着飾る恋には理由があって-真柴くるみ(川口春奈)の感想
川口春奈が主演するTBSのドラマ「着飾る恋には理由があって」の第1話の感想文です。
あらすじとネタバレは「着飾る恋には理由があって-原作とあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■着飾る恋には理由があって-感想
「着飾る恋には理由があって」の第1話を観た。非常に面白いドラマだった。
主人公の真柴くるみ(川口春奈)は、インテリアメーカー「エル・アルコ・イリス」の広報部で働いている。
真柴くるみ(川口春奈)は、社長・葉山祥吾(向井理)の事が好きで、社長の役に立ちたいと思い、公私にわたって、Twitterに投稿を続け、フォロワー数10万人を目前とするインフルエンサーである。
インフルセンサーというのは、SNSで情報を発信して、世の中に大きな影響を与える人のことで、フォロワー数1000人ほどからインフルエンサーと呼ばれるらしい。
インフルエンサーにも階級があり、フォロワー数10万人を超えると、「ミドルインフルエンサー」となり、フォロワー数100万人になると「トップインフルエンサー」と呼ばれるようだ。
さて、フォロワー数10万人を目前とする真柴くるみ(川口春奈)だが、仕事が忙しくて部屋の更新を忘れ、部屋を退去することになってしまい、留学に出る早乙女香子(夏川結衣)の誘いを受けて、早乙女香子の部屋を借りることになった。
ところが、早乙女香子(夏川結衣)の高価なマンションを1人で借りられるのではなく、ルームシェアで、冒頭のバスで出会った藤野駿(横浜流星)と再会するという展開だった。
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■藤野駿(横浜流星)はミニマリスト
藤野駿(横浜流星)は、嫌な事はせず、不要な物は持たず、月の純利益が10万円を超えたら仕事もしないというミニマリストで、真柴くるみ(川口春奈)から頼まれたケータリングの仕事も断っていた。
私は以前、年収100万円で生活するミニマリストの人の本を読んだことがあり、藤野駿(横浜流星)のライフスタイルには興味がある。
ただ、極度のミニマリストは、ある種の病気だという説もある。
実際、藤野駿(横浜流星)は、寺井陽人(丸山隆平)から「何もかもを切り捨てて、全て無かったことにしようとしても、なくならないぞ」と言われており、何かの闇を抱えているようだった。
■泣きながらカレーを食べる女
真柴くるみ(川口春奈)が藤野駿(横浜流星)のカレーを食べながら泣くシーンがあったのだが、何故、泣いていたのだろうと思った。
真柴くるみ(川口春奈)は、社長・葉山祥吾(向井理)の事が好きで、SNSを頑張ってインフルエンサーになってフォロワー数10万人を突破したのだが、肝心の社長・葉山祥吾が会社を辞めて居なくなってしまった。
だから、真柴くるみ(川メ口春奈)はカレーを食べながら泣いているのだろう。
真柴くるみ(川メ口春奈)にとってSNSとは、どんな存在だったのだろうか。
最後のシーンで、真柴くるみ(川口春奈)はネイルをせずに会社へ投稿しようとしていたのだが、それはSNSとの決別を意味するのだと思った。
川口春奈については、昔は好きでなかったのだが、窪田正孝が主演していたドラマ「ヒモメン」を観てから、面白い女優だなと思うようになり、好きになってきた。
出演していた「極主夫道」も面白かった。今作も泣きながらカレーを食べる表情が良かったので、「着飾る恋には理由があって」にも期待したい。
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■演出が豪華
藤野駿(横浜流星)のキッチンカーは、ドラマ「MIU404」のメロンパン号だったので、面白かった。
車内のダッシュボードの辺りから撮影しているシーンは、どんなカメラを使っているのか興味があった。
真柴くるみ(川口春奈)のフォロワー数10万人突破したシーンは、CGが豪華だったし、カメラがグルッと一週するのも新鮮だった。
藤野駿(横浜流星)が料理を作るシーンも色々と演出が凝っていて面白かった。
真柴くるみ(川口春奈)が、社長を辞めて居なくなった葉山祥吾(向井理)を捜して、街中を走り回るシーンは、レールを使って撮影していたのだろうか。連ドラっぽくなくて新鮮だった。
今年は花見に行けなかったので、真柴くるみ(川口春奈)のバックショットと桜を映したシーンも、綺麗で良かった。
■感想
第1話は15分延長だったのだが、演出が凝っていたので、最後まで飽きることなく、楽しめた。
中村アンは、髪をバッサリと切って、「危険なビーナス」「スーツ2」の時は全く印象が違ったので驚いた。
羽瀬彩夏(中村アン)は、アーティストの卵で変な絵を描いているという設定らしく、ミステリアスな雰囲気のあるキャラクターだったのだが、恋愛方面も絡んでくるのだろうか。羽瀬彩夏(中村アン)の動きも楽しみにしたい。
「着飾る恋には理由があって-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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