桜の塔-第2話の感想-小宮志歩(高岡早紀)の忠告

玉木宏が主演するテレビ朝日の刑事ドラマ「桜の塔」の第2話の感想です。

第2話のネタバレは「桜の塔-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■桜の塔-第2話の感想

桜の塔の第2話を見た。第2話は、上條漣(玉木宏)は既に犯人を特定している事件を出世に利用するため、YouTuberのミスター予言者に情報をリークして、事件の予言を的中させ、世間に注目さて大事件にするというストリーだった。

上條漣(玉木宏)は、プロファイリングの名人で、犯人が威嚇射撃を楽しんで憂さ晴らしをしているだけだと見抜いていたので、出世に利用しようする事にしたようだ。

小宮志歩(高岡早紀)が、そんな上條漣(玉木宏)に忠告する。

「プロファイリングはそうでも、万が一・・・。突っ走るのは良いけど、パンクしたら元も子もないわよ」

私はこの台詞が非常に良かったと思う。

実際、上條漣(玉木宏)のプリファイリング通り、犯人には殺意がなかったのだが、犯人が放ったホーガンの矢が飛び出してきた子供に当たってしまった。

台詞が刺さるだけではなく、本当に矢まで刺さって負傷者が出てしまったのである。

もちろん、被害者が出た事は、上條漣(玉木宏)にとっても不本意な結果だが、それでも、上條漣は警察の頂点に立つことを諦めず、修羅の道を歩むのである。

では、上條漣(玉木宏)が修羅の道を歩むのかというと、父親の自殺に原因がある。

実は、上條漣(玉木宏)の父親、自殺する前に、「警察に殺される」と言っていた。

上條漣(玉木宏)は、父親がどのような事件に巻き込まれたのかは知らないが、警察のことを怨んでおり、警察の膿を浄化するために、警察のトップを目指しているのである。

さて、先に紹介した「プロファイリングはそうでも、万が一・・・。突っ走るのは良いけど、パンクしたら元も子もないわよ」という台詞は、第2話に登場したYouTuberミスター予言者への伏線になっていた。

ミスター予言者は、「サタンのお告げ」というネタで一世を風靡した一発屋の芸人で、今はYouTuberとして活動していた。

このミスター予言者は、上條漣(玉木宏)からの情報で、連続通り魔事件の犯行の予言を的中させ、一気に話題の人となる。

しかし、ミスター予言者は上條漣(玉木宏)に利用されていただけなので、最後には予言を外してしまい、評判は地に落ちてしまう。

すると、ミスター予言者は、再び動画をバズらせようとして、過激な動画を求め、最終的には通り魔事件を起こして逮捕されてしまった。

まさに、小宮志歩(高岡早紀)が「突っ走るのは良いけど、パンクしたら元も子もないわよ」と言ったとおり、パンクして元も子もなくなってしまったのである。

こういうちょっとした台詞も伏線になっていて、最後に伏線を回収されので、第2話も最後まで楽しめた。

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