おちょやん-第104話のネタバレ-長澤誠がラジオに掛ける思いの感想

杉咲花が主演するNHKの朝ドラ「おちょやん」の第104話の感想とネタバレです。

第103話のあらすじは「おちょやん-第103話-上田栗子(宮澤エマ)の過去のネタバレと感想」をご覧ください。

■おちょやん-第104話のあらすじ

竹井千代(杉咲花)にラジオ出演を断られたが、花車当郎(塚地武雅)はどうしても諦める事ができない。

その日の夜、竹井千代は、ラジオから流れてくるショパンの曲を聴きながら、女優として歩んできた人生を振り返る。

水田春子(毎田暖乃)は、そんな竹井千代に「もうお芝居はしないの?観たかった」と残念がる。

その日の夜、上田栗子(宮澤エマ)は、竹井千代に、自分を怨んでいるはずなのに、ここに残ってくれた礼を言い、「芝居をしてなくても、アンタはアンタや」と言った。

翌日、竹井千代が帰宅すると、家の前で長澤誠(生瀬勝久)が待っていた。

長澤誠は「戦争で失われてしまった家族団らんをこの国に取り戻したい。家族を亡くしてしまった子供達に、生きてさえいれば、面白いことが起きるんだと、諦めたらダメなんだと教えてやりたい。力を貸してください」と言って頭を下げた。

しかし、竹井千代は「私には無理です。怖いんです。辛いことを思いだしてしまいそうで」と断った。

そして、諦めて帰ることにした長澤誠(生瀬勝久)は、竹井千代に「お芝居は辛い思い出しか無いのですか?だとしたら残念です」と問うのだった。

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■第104話の感想

上田栗子が苦悩している竹井千代に、「ただ、居ってくれるだけでええ。それで十分や。芝居してへんかっても、アンタはアンタや」というシーンあった。

このシーンが非常に感動した。演じて居る宮澤エマの声のトーンなのだろうか、非常に安心感があるというか、包容力があるように感じた。

上田栗子につては、私の中でグングンを評価が上がっている。

宮澤エマは、他にもドラマに出てるのだろうかと思って調べてみたら、ほとんどドラマ出演歴は無かったが、2022年放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に阿波局という役で出演する事が決まっていたので、「鎌倉殿の13人」は観ることに決定した。

さて、長澤誠(生瀬勝久)と花車当郎(塚地武雅)は竹井千代(杉咲花)の事を諦められなかったが、それでも竹井千代はラジオ出演を断った。

竹井千代は「ウチには無理だす。怖いんだす。辛いことを思いだしてしまいそうで」と言っていたが、「辛いこと」とは何だろうか。天海一平(成田凌)の浮気のことだろうか。

第21週のあらすじによると、千秋楽で演じた「お家はんと直どん」の失敗を引きずっているような印象を受けた。

いずれにしても、過去を引きずる竹井千代が、ラジオドラマに出演を決める切っ掛けが気になる。

花かごの送り主は、上田栗子では無さそうだし、花かごの送り主が現われて、竹井千代を過去から解放するという展開になりそうな気がする。

おちょやん-第105話「花籠の贈り主」のネタバレ」へ続く。

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