おちょやん-「お父さんはお人好し」の実話の解説

杉咲花が主演する朝ドラ「おちょやん」のラジオ番組「お父さんはお人好し」の実話を紹介します。

■「お父さんはお人好し」の実話の解説

今回は説明が複雑になるので、時系列に簡単に解説してます。

浪花千栄子は離婚後、皆の前から姿を消し、行方不明になっていました。

一方、大阪でラジオ番組を始める事になった花菱アチャコが、大阪弁が喋れてアドリブに対応できる女優として、浪花千栄子を指名したのですが、浪花千栄子は行方不明になっていたので、連絡が取れません。

しかし、花菱アチャコらは、なんとか浪花千栄子を見つけ出し、NHKのラジオ番組「アチャコ青春手帖」を放送すると、「アチャコ青春手帖」は大ヒットします。

このとき、浪花千栄子は花菱チャコの母親役を務め、声が始めてラジオの電波に乗り、柔らかい大阪弁として評判になったようで、映画界からのオファーも舞い込み、映画にも出演します。

そして、浪花千栄子と花菱チャコのコンビで始めた3作目のラジオドラマが「お父さんはお人好し」です。

浪花千栄子と花菱チャコは夫婦を演じたのですが、この「お父さんはお人好し」は約11年間も続いた国民的番組だったので、聴視者は本物の夫婦だと勘違いしており、浪花千栄子と花菱チャコは行く先々で、本物の夫婦に間違えられるというエピソードが残っています。

こうして、浪花千栄子は映画でも名監督に起用されるようになり、名脇役として活躍して、「大阪のお母さん」と呼ばれるようになります。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。