俺の家の話-最終回と結末のネタバレ感想文

長瀬智也の表舞台からの引退作となるTBSのドラマ「俺の家の話」の最終回と結末のネタバレ感想文です。

■俺の家の話-最終回のネタバレ感想文

「俺の家の話」の最終回を観た。素晴らしい最終回だった。

「俺の家の話」は、家出をしていた長男・観山寿一(長瀬智也)が父・観山寿三郎(西田敏行)が倒れた事を切っ掛けに、実家に戻り、父・観山寿三郎を介護をするというストーリーである。

父・観山寿三郎は余命半年を宣告されており、観山寿一(長瀬智也)らは父・観山寿三郎のエンディングノートを実現していき、次第次第に父・観山寿三郎の死が近づいていく。

第9話では長男・観山寿一が父・観山寿三郎の葬儀の手配までしており、最終回で父・観山寿三郎が死ぬのだろうと思われた。

しかし、最終回(第10話)で死んだのは主役の観山寿一(長瀬智也)だった。

観山寿一は父・観山寿三郎のために葬儀を準備していたのだが、その葬儀はソックリそのまま自分の葬儀となったのだ。

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■寿一が死んだ理由

父・観山寿三郎は7度連続で青信号だったうえ、藤田ニコルにも会うことができ、スクラッチも当たるなど、幸運が続いたので、死ぬ前に幸運が来たのだと思って恐ろしくなり、「数の子の一本食い」という幸運を観山寿一(長瀬智也)に譲った。

観山寿一(長瀬智也)は、父・観山寿三郎の代わりに「数の子の一本食い」を食べ、その後に行われたプロレスの試合に出場して死んでしまったのである。

凄いのは、奇をてらって主人公が死ぬというオチではなく、ドラマ内で描かれた能の「隅田川」のストーリーにもリンクしており、観山寿一(長瀬智也)が死ぬ事により、観山寿一と父・観山寿三郎の愛情がより深く描かれていた。

また、プロレスラーの観山寿一がプロレスの試合で死ぬ事により、プロレスは危険なスポーツだということも再認識させられた。

■長男と父親の愛情

最終回で死んだ観山寿一(長瀬智也)が幽霊として出てきて、父・観山寿三郎と会話をしており、父・観山寿三郎は観山寿一は生きていると言う。

しかし、次男・観山踊介(永山絢斗)や長女・長田舞(江口のりこ)は、観山寿一の幽霊が見えないので、痴呆症の影響で観山寿三郎は観山寿一が死んだ事を認識できていないのだと考える。

幽霊の存在など非科学的であり、次男・観山踊介らの判断は当然だと思うが、私は痴呆症の影響などではなく、父・観山寿三郎には観山寿一の幽霊が見えていたのだと思う。

父・観山寿三郎が、遺言書で後継者に指名したのは、観山寿一だった。

おそらく、観山寿一が次男や三男ではダメで、長女でもダメなのだと思う。子供の中でも長男は特別であり、観山寿一(長瀬智也)が長男だからこそ成立した話しのように思えた。

「俺の家の話」は、長男と父親の愛を描いたドラマのように思えた。

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■結末のネタバレ

志田サクラ(戸田恵梨香)は幽霊の観山寿一(長瀬智也)からキスをされ、「俺の家を頼む」と言われたので、次男・観山踊介(永山絢斗)と結婚した。

しかし、観山寿一(長瀬智也)は、観山踊介(永山絢斗)と結婚しろとは言ってない、と後悔した。

長女・長田舞(江口のりこ)は、学習支援の資格を取り、観山秀生(羽村仁成)の勉強を教えた。

長田大州(道枝駿佑)は、能に見切りを付けて大学へ進学し、歓迎コンパで逆ナンパされて出来ちゃった結婚して、ホストをしながら8年かけて大学を卒業し、2代目OSDとなり、イケメンのラーメン系YouTuberとなった。

プリティ原(井之脇海)は、能の稽古を続け、2代目・世阿弥マシンとなり、「さんたまプロレス」のリングで活躍した。

観山寿三郎(西田敏行)は、OMT(至適薬物療法)の力を借りて舞台に立ち続け、引退後は観山寿限無(桐谷健太)が28世を継いだ。

そして、ゆくゆくは、観山寿一(長瀬智也)の長男・観山秀生(羽村仁成)が29世を継ぐことになる。

■最終回の感想

最終回で、幽霊となった観山寿一(長瀬智也)と父・観山寿三郎(西田敏行)が、舞台の脇で会話をするシーンは凄かった。思わず号泣してしまった。

ドラマを観て泣いたのは、何年ぶりだろうか。2010年にテレビ朝日で放送していたドラマ「秘密」以来かも知れない。

「秘密」は原作が東野圭吾の魂入れ替わり系の説で、志田未来が主演していたのだが、志田未来と佐々木蔵之介の演技も凄くて、最終回で号泣した覚えがある。

今回の「俺の家の話」も「秘密」に負けず劣らずの名作だと思う。

西田敏行は流石の演技だが、長瀬智也も流行り凄いと思った。長瀬智也は、これだけやれるのに、表舞台から引退するというのは非常にさびい事だ。機会があれば、表舞台に復活して欲しい。

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