おちょやん-藤森アタ五郎とチヨ子の物語
NHKの朝ドラ「おちょやん」の第106話「藤森アタ五郎とチヨ子の物語」のあらすじとネタバレと感想です。
第105話のネタバレは「おちょやん-第105話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■第106話のあらすじ
ラジオドラマ「お父さんはお人好し」の本読みが始まった。
「お父さんはお人好し」は、果物屋「藤森商店」を経営する藤森家のホームドラマで、お母さん役の竹井千代(杉咲花)は、母・チヨ子役を演じることとなり、いきなり12人の子供が出来てしまった。
しかし、みんな、子供の人数が多すぎて、名前が覚えられずに混乱したので、竹井千代(杉咲花)は「役名で呼び合う方が覚えやすいし、本当の家族みたいだ」と提案すると、みんな賛同し、和やかな雰囲気となった。
ただ、京子はラジオドラマが上手くいかないと、所属する映画会社をクビになってしまうので、必死に台本を覚えておりた。
一方、「お父さんはお人好し」の放送開始の知らせが新聞に載り、新聞を見た鶴亀新喜劇のメンバーや道頓堀の人々は竹井千代の無事を知って喜んだ。
さて、天海一平(成田凌)は本番が迫っていたが、「本物の喜劇が観てもらいたい」と言い、台本を書き直すのだった。
「お父さんはお人好し」の収録日、竹井千代(杉咲花)は控え室で起きたアクシデントをアドリブで切り抜け、みんなの緊張を解きほぐした。
さらに、竹井千代(杉咲花)は、背水の陣で臨む京子に「女優なんやからちょっとでも綺麗に笑ってなくては」と言って気分をほぐすと、京子はようやくリラックスして、「ありがとうお母ちゃん」と笑顔で礼を言ったのだった。
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■第106話の感想
ラジオドラマ「お父さんはお人好し」が始まり、花車当郎(塚地武雅)が父・藤森アタ五郎、竹井千代(杉咲花)が母・藤森チヨ子を演じる。
子供の名前は東海道線の駅の名前から取られたという説明があった。
それは実話で、史実の「お父さんはお人好し」の子供は、聴視者にも分りやすいようにという配慮から、東海道線の駅の名前から名付けられている。
さて、花車当郎と竹井千代の掛け合いがあったのだが、こういう掛け合いを本物の芸人がやると、面白い。あれは「間」というものだろうか。
第22週は、漫才のような掛け合いが中心になると思うので非常に楽しみだ。
ところで、花車当郎のモデルは、漫才師の花菱アチャコなのだが、花菱アチャコと、花車当郎を演じる塚地武雅は奇妙な共通点がある。
花菱アチャコの母方は仏壇屋で、塚地武雅も前の職業が仏壇屋だったのだ。
これは偶然の一致なのか、そこまで計算してのキャスティングなのかは不明だが、塚地武雅は花車当郎のイメージにピッタリのキャスティングだと思った。
「おちょやん-第107話のネタバレと感想」へ続く。
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