おちょやん-第96話の感想-書けぬ一平の苦悩

杉咲花が主演する朝ドラ「おちょやん」の第96話「なんでうちやあらへんの」のあらすじと感想です。

■第96話のあらすじ

須賀廼家千之助(ほっしゃん)が鶴亀新喜劇を去ってから1年が経った。

天海一平(成田凌)は新作が書けずに苦悩しており、1周年記念公演は、初心に返るという意味で、「お家はんと直どん」を上演することにした。

劇団員はやる気を出して張り切るが、朝日奈灯子(小西はる)は急に「私の役は他の人に。私は辞めさせてもらいます」と言い出した。

驚いた竹井千代(杉咲花)が引き留めるが、朝日奈灯子(小西はる)の意思は変わらず、楽屋を出て行った。

竹井千代(杉咲花)は追いかけようとしたが、天海一平(成田凌)は竹井千代を制して、「俺が行く」と言い、朝日奈灯子(小西はる)を追いかけた。

さて、天海一平が朝日奈灯子を追いかけると、朝日奈灯子は「一平さんと、こんなことになってしまって・・・。忘れようとしても無理だった。これ以上、千代さんの前で芝居を続けられない」と泣いた。

天海一平は竹井千代に全てを話して許してもらうと言ったが、朝日奈灯子は絶対に言ってはいけないと言い、私が居なくなれば、済む話しだと言い、立ち去った。

その後、朝日奈灯子が帰宅すると、家の前で竹井千代が待っていた。

竹井千代は朝日奈灯子を諭して、思いとどまらせようとするが、朝日奈灯子は「いいかげんにしてください。もうアンタの顔なんて見たくない」と言い、竹井千代を追い返した。

さて、帰宅した竹井千代は、天海一平に「奈灯子が辞めるのは私に原因がある。座長の妻、失格だ」と謝罪すると、天海一平は驚いて「たぶんちがうんじゃないかな」と答えた。

そこへ、松島寛治(前田旺志郎)が帰宅するのだが、怪我をしていた。

事情を聞くと、劇団員が「天海一平が朝日奈灯子の部屋から出てくるのを見た。2人は怪しい」と言い出した事が原因だった。

それを聞いた竹井千代は「座長なのだから、劇団員の家に行くこともある」と笑い飛ばすが、天海一平は土下座をして「堪忍」と謝るのだった。

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■第96話の感想

第96話の冒頭で、須賀廼家千之助(ほっしゃん)が引退を撤回したので、私は「戻ってきた」と喜んだのだが、まさかの天海一平(成田凌)の夢というオチだったので、残念だった。

ただ、須賀廼家千之助は死んでわけではないので、まだ登場する機会があるのではないかと、密かに期待している。

さて、第96話で、鶴亀新喜劇の新メンバー朝日奈灯子(小西はる)が辞めると言い出した。

天海一平(成田凌)が朝日奈灯子(小西はる)と話していたシーンなどを見ると、雲行きが怪しくなってきた。

最後に竹井千代(杉咲花)が、天海一平と朝日奈灯子の浮気の話しを聞いたとき、竹井千代は浮気の噂を信じなかったが、隣で足を崩していた天海一平(成田凌)は「やばい」と思ったのだろうか、ソーッと正座していたのが面白かった。

おちょやん-第97話の感想」へ続く。

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