レッドアイズ-監視捜査班-最終回と結末の感想

亀梨和也が主演する日本テレビの刑事ドラマ「レッドアイズ-監視捜査班」の最終回の感想です。

最終回のネタバレは「レッドアイズ-最終回のあらすじと結末のネタバレ」をご覧ください。

■レッドアイズ-最終回の感想

黒幕(青いコートの男)は、精神科医の鳥羽和樹(高嶋政伸)だと早めに分ったので、考察せずに観ていたが、商科負傷気味の部分はあるものの、まずまず面白い最終回だった。

ただ、内通者については蛇足だったと思う。

内通者はKSBC内部に居るみたいな展開だったのだが、内通者は神奈川県警の姉川保(長田成哉)だった。

姉川保(長田成哉)はKSBCの人間ではないし、ドラマで何のエピソードも描かれてないので、急に内通者だと言われても、「誰?」という感じである。

姉川保(長田成哉)は第1話から登場していたが、こんな人間が内通者だと言われても、最終回で初登場の人物が黒幕だったというオチと大差ないレベルである。

こんな誰だか分らない人間を内通者にするのなら、普通に小牧要(松村北斗)が内通者で良かったと思う。

姉川保(長田成哉)は鳥羽和樹(高嶋政伸)に救われたので内通者になっていたが、上司・長久手智亮(川瀬陽太)にも同じくらい感謝していたので、最終回で長久手智亮が撃たれそうになったとき、身代わりとなって撃たれた。

しかし、その直前で、姉川保(長田成哉)は長久手智亮 (川瀬陽太)の足を撃っているので、何を感謝しているのか意味が分らなかった。

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■結末の感想

至る所にある監視カメラや防犯カメラを使って捜査をするKSBCを立ち上げた奥州寛治(矢島健一)が、防犯カメラの映像を消して事件を隠蔽していたという点も面白かった。

一方、殺害された婚約者の美保(小野ゆり子)については、後味の悪い結末だった。

美保(小野ゆり子)は週刊誌の記者で、奥州寛治(矢島健一)の依頼で、鳥羽和樹(高嶋政伸)の妻・鳥羽梓を悪者にする嘘の記事を書いており、その記事のせいでSNSが炎上し、妻・鳥羽梓が自殺した。

美保(小野ゆり子)が嘘の記事だと知らずに書いていたのなら、まだしも、嘘の記事と知りながら書いたので、恨みを買うのも仕方が無いし、なんとも後味の悪い結末に思えた。

■最後のシーンがおしい

最後は島原由梨(松下奈緒)の妹・大塩はるか(髙橋ひかる)が羽マークのキーホルダーを持っているというシーンで終わった。

つまり、大塩はるか(髙橋ひかる)は鳥羽和樹(高嶋政伸)の患者だということになる。

たしか、大塩はるか(髙橋ひかる)は鳥羽和樹(高嶋政伸)から命を狙われていたのだが、その後に患者になったのだろうか?その辺も事情は分らない。

ただ、私は羽マークのキーホルダーを持った大塩はるか(髙橋ひかる)が、バイト先のコーヒーショップを立ち去るシーンが、非常に惜しいと思った。

私なら、最後に大塩はるか(髙橋ひかる)が立ち去るシーンで、コーヒーショップを爆発させている。

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■長髪の男・真弓勝哉

長髪の男・真弓勝哉は、特殊部隊の人間で、PTSDになって鳥羽和樹(高嶋政伸)の治療を受けており、チーム羽鳥に入っていたようだ。

PTSDになるようなメンタル豆腐なのに、よく特殊部隊に入れたものだと思いながらも、最終回で伏見響介(亀梨和也)と格闘していたシーンは面白かった。

どこぞの女優など、ゴリ押しだの、大根だの、棒だのと散々に批判されながらも、平気でドラマの主演を続けていた。そういうメンタルの強さは見習わなければならないと思った。

ところで、私は長髪の男・真弓勝哉をボクシングの竹原慎二だと思っていたのだが、アクション俳優の坂口拓という人らしい。

なかなか、良い味を出していたので、次もアクション系のドラマがあれば観たいと思う。

■蠣崎孝太郎(忍成修吾)について

蠣崎孝太郎(忍成修吾)は面白かった。忍成修吾は、櫻井翔が主演していたドラマ「家族ゲーム」のときに偽櫻井翔として話題になった人だ。

「家族ゲーム」は面白かったし、かなりの名作である。

2021年4月から櫻井翔が主演する本格ミステリードラマ「ネメシス」が始まるので、「ネメシス」の放送に合せて「家族ゲーム」を再放送して欲しいものだ。

なお、「ネメシス」の原作やネタバレについては「ネメシス-原作とあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。

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