おちょやん-第98話-朝日奈灯子「お金をください。愛情は要りません」

杉咲花が主演するNHKの朝ドラ「おちょやん」の第98話「何でうちやあらへんの」のあらすじとネタバレです。

第97話は「おちょやん-第97話の感想-朝日奈灯子の妊娠」をご覧ください。

■おちょやん-第98話のあらすじとネタバレ

竹井千代(杉咲花)は朝日奈灯子(小西はる)に子供が出来たショックから、鶴亀新喜劇を休んでしまう。

事情を察した石田香里(松本妃代)は、バナナを持って竹井千代(杉咲花)を見舞い、「簡単に別れる様なことがあったら許さない。ここが正念場や。しっかりしい」と励ました。

一方、天海一平(成田凌)は朝日奈灯子(小西はる)の自宅を訪れ、「どうして言ってくれなかったんだ」と尋ねると、朝日奈灯子は「お2人に迷惑はかけません。だから、産ませてください。行き先が見つかり次第、大阪を離れますから」と頼んだ。

天海一平(成田凌)は「どうやって生きていくつもりだ」と尋ねると、朝日奈灯子(小西はる)は「この子を産んで、私が働けるようになるまで、生きていけるだけのお金をください。愛情は要りませんから」と答えた。

そして、朝日奈灯子(小西はる)は「私は、千代さんから一平さんを奪うようなことだけはしたくない。そんなことになるくらいなら、私はこの子と2人で死にます」と話した。

そのとき、石田香里(松本妃代)が朝日奈灯子(小西はる)の家の前まで来ており、朝日奈灯子の話しを立ち聞きし、竹井千代(杉咲花)に朝日奈灯子の言葉を伝えると、竹井千代は考え込んだ。

その後、天海一平(成田凌)は「岡福うどん」を訪れると、事情を話して、朝日奈灯子にできるだけ持たせてやりたいと言い、お金を貸して欲しいと頼んだ。

そこへ、松島寛治(前田旺志郎)が現われ、「千代さんからです」と言い、天海一平(成田凌)に離婚届を差し出した。

その後、岡田みつえ(東野絢香)が竹井千代の自宅を訪れると、竹井千代は部屋を雑巾がけしていたので、驚いて「出て行く機か」と尋ねると、竹井千代は「出て行くのは向こうや。家中掃除をしていたら、身も心も綺麗になった気がするやろ」と答えた。

すると、岡田みつえ(東野絢香)は「もう1度だけ、話しがしたいって。明日、朝10時に待ってるって」と、天海一平の伝言を伝えたのだった。

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■第98話の感想

第98話は天海一平(成田凌)の不倫騒動の続きが描かれたが、不倫に至る心境は描かれていない。
天海一平(成田凌)は新作が書けなくなったので、酒と女に逃げたというのは、竹井千代(杉咲花)の想像で、天海一平本人からは何も語られていない。

しかし、朝日奈灯子(小西はる)と天海一平(成田凌)の話し合いを観る限りでは、2人は本気で愛し合っていたのだと思った。

朝日奈灯子(小西はる)は天海一平(成田凌)に「この子を産んで、私が働けるようになるまで、生きていけるだけのお金をください。愛情は要りませんから」と言うのだが、それは天海一平にお金で片を付けさせるための方便で、本当にお金が欲しいわけではないだろう。

つまり、朝日奈灯子(小西はる)は天海一平(成田凌)の事を愛しているのだが、竹井千代(杉咲花)から天海一平を奪うことだけはしたくないので、お金でケジメを付けさせようとしたのだと思う。

これに対して、天海一平(成田凌)は朝日奈灯子(小西はる)にできるだけお金を持たせてやりたいと思い、「岡福うどん」に借金を申し込んでいるので、朝日奈灯子の事を愛しているのだと思った。

全体的な印象としては、不倫は描いたが、悪者は描かなかったというような印象がした。

おちょやん-第99話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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