コントが始まる-第1話の感想-マクベスの青春ドラマ

菅田将暉が主演する日本テレビのドラマ「コントが始まる」の第1話の感想です。

■コントが始まる-第1話の感想

「コントが始まる」の第1話を観た。タイトルからコメディードラマかと思っていたのだが、第1話を観て、至極の青春ドラマだったので、驚いた。

第1話では、高岩春斗(菅田将暉)・朝吹瞬太(神木隆之介)・美濃輪潤平(仲野太賀)の3人がお笑いグループ「マクベス」を結成して、10年のタイムリミットを迎えて、解散を宣言する様子が描かれていた。

他のお仕事ドラマとは違い、お笑いグループというのは芸能界なので、描写の1つ1つがリアルに感じた。

お笑い芸人は、こんな風にお笑いを目指すかと勉強になったし、3人の共同生活も迫力があり、リアルだと思った。

解散を賭けたオーディションに落ちると、そのまま車を走らせて福岡までラーメンを食べに行くというシーンは、まさに青春だと思った。

「コントが始まる」を観ていて、ラーメンって青春の味なのだと思い、久しぶりにラーメンを食べたくなった。

さて、主役となる「マクベス」の3人も、非常にキャラクターのバランスも絶妙だったと思う。

高岩春斗(菅田将暉)は情熱が感じられたし、朝吹瞬太(神木隆之介)は少しおちゃらけた軽い感じが絶妙だった。

さらに、美濃輪潤平(仲野太賀)は、ときどき、父・中野英雄を彷彿とさせるような表情をするので、観ていて、ドキッとするシーンがあった。

また、「ぷよぷよ」の全国大会に優勝してプロゲーマーになった朝吹瞬太(神木隆之介)が、挫折してプロゲーマーを辞める事を告白したとき、美濃輪潤平(仲野太賀)は焼き鳥の「つくね」を手で隠し、「こめんな、ぷよぷよを思い出すだろ」と言って笑うシーンが面白かった。

シリアスなシーンなのに、「つくね」を「ぷよぷよ」に見立てるセンスが凄いと思った。

ストーリー的にも色々と伏線が張られており、メロンソーダの伏線も、こんな風に回収するのかと感心した。

最後のコントもメロンソーダの伏線を回収するのかと思ったら、ダメ押しでラーメンの伏線回収だった。

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■第1話の視聴率

第1話の視聴率は8.9%だった。第1話を観た限りでは名作の予感したし、ネットでの評価も良さそうだったので、2桁行くだろうと思っていたのだが、8.9%は意外だった。録画組が多いののだろうか。後半から上げてくるというパターンもあるし、第2話も楽しみだ。

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