ドラゴン桜-龍野久美子(江口のりこ)のネタバレ
TBSのドラマ「ドラゴン桜」の龍野久美子(たつの・くみこ/江口のりこ)の原作とネタバレです。
■龍野久美子のあらすじ
ドラマの龍野久美子(江口のりこ)は龍山高校の理事長だが、原作では理事長代理という立場で、龍山高校の女帝として君臨している。
原作では、龍山高校は桜木建二(阿部寛)によって東大合格者を2桁も排出する名門校となっていたが、龍野久美子が理事長代行に就任して以降、東大合格者が減り続けていき、ついにはゼロになった。
それを知った桜木建二は再び龍山高校に乗り込んで教育改革をしようとするのだが、龍野久美子はその前に立ちはだかり、桜木建二を龍山高校に入れなかった。
しかし、龍野久美子は理事長代行といえども、自由に出来るわけではなく、理事会の認証を得なければならない。
理事会で理事の過半数を傘下に収めていれば、実質的には龍野久美子が学校を自由に出来るのだが、桜木建二は旧知の理事を使って龍山高校の理事となり、龍山高校に入り込み、東大専門コース「東大専科」を設置して、生徒を集めて東大合格を目指すのだった。
ところで、普通の理事長なら東大合格者が増えれば嬉しいので、実績のある桜木建二を代呂子で迎え入れるはずだが、なぜ、龍野久美子は桜木建二を龍山高校から排除しようとしたのだろうか。
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■龍野の陰謀のネタバレ
実は、龍野久美子は龍山高校を廃校に追い込み、龍山高校の土地を売却しようと考えているので、教育改革など必要ないのだ。
その噂が広まり、理事会で糾弾されると、龍野久美子は学校の売却を認めるが、土地を売却するのではなく、教育に興味を持つ香港の投資家に学校を買収してもらい、ITを活用した通信教育を中心とした学校へ変更するのだと説明した。
しかし、それは理事会で票を得るための嘘だろう。
理事会は、理事長を入れて全部で5人。龍野久美子は理事長の票があるので2票を持っており、残り1票を取り込めば、学校売却が実現する。
対する桜木建二は1票しかないので、残りの2人を確保しなければ、負けとなるのだ。
■キャストのネタバレ
「ドラゴン桜」で女帝の龍野久美子を演じる江口のりこは、1980年4月28日生まれ、兵庫県姫路市の出身。高校には進学せず、映画を観ていたところ、劇団に入れば映画に出られると思い、劇団に入ったという。
江口のりこは、「半沢直樹」で国土交通大臣・白井亜希子を演じて居た人だ。最近では日テレの「リモラブ」にも出ていた。
朝ドラ「まんぷく」や映画「万引き家族」に出演していたのは、安藤サクラなので、別人である。
さて、最終学歴が中卒の江口のりこが、東大合格を目指す桜木建二(阿部寛)らと対立する龍野久美子を演じるのはキャスティングの妙味だろう。
これからも、学歴社会のアンチテーゼとして頑張って欲しい。
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