朝ドラ「おかえりモネ」の感想文

清原果耶が主演するNHKの朝ドラ「おかえりモネ」の感想文です。

「おかえりモネ」の感想

朝ドラ「おかえりモネ」は、宮城県気仙沼市で生まれ育った永浦百音(清原果耶)が2011年の東日本大震災を切っ掛けに、気象予報士を目指すというドラマである。

気象予報士は様々な職業の人に役立っている素晴らしい職業のようだが、残念ながら、私はほとんど天気予報を見ないし、気象予報士を競馬の予想屋程度にしか考えていない。

なぜなら、私が子供の頃に読んだ本に、天気予報は精度が低くて当たらないため、外国では天気予報がギャンブルの対象になっていると書いていたからだ。

しかも、「天気予報が外れた」という苦情に対しては、気象庁の予算を日本の人口で割ると、国民一人当たり数十円にしかならないので、文句があるのなら、お金を返してあげるので、取りに来なさいと書いてあった。

それに、今はスマホのアプリで天気は確認出来る。私の場合は雨が降りそうな時だけ、アプリでリアルタイムの雨雲レーダーを確認すれば事足りる。

だから、私は天気予報を見ないし、テレビ番組で天気を解説している人は、競馬の予想屋みたいなものだと思っていた。

しかし、ある気象予報士の地域防災や自然災害についての真摯な思いを知り、私は次第に考えが変わってきた。

天気によって生活を左右される人が居り、時には天気によって命を落とす人も居ることを改めて知った。

天気は人々の生活にどのような影響を与えるのか。天気を予想することにどんな意味があるのか。気象予報士の役割とは何なのか。

少しではあるが、天気や気象予報士に興味が出てきた。

だから、私は気象予報士になる永浦百音(清原果耶)を通じて、気象予報士の存在する意味や役割について学べれば良いなと思った。

また、東日本大震災から10年という節目において、朝ドラ「おかえりモネ」で天災や自然災害を描くことは、災害への備えを喚起する意味でも、重要な意味があると思う。

東日本大震災の直後は防災グッズなどを買ったが、喉元過ぎれば熱さを忘れるで、今はもうどこに置いたのかも忘れてしまったため、これを機に、もう1度、防災グッズを確認したい。

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お帰りモネ-あいにくの雨

「お帰りモネ」には気象予報士や天気キャスターが登場するので、「あいにくの雨」という言葉を思いだした。

今は天気キャスターが「あいにくの雨」という言葉を使用してはいけないらしいのだが、昔はテレビの気象キャスターは雨が降ると、決まって「あいにくの雨」という言葉を使っていた。

雨が降らなければ、人間は生きていけないにもかかわらず、天気キャスターは「あいにくの雨」と言って、雨を悪者として扱ってきたのである。

もちろん、天気キャスターに悪意があるわけではなく、そういう表現が一般的だった時代という事である。

しかし、雨が降らなければ困る職業の人たちも居るし、日照りが続いてダムの水が無くなると、断水して、みんなが困る。

そもそも、「恵みの雨」という言葉もあるので、雨が降らないと困る人たちへの配慮から、現在の天気キャスターは「あいにくの雨」という言葉を使用しなくなったらしい。

「透明なゆりかご」の感想

朝ドラ「おかえりモネ」が始まるので、清原果耶が主演したドラマ「透明なゆりかご」を最終回まで観た。

個人の産婦人科病院を舞台にしたドラマで、中絶などのディープなテーマがあるが、終わってみると、ストレス無く最終回まで観られたという点は、主演した清原果耶の不思議な魅力だと思った。

また、モネで清原果耶の妹を演じる蒔田彩珠も出ていて面白かった。

「透明なゆりかご」で「虹を見れば幸せになれる」というシーンがあり、それが「おかえりモネ」の伏線になっているので、「おかえりモネ」を観る人は「透明なゆりかご」も観ておくべきだと思った。

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おかえりモネ-初回視聴率は19.2%

「おかえりモネ」の初回視聴率は19.2%だった。朝ドラの合格点と言われる20%を割ったという報道もある一方で、前作の「おちょやん」を超えたという放送もあった。

前々作「エール」も前作「おちょやん」も視聴率以上の面白さがあったので、今作にも期待したいが、第1週を見終えた時点では、面白いのか、つまらないのか、判断はつかない。

ただ、主人公のモネを演じる清原果耶の表情には不思議が魅力がある。上手いとか下手ではなく、不思議な感じがする。

おかえりモネ-天気予報に思う

私は普段、天気予報を見ないのだが、「おかえりモネ」を観て、大勢の人が天気を気にしているのだと思った。

言えればみれは、雨が降れば仕事が出来ない人も居るし、野外イベントなどは雨で中止になる場合もある。

花火大会の会場の近くのコンビニは、雨か晴れかで売り上げが大きく変わるので、仕入れが難しいという話しを聞いたことがある。

私は雨が降れば傘を差せばいい位にしか思っていなかったが、天気というものは大勢の人の生活に影響を与えているものだと改めて感じた。

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第6話の視聴率

第6話の視聴率は16.7%だった。第1回の視聴率が19.2%だったので、2.5%も落ちている。

今作は子役時代が無く、いきなり高校卒業直後から描いたので、その影響だろうか。

気象予報士になって東京編に入れば、視聴率的にも盛り返してくると思うので、東京編を楽しみにしたい。

崖崩れでモネを思い出す感想

崖崩れで大きな被害が出たというニュースがあった。私は「おかえりモネ」を観ていたので、木を植えていれば、崖崩れは防げたのかもしれないと思った。

木を植えたら防げるかどうかは不明だが、いつもは災害のニュースを観ても防災の方法までは考えないので、「おかえりモネ」を観て災害のニュースを見る目が考えが少し変わったような気がする。

なお、「お帰りモネ」の最終回のネタバレは「おかえりモネ-あらすじと最終回のネタバレ」をご覧ください。

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