ソ連に亡命した杉本良吉は「新協劇団」に在籍していたので、2代目・渋谷天外とは面識があり、杉本良吉がソ連亡命を2代目・渋谷天外に報告していたようだ。

このとき、2代目・渋谷天外は、ソ連は寒いだろうと言うことで、登山具靴なようなものや逃走資金を支援したと伝わっている。

■岡田嘉子と松竹家庭劇

岡田嘉子は、映画「椿姫」の撮影中に、相手役の竹内良一と駆け落ちする前、山田隆弥と内縁関係にあった。

この山田隆弥が松竹家庭劇に短期間だけ在籍していたことがあるので、浪花千栄子や渋谷天外は岡田嘉子と面識があったという可能性もある。

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■ソ連亡命後

杉本良吉と岡田嘉子は、昭和13年1月にソ連へと亡命し、国境を越えたが、ソ連に捕まり、杉本良吉は処刑された。

岡田嘉子は、長らく幽閉された後、自由の身となり、帰国が許されたが、帰国せずにソ連に残った。

昭和47年に帰国して映画やテレビに出演したが、昭和61年にソ連に戻り、平成4年(1992年)にソ連で死亡した。

朝ドラ「おちょやん」が史実通りに話しが進めば、ソ連に亡命した小暮真治(若葉竜也)はソ連で銃殺され、高城百合子(井川遥)は幽閉されるという運命が待っている。

まさに、ロシアは「恐ろしあ」である。

なお、朝ドラ「おちょやん」の実話や解説は「おちょやん-モデルや実話のネタバレ」をご覧ください。

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