桜の塔-水樹爽(広末涼子)が黒幕に気づく

玉木宏が主演するテレビ朝日の刑事ドラマ「桜の塔」の第2話のあらすじとネタバレ後編です。

前編は「桜の塔-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■桜の塔-第2話のあらすじとネタバレ後編

ある日、YouTuberのミスター予言者が、7度目の通り魔事件を予言して、現地で実況を開始すると、マスコミも駆けつけてきた。

ミスター予言者は、犯行現場を繋いでいくと北斗七星になることを明かし、テレビを通じで犯人を挑発したが、時間になっても通り魔事件は起きなかった。

すると、ミスター予言者は「犯人は恐れをなして現われなかった。僕が通り魔事件を食い止めたんです」とアピールを始めた。

しかし、そのころ、水樹爽(広末涼子)が別の場所で犯人を逮捕していた。

実は、上條漣(玉木宏)が、今回の犯行は「おおくま座」の北斗七星ではなく、北斗七星に似た「こぐま座」にちなんだ犯行だと気づき、「こぐま座」から本当の犯行現場を特定し、水樹爽(広末涼子)を現場に派遣していたのだ。

すると、予言の外れたミスター予言者は、ネットの評価が地に落ちてしまうのだった。

水樹爽(広末涼子)が「どうして犯行現場が分ったの?」と尋ねると、ミスター予言者は「アイツが全部悪いんだ」と答えた。

さて、世間から注目される連続通り魔事件を解決した上條漣(玉木宏)は、決選投票を勝ち抜き、警視正への推薦を得た。

もう1人、推薦を得たのは薩摩派の新垣広海(馬場徹)で、東大派の馳道忠(渡辺大知)は落選してしまった。

今回の一件で、千堂大善(椎名桔平)も上機嫌になっていたので、出世を手にした上條漣(玉木宏)は千堂優愛(仲里依紗)と結婚を前提とした付き合いがしたいと言い、交際の許可を求めると、千堂大善は交際を許可したのだった。

その日の夜、上條漣(玉木宏)は水樹爽(広末涼子)に呼び出されて、会いに行くと、水樹爽は「初めから知ってたんでしょ。通り魔事件の全貌を。私が貴方を投げたとき、事件の資料が落ちたよね。地図には既に『こぐま座』が書き込まれていた。貴方は通り魔事件の次の犯行を予見していたにもかかわらず、わざと見逃した。ミスター予言者は犯行現場を事前にある人物から教えて貰っていたと供述した。アンタなんでしょ」と尋ねた。

上條漣(玉木宏)が「その根拠は?」と尋ねると、水樹爽(広末涼子)はその理由を明かし、初めから犯人を知っていたのに、出世するために、芸人を使って事件を大きくしたと指摘した。

上條漣(玉木宏)は「そんな証言ひとつで」と呆れると、水樹爽(広末涼子)は「一つじゃない。銀行強盗で捕まった蒲生兼人(森崎ウィン)からも話を聞いた。蒲生は銀行強盗の計画を持ちかけてきた電話の相手と同じ声の相手と会ったと」と話した。

上條漣(玉木宏)が「証拠もない。憶測に過ぎない」と言い、立ち去ろうとすると、水樹爽(広末涼子)は「だったら、真実を打ち明けて」と言い、拳銃を向けた。

上條漣(玉木宏)が「俺に自白させて、レコーダーを上司に提出するつもりか」と呆れると、水樹爽(広末涼子)は「私の憶測が正しければ、アンタは警察に居るべき人間じゃない。今すぐバッチを外して」と告げた。

水樹爽(広末涼子)は「今なら引き返せる。昔の漣に戻って」と頼むが、上條漣(玉木宏)は「もう戻れない」と答えた。

水樹爽(広末涼子)は「なんで、そんなに警察のトップに立ちたいの」と尋ねると、上條漣(玉木宏)は「オヤジが自殺する前に言ったんだ。警察に殺されるって。オヤジが何に巻き込まれて命を絶ったのかは知らない。だが、俺は許せなかった。親父を追い詰めた警察が。だから警察のトップに立って、組織の膿を浄化しようと決めた。そのためなら、喜んで悪に染まる」と答えた。

そして、上條漣(玉木宏)は「こんなやり方は間違っている。オヤジも喜んでは居ないだろう。それでも、俺は立ち止まるわけには行かない。それでも俺を止めたければ、俺を撃て。撃って俺を楽にしてくれ。撃て!」と叫ぶと、水樹爽(広末涼子)はトリガーを引いたが、弾は入っていなかった。

すると、上條漣(玉木宏)は「始末書を書いておけ」と言い、レコーダーを壊して立ち去った。

水樹爽(広末涼子)は、初めから拳銃に弾を入れておらず、「私にはアイツを助けることが出来なかった」と言って崩れ落ちた。

その後、ミスター予言者は刺激的な動画を撮影するために、通り魔事件を起こし、警察に逮捕された。

桜の塔-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。