おちょやん-離婚届を握りつぶす天海一平(成田凌)

杉咲花が主演する朝ドラ「おちょやん」の第99話のあらすじとネタバレと感想です。

第98話のあらすじは「おちょやん-第98話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■おちょやん-第99話のあらすじ

天海一平(成田凌)は竹井千代(杉咲花)から受け取った離婚届をクシャクシャにして握りつぶして、明日、竹井千代と話をすることにした。

しかし、翌日、天海一平(成田凌)は、何も言わずに大阪を出て行こうとする朝日奈灯子(小西はる)に会い、「どこにもいかんとしてくれ」と引き留めた。

一方、竹井千代(杉咲花)は化粧をして、待ち合わせの稽古場で天海一平(成田凌)を待っていたが、熊田(西川忠志)が来て「急用が出来たので、家で待っててくれ」と天海一平の伝言を伝えた。

しかし、竹井千代(杉咲花)はそのまま稽古場で、天海一平(成田凌)を待ち続けた。

その日の夕方、天海一平(成田凌)が稽古場を訪れると、竹井千代(杉咲花)が待っていた。

天海一平(成田凌)が「熊田から聞いてないのか」と尋ねると、竹井千代(杉咲花)は「聞いたけど、なんとなく、ここに居たかった」と答えた。

天海一平(成田凌)は土下座をして、「堪忍。俺と離縁してください」と頼むと、竹井千代(杉咲花)は「私の方が先に離婚届を渡してるのだから、離縁してくださいも何もない」と言い、離婚を承諾した。

天海一平「生まれてくる子を守ってやりたい。この気持ちだけは、ごまかせない」
竹井千代「灯子の事もしっかりと守ってあげ。それと、もう1つ。新喜劇は辞めない」
天海一平「もちろんだ」

その後、竹井千代(杉咲花)が帰宅すると、松島寛治(前田旺志郎)が料理を作ってくれていた。

竹井千代(杉咲花)が「30年前と同じ事をしてしまった。前は父親と栗子。今度は一平と灯子。勝手に子供を作って、うちは邪魔者や」と落ち込んだ。

松島寛治(前田旺志郎)が「今は僕がいる」と励ますと、竹井千代(杉咲花)は「子供ができたときから、こうなると分っていた。あんな奴の事なんか、忘れると決めたのに、どこもかしこも染みついてる。なんで私はじゃないの」と言って泣いた。

すると、松島寛治(前田旺志郎)はタンスから天海一平(成田凌)の着物を出して、床にたたきつけ、「一平さんのドアホ」と叫んだ。

竹井千代(杉咲花)も一緒になり、天海一平(成田凌)の着物を床にたたきつけ、天海一平に対する不満をぶつけた。

部屋は天海一平の着物が散乱し、グチャグチャになってしまったが、竹井千代(杉咲花)はしばらく、部屋をそのままにすることにしたのだった。

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■おちょやん-第99話の感想

第20週では天海一平(成田凌)と朝日奈灯子(小西はる)の離婚が描かれており、第99話では天海一平と竹井千代の離婚のいきさつが描かれた。

第99話で面白かったポイントは、竹井千代は今回の離婚を30年前の出来事に重ねていたことだ。

30年前、父・竹井テルヲ(トータス松本)と後妻・竹井栗子(宮澤エマ)の間に子供が出来たので、竹井千代は邪魔者扱いされ、奉公に出た。

そして、今回は天海一平と朝日奈灯子の間に子供が生まれたので、竹井千代は再び邪魔者扱いされ、離婚するという道を選んだ。

まさか、30年前に奉公に出たときのエピソードが、離婚のエピソードの伏線になっているとは思わなかったので、驚いた。

それに、30年間の伏線を回収することにより、竹井栗子(宮澤エマ)という存在を再び思い出させる効果があるので、面白い脚本だと思った。

そういえば、竹井栗子(宮澤エマ)は娘を産んでいるはずなのだが、父・竹井テルヲ(トータス松本)と別れた後、どこに行ったのだろうか。

ところで、竹井千代(杉咲花)は離婚しても鶴亀新喜劇には残ると宣言するのだが、どういう心境なのか理解出来なかった。第100話でこの辺の心理描写も描かれるのだろうか。

おちょやん-第100話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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